この治験は、KMT2A遺伝子再構成陽性乳児急性リンパ性白血病または乳児混合表現型急性白血病に対する国際的な臨床試験です。
男性・女性
下限なし
1歳以下
この治験は、新しい治療法を試すための研究です。対象疾患は、急性リンパ性白血病で、乳児の場合に特に効果があるかどうかを調べます。治験のフェーズは3で、治験の主要な目的は、KMT2A遺伝子再構成陽性の乳児急性リンパ性白血病の治療成績を改善することです。治験の副次的な目的には、全生存期間、リスクグループ別の転帰、微小残存病変の反応性、再発後の生存率などが含まれます。また、予後因子や初回再発後のイベントなども評価します。付随研究の目的は、付随研究プロトコルに詳述されています。
介入研究
新規に診断された KMT2A 遺伝子再構成陽性(KMT2A-r)の乳児急性リンパ性白血病(ALL)の転帰(主要評価項目である無イベント生存率[EFS])を、過去の成績である Interfant-06 プロトコルと比較して改善すること。
【副次的目的 】
1. 全生存期間(OS)を評価し、試験全体およびリスクグループ別に、過去の Interfant-06 プロトコルの結果と比較する。
2. リスクグループ別の転帰(セクション 14.3.2 副次的評価項目 2)を過去の Interfant-06 プロトコルの結果と比較する。
3. プロトコル固有の抵抗性の定義を考慮に入れた上で、転帰(セクション 14.3.2 副次的評価項目 3)を決定する。
4. 異なる治療段階における微小残存病変(MRD)の反応性を評価する。
5. CD19 陰性再発の発生率を評価する。
6. 骨髄系への lineage switch の発生率を評価する。
7. 各治療フェーズに関連する毒性を検証する。
8. 長期的な心毒性を検証する。
9. 再発後の生存率を、全体およびリスクグループ別に評価する。
【探索的目的】
1. 予後因子(診断時月齢、診断時白血球数(WBC)、免疫表現型、KMT2A 遺伝子再構成の種類、MRD など)を検討する。
2. 初回再発後のイベントを評価する。
3. Ig-TCR PCR、KMT2A PCR、フローサイトメトリー、次世代シーケンサー(NGS)(一部施設で実施)による MRD 評価の一致率を評価する。
付随研究の目的は、付随研究プロトコルに詳述されている。
フェーズ3: 多くの実際の患者さんが対象
ブリナツモマブ、クリサンタスパーゼ等他別紙参照
ビーリンサイト、アーウィナーゼ筋注用等他別紙参照
大阪大学医学部附属病院
大阪府吹田市山田丘2-15
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