
この治験の目的は、特定の種類の膵臓がん(解剖学的に手術可能だが、ある指標が高いもの)に対して、新しい治療法の効果を調べることです。具体的には、Gemcitabine、nab-paclitaxel、S-1という3つの薬を組み合わせた治療法が、手術前にどれだけ効果があるかを確認します。このがんは通常、予後が悪いとされているため、効果的な治療法を見つけることが重要です。
男性・女性
18歳以上
上限なし
治験の内容をわかりやすく説明しますね。 ### 研究のタイプ この治験は「介入研究」と呼ばれるもので、特定の治療法を試して、その効果を調べるものです。 ### 治験フェーズ 現在は「フェーズ2」という段階です。これは、治療法の効果や安全性をさらに詳しく調べる段階です。 ### 対象疾患 この治験は「膵癌」という病気を対象にしています。膵癌は膵臓にできる癌で、治療が難しいことが多いです。 ### 結果の評価方法 治験の結果を評価する方法は以下のようになります: 1. **主要な評価方法**: - 治療を始めてから2年間、病気が進行しない患者の割合を調べます。これを「無増悪生存率」といいます。 2. **第二の評価方法**: - 治療を始めてから2年間の間に、患者が生きている割合や、平均的な生存期間を調べます。 - 手術前に行う化学療法がどれだけ効果があったかを調べます。また、手術前と手術後に特定の腫瘍マーカー(CA19-9、CEA、DUPAN-2)が陰性になる割合も見ます。 - 組織学的に治療の効果を評価し、腫瘍細胞がどれだけ消失したかを調べます。 - 手術で腫瘍を取り除けた割合や、完全に取り除けたかどうか(R1またはR0という基準で評価)を調べます。 - 手術後に行う補助的な化学療法がどれだけ導入され、完了したかを調べます。 - 最後に、治療の強さ(Dose intensity)についても評価します。 この治験は、膵癌の治療法を改善するために重要な情報を提供することを目指しています。患者さんにとっては、より良い治療法が見つかる可能性があるということです。
介入研究
プロトコール治療開始後2年無増悪生存率
1) プロトコール治療開始後2年全生存率、生存期間中央値
2) 術前化学療法の奏効率、術前・術後の腫瘍マーカー(CA19-9, CEA, DUPAN-2)陰性化率
3) 組織学的治療効果(Evans基準17による腫瘍細胞消失率に基づくGrade)
4) 切除率
5) 根治切除率(R1or R0;R1:肉眼的癌遺残の無い状態、R0:組織学的癌遺残の無い状態
6) 術後補助化学療法導入・完遂割合
7) Dose intensity
フェーズ2: 少数の軽度な患者さんが対象
ゲムシタビン塩酸塩、パクリタキセル(アルブミン懸濁型)、テガフール・ギメラシル・オテラシルカリウム配合剤
ゲムシタビン点滴静注用「ヤクルト」、アブラキサン点滴静注用100mg(日本)、エスワンタイホウ配合OD錠
広島大学病院
広島県広島市南区霞1丁目2番3号
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