この研究では、潰瘍性大腸炎患者と健康な人の消化管のpHと運動性を比較し、潰瘍性大腸炎の範囲や活動度、便回数による消化管のpHと運動性の違いを調べます。この研究の結果は、5-ASA製剤による治療だけでなく、新しい治療薬にも応用できる可能性があります。
この治験に参加するための条件は、20歳以上79歳以下で、男性でも女性でも参加できます。UC(潰瘍性大腸炎)の患者さんと健康な人の両方が参加できますが、参加する前に同意書にサインすることが必要です。UCの患者さんは、左側大腸炎型または全大腸炎型で、活動期の場合はSCCAIスコアが3以上、寛解期の場合はSCCAIスコアが2以下である必要があります。ただし、腸管手術歴がある人、腸閉塞の既往がある人、腸管狭窄を有する人、排便間隔が平均48時間を超える人、嚥下が困難な人、検査開始7日以内に腸管運動に影響を与える薬剤を服用した人、検査開始7日以内に胃酸分泌に影響を与える薬剤を服用した人、妊娠している、妊娠の可能性がある人、研究責任医師もしくは研究分担医師が本研究に参加することが不適切と判断した人、ペースメーカーを装着している人は参加できません。
この治験は、潰瘍性大腸炎という病気について研究するものです。研究のタイプは介入研究で、UC患者と健常者を比較して、胃や小腸、大腸のpHや通過時間を調べます。また、UC患者の活動期と寛解期の群間を比較し、SCCAIとの相関も調べます。最終的には、pH7を初めて上回る部位(胃、小腸の3つの部位、大腸)についても調べます。
介入研究
以下の項目におけるUC患者と健常者間の比較
① 胃pH
② 小腸pH
③ 大腸pH
④ 胃通過時間
⑤ 小腸通過時間
⑥ 大腸通過時間
以下の項目におけるUC患者の活動期と寛解期群間の比較,SCCAIとの相関
① 胃pH
② 小腸pH
③ 大腸pH
④ 胃通過時間
⑤ 小腸通過時間
⑥ 大腸通過時間
⑦ pH7を初めて上回る部位 [胃,小腸 (proximal part),小腸 (middle part),小腸 (distal part),大腸]
情報なし:
利用する薬品情報はありません
大阪医科薬科大学病院
大阪府高槻市大学町2番7号
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