治験の目的は、軽症COVID-19患者にエンシトレルビル フマル酸を5日間投与し、その効果や安全性を調査することです。エンシトレルビルがプラセボよりも罹患後の症状を改善するかどうかを検証し、安全性を評価します。
男性・女性
18歳以上
上限なし
この治験は、新型コロナウイルス感染症にかかった人を対象として行われています。治療を始めてから1か月と3か月の2つの時点で、疲れや息切れ、嗅覚や味覚の異常などの症状があるかどうかを調べます。また、集中力や思考力の低下、物忘れなどの症状も調査します。さらに、6か月後まで症状が続いているかどうかも調べます。治療を受けても、元の健康状態に戻らずに症状が続いている人たちに焦点を当てています。治験の結果は、新型コロナウイルス感染症の影響を受けた人たちの状態を理解するために役立ちます。
介入研究
「治療開始から1ヵ月及び3ヵ月の2時点両方で、けん怠感(疲労感)、息切れ又は呼吸困難感、嗅覚の異常、味覚の異常のいずれかの症状がある」又は「3ヵ月時点で集中力・思考力の低下、課題解決力の低下、物忘れ(短期又は長期)のいずれかの症状がある」研究対象者の割合
(1) 「治療開始から1ヵ月及び3ヵ月及び6ヵ月の3時点全てで、けん怠感(疲労感)、息切れ又は呼吸困難感、嗅覚の異常、味覚の異常のいずれかの症状がある」又は「6ヵ月時点で集中力・思考力の低下、課題解決力の低下、物忘れ(短期又は長期)のいずれかの症状がある」研究対象者の割合
(2) 治療開始から1ヵ月及び3ヵ月の2時点両方で、けん怠感(疲労感)、息切れ又は呼吸困難感、嗅覚の異常、味覚の異常のいずれかの症状がある研究対象者の割合
(3) 治療開始から1ヵ月及び3ヵ月の2時点両方で、けん怠感(疲労感)、息切れ又は呼吸困難感、嗅覚の異常、味覚の異常の各症状がある研究対象者の割合
(4) 治療開始から3ヵ月時点で集中力・思考力の低下、課題解決力の低下、物忘れ(短期又は長期)のいずれかの症状がある研究対象者の割合
(5) 治療開始から3ヵ月時点で集中力・思考力の低下、課題解決力の低下、物忘れ(短期又は長期)の各症状がある研究対象者の割合
(6) 治療開始から3ヵ月時点でCOVID-19 罹患前同様の通常の健康状態に戻っておらず、COVID-19の14症状(けん怠感(疲労感)、体の痛み又は筋肉痛、頭痛、悪寒、熱っぽさ、鼻水もしくは鼻づまり、喉の痛み、咳、息切れ又は呼吸困難、吐き気、嘔吐、下痢、嗅覚の異常、味覚の異常)のいずれかの症状がある研究対象者の割合
(7) 治療開始から3ヵ月時点でCOVID-19 罹患前同様の通常の健康状態に戻っておらず、神経学的4症状(集中力・思考力の低下、課題解決力の低下、物忘れ(短期又は長期)、不眠)のいずれかの症状がある研究対象者の割合
(8) 治療開始から3ヵ月時点でCOVID-19 罹患前同様の通常の健康状態に戻っておらず、けん怠感(疲労感)、体の痛み又は筋肉痛、頭痛、悪寒、熱っぽさ、鼻水もしくは鼻づまり、喉の痛み、咳、息切れ又は呼吸困難、吐き気、嘔吐、下痢、嗅覚の異常、味覚の異常、筋力低下、集中力・思考力の低下、課題解決力の低下、物忘れ(短期又は長期)、不眠、脱毛、動悸又は心拍数の増加、関節痛、食欲不振、めまい又は平衡感覚の異常、胸痛、皮膚の発疹のいずれかの症状がある研究対象者の割合
情報なし:
エンシトレルビル フマル酸、プラセボ
ゾコーバ錠 125mg、なし
大阪大学医学部付属病院
大阪府吹田市山田丘2-15
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