
この治験の目的は、肝癌の手術を待っている患者が自宅で水素ガスを吸入する治療法が安全に行えるか、またその効果を調べることです。もしこの治療法が安全であることが確認できれば、肝癌の手術前に水素ガスを吸入することが身体や心にどんな良い影響を与えるかを評価できるようになります。さらに、水素ガスが持つ抗酸化作用や抗炎症作用が実際に役立つかどうかを具体的な数値で調べることも目的としています。
男性・女性
18歳以上
80歳以下
治験についての説明をわかりやすくお伝えしますね。 この治験は「介入研究」と呼ばれるもので、特定の治療法がどのように効果を持つかを調べるためのものです。具体的には、肝臓にがんがある方(原発性または転移性肝癌)のための研究です。 この治験は「フェーズ1」と呼ばれる段階にあり、これは新しい治療法の安全性や効果を初めて調べる段階です。 ### 研究の目的 この治験では、在宅で水素ガスを吸入する治療法がどれだけうまく行われるかを評価します。つまり、患者さんが自宅でこの治療をどれだけ続けられるかを見ています。 ### 結果の評価方法 治験の結果を評価するために、いくつかのポイントを見ます: 1. **水素ガスの生成時間**:水素ガスがどれくらいの時間で作られるか。 2. **炎症や免疫の指標**:体の中で炎症がどれくらい起きているかを示す数値の変化。 3. **栄養と炎症の指標**:栄養状態や炎症の状態を示す数値の変化。 4. **体の組成の変化**:体の水分量や筋肉量、体脂肪量がどう変わるか。 5. **身体的・心理的な症状への影響**:患者さんが感じる体調や気分の変化。 6. **酸化ストレスのマーカー**:体の中の酸化ストレスの状態を示す数値の変化。 7. **腫瘍マーカーの変化**:がんの進行を示す特定の数値の変化。 8. **有害事象**:治療によって起こる可能性のある副作用や問題。 この治験は、肝臓がんの患者さんにとって新しい治療法の可能性を探る重要な研究です。治療がどのように効果を持つか、または副作用があるかをしっかりと調べることで、将来的により良い治療法を提供できるようにすることが目的です。
介入研究
在宅水素ガス吸入療法の実施達成率
1. 水素ガス生成時間
2. 炎症免疫関連指数の変化(CRP、LMR、NLR、PI、PLR、SIII、SIRI)
3. 栄養炎症指数の変化(GPS、CAR、PNI、CONUT)
4. 体組成の変化(体水分量、筋肉量 [体幹および四肢]、体脂肪量)
5. 身体的・心理的自覚症状への影響(EORTC-QLQ-C30)
6. 酸化ストレスマーカーの変化(尿中8-OHdG)
7. 腫瘍マーカーの変化(AFP、AFP-L3、PIVKA-2、CEA、CA19-9)
8. 有害事象
フェーズ1: 健康な成人が対象
利用する薬品情報はありません
広島大学病院
広島県広島市南区霞1-2-3
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