この治験は、大動脈弁石灰化と冠動脈プラークについて、18F-NaF集積と他の心臓検査モダリティの関係を調べることを目的としています。
この治験に参加するための条件は、30歳以上で男性でも女性でもOKです。ただし、以下の条件をすべて満たす必要があります。1) 広島大学病院で特定の検査を受けて、特定の病気があることが確認された患者、2) 30歳以上であること、3) 一定期間以内に特定の病気にかかったことがあるが、現在は安定している患者、4) 治験に参加することに同意できる患者です。ただし、以下の条件に該当する患者は参加できません。1) 一般状態が極度に悪い患者、2) 妊娠中または授乳中の女性、3) 極度の閉所恐怖症の患者、4) その他、研究担当者が不適当と判断した患者です。
この治験は、大動脈弁狭窄症という病気について研究するものです。治験のタイプは介入研究で、患者さんに新しい治療法を試してもらいます。主要な評価方法は、冠動脈CTとPET画像を使って、大動脈弁や冠動脈の石灰化の検出や評価を行います。また、2年後にもう一度検査を行い、石灰化の進行具合を比較します。これらの検査結果をもとに、新しい治療法の効果を調べます。
介入研究
冠動脈CTによる大動脈弁や冠動脈の石灰化検出および評価(容量、CT値、スコア)、非石灰化・混合プラーク検出および性状評価(血管リモデリング、CT値、点状石灰化の有無、プラーク輪状造影の有無)と、PET画像上の大動脈弁、冠動脈、頸動脈、大動脈における18F-NaF集積(有無と信号強度)の比較検討を行う。
ベースラインの冠動脈CT撮影から原則2年後に心電図同期非造影冠動脈CT検査を行い、大動脈弁石灰化の評価(容量、CT値、スコア)とベースラインとの比較検討を行う。
大動脈弁の18F-NaF集積パターンを、石灰化と重なるoverlap、隣接するadjacent、離れているremoteの3つに分類、もしくは弁尖部と弁輪部の集積に分けて分類する。信号強度や集積パターンで遠隔期におけるCTや経胸壁心臓超音波検査にて、AVCスコアや大動脈弁狭窄症の重症度(大動脈弁通過血流速度)の進展に違いがみられるかを評価する。
情報なし:
NaF
なし
広島大学病院
広島県広島市南区霞1-2-3
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