成人急性リンパ性白血病に対する治療プロトコール - ALL/MRD2023 -
目的
お問い合わせ情報
九州大学病院
okamotoi@kokyu.med.kyushu-u.ac.jp
092-642-5378
治験内容の理解には医学的な知識が必要です。
治験実施組織に直接お問い合わせになる前に、受信中のお医者さまとご相談してください。
参加条件
男性・女性
選択基準
1. WHO分類(2017)で急性リンパ性白血病と診断され骨髄中に芽球を26%以上認める症例、もしくは、WHO分類(2017)で混合表現型急性白血病(mixed phenotype acute leukemia: MPAL)と診断され骨髄中に芽球を26%以上認め、ALL指向性のを行う症例。本研究におけるMPALの診断基準はWHO分類(2017年版)を用いる(13頁 “3.2. MPALの定義” の項を参照)。2. およびを受けていない初回治療例。3. 年齢16歳以上65歳以下の症例。4. Performance status(ECOG):0~2の症例。5. 重篤な臓器障害のない症例。T. Bil≦2.0mg/dL、Cr≦2.0mg/dL6. 本研究内容につき説明の上で患者本人から文書による同意が得られている症例。ただし、未成年の場合には代諾者および本人から文書による同意が得られている症例。
除外基準
治験内容
介入研究
3年無病生存割合
3年・5年全生存割合、5年無病生存割合、3年・5年完全寛解割合、寛解割合(CR、MRDneg)、プロトコール完遂割合、治療関連死亡(TRM)割合、有害事象発生割合
利用する医薬品等
シクロホスファミド水和物、注射用ダウノルビシン塩酸塩、ビンクリスチン硫酸塩、注射用アスパラギナーゼ、注射用プレドニゾロンコハク酸エステルナトリウム、フィルグラスチム(遺伝子組換え)注射液、レノグラスチム(遺伝子組換え)、メトトレキサート注射剤、メソトレキセート錠、メトトレキサートカプセル、デキサメタゾンリン酸エステルナトリウム注射液、ミトキサントロン塩酸塩注射液、シタラビン注射液、ホリナートカルシウム注射剤、メルカプトプリン水和物散、ブリナツモマブ(遺伝子組換え)凍結乾燥注射剤、ダサチニブ錠、ポナチニブ塩酸塩
販売名
注射用エンドキサン100mg/注射用エンドキサン500mg、ダウノマイシン静注用20mg、オンコビン注射用1mg、ロイナーゼ注用5000/ロイナーゼ注用10000、水溶性プレドニン10mg/水溶性プレドニン20mg/水溶性プレドニン50mg、グランシリンジ75/グランシリンジ150/グランシリンジM300、ノイトロジン注50μg/ノイトロジン注100μg/ノイトロジン注250μg、注射用メソトレキセート50mg/注射用メソトレキセート5mg、メソトレキセート錠2.5mg、リウマトレックスカプセル2mg、デカドロン注射液1.65mg/ デカドロン注射液3.3mg/ デカドロン注射液6.6mg、ノバントロン注10mg/ ノバントロン注20mg、キロサイドN注400mg/キロサイドN注1g、ロイコボリン注3mg、ロイケリン散10%、ビーリンサイト点滴静注用35μg、スプリセル錠20mg/スプリセル錠50mg、アイクルシグ錠15mg
組織情報
九州大学病院
福岡県福岡市東区馬出 3-1-1
LOADING ..
同じ対象疾患の治験
(13件)- ・再発難治CD19陽性B細胞性急性リンパ性白血病に対する同種造血細胞移植後のブリナツモマブによる維持療法の安全性および有効性に関する多施設共同非盲検無対照試験:第I-II相試験
- ・Mixed Lineage Leukemia(MLL)再構成又はNucleophosmin 1(NPM1)変異が陽性又は陰性の成人急性白血病患者を対象としたDSP-5336 の非盲検、用量漸増、用量拡大第1/2 相臨床試験
- ・小児の複数回再発・難治ALLに対する少量シタラビンとブリナツモマブによる寛解導入療法の第II相試験
- ・小児、AYA世代および成人T細胞性急性リンパ性白血病に対する多施設共同後期第II相臨床試験
- ・フィラデルフィア染色体陽性急性リンパ性白血病(Ph+ ALL)と新たに診断された患者を対象に強度減弱化学療法併用下でポナチニブをイマチニブと比較検討する無作為化非盲検多施設共同第3相試験