
治験の目的は、痛みの管理に関する新しい方法を探ることです。以前の研究では、特定のモニターを使って麻酔薬の使用を減らし、術後の痛みを軽減できることが示されました。今回の研究では、さらに効果を高めるために、非オピオイドの鎮痛薬である静脈内リドカインを使うことを検討しています。この研究は、参加者がどの治療を受けているか分からないようにして行われます。
男性
20歳以上
85歳以下
治験についての説明をわかりやすくお伝えしますね。 この治験は、前立腺がんの患者さんを対象にした研究です。具体的には、手術を受けた後の痛みや体の状態を調べるためのものです。研究の段階は「フェーズ2」と呼ばれ、これは新しい治療法の効果や安全性をさらに詳しく調べる段階です。 ### 研究の目的 この治験では、手術後の痛みの感じ方や体の反応を評価します。具体的には、手術が終わってから2時間後に、どれくらい痛みを感じているかを数値で示します(NRSという方法を使います)。 ### どのようなことを調べるのか 1. **痛みの評価**: 手術後の痛みの感じ方を、術前や術後のいくつかのタイミングで調べます。 2. **体の反応**: 血液中の特定の物質(バイオマーカー)の変化を見ます。これには、炎症の指標であるIL-6やCRP、ストレスホルモンのコルチゾールが含まれます。 3. **麻酔薬の使用量**: 手術中に使った麻酔薬の量を記録します。 4. **回復の質**: 手術前日や手術後の回復状態を評価するための質問票(QoR-15)を使います。 5. **痛み止めの使用量**: 手術前後にどれくらいの痛み止めを使ったかを調べます。 6. **術後の痛みの有無**: 手術から3か月後に、長引く痛みがあるかどうかを確認します。 この治験の結果は、今後の前立腺がんの治療に役立つ情報を提供することが期待されています。患者さんの痛みを軽減し、より良い治療法を見つけるための大切な研究です。
介入研究
術後2時間での体動時NRS(Numerical Rating Scale) 値
1) 各バイオマーカー値の変化量
・IL-6(麻酔導入後、手術終了後、術後1日目)
・CRP(麻酔科外来受診時、術後1日目、術後3日目)
・コルチゾール (麻酔導入後、手術終了後)
2) 手術中に使用したレミフェンタニルの総使用量
3) 術前日、手術1・2日後のQoR-15値の変化量
4) 術前、手術2時間後の安静時、および手術1・2・3・7日後、3カ月後の時点での痛み(NRS値)
5) 周術期の麻薬 (オピオイド) および鎮痛薬の消費量
6) 3カ月後の遷延性術後痛の有無
フェーズ2: 少数の軽度な患者さんが対象
リドカイン
静注用キシロカイン2%
奈良県立医科大学附属病院
奈良県橿原市四条町840
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