装着型サイボーグHAL腰タイプを使って運動機能トレーニングを行い、認知機能を改善する効果を調査する特定臨床研究の目的。
男性・女性
40歳以上
95歳以下
この治験は、認知機能の低下や軽度認知障害、軽度認知症の症状がある人を対象として行われています。治験の目的は、海馬機能や運動機能、認知機能の改善を評価することです。 治験では、被験者にタッチパネルノートパソコンの画面に表示される画像を見てもらい、その画像に関する記憶や認識能力を評価します。また、歩行速度やバランス機能、認知症尺度なども評価されます。 最終的な評価では、HAL腰タイプのトレーニング介入が持続的な効果をもたらすかどうかも確認されます。HAL腰タイプのトレーニングは、体幹機能を改善し、歩行機能や認知機能の向上を目指すものです。
介入研究
海馬機能検査
「似」の正答率ベースラインから評価2回目の変化量を評価する。
(定義)
タッチパネルノートパソコンのディスプレイに提示される画像の記銘、想起、再認を評価する。
画像には日常にありふれた道具、植物、飲食物、乗り物などの写真を用いる。
被験者は初めて提示される画像に対して「新」のボタンをタッチする。一度表示された画像と同じ画像が表示されたら、「同」のボタンをタッチし、一度表示された画像と似ている画像が表示されたら、「似」のボタンをタッチする。
(設定理由)
加齢によって、同じ画像の再認が障害される以前に、似ている画像の識別能力が低下することが知られており、軽度認知障害患者と同年代の健常高齢者との海馬機能検査の正答率との比較では「新」、「同」の正答率で2群間に有意な差はないが、軽度認知障害患者の「似」の正答率は有意に低下する。
1)10m歩行速度
2)バーグマンバランス機能(BBS)
3)5回立ち座り検査
4)Timed Up & Go Test(TUG)
5)臨床的認知症尺度(CDR)
6)ミニメンタルステート検査(MMSE)
10m歩行速度、BBS、下肢筋力検査、TUG、CDR、MMSEついてベースラインから評価2回目の変化量、ベースラインから最終評価時点の変化量、評価2回目から最終評価時点の変化量を評価する。
最終評価は評価2回目から半年後のHAL腰タイプのトレーニング介入による持ち越し効果の確認を行う。
7)海馬機能検査
「新」、「似」、「同」の正答率と「新」、「似」、「同」の反応時間についてベースラインから評価2回目の変化量、ベースラインから最終評価時点の変化量、評価2回目から最終評価時点の変化量を評価する。
最終評価は評価2回目から半年後のHAL腰タイプのトレーニング介入による持ち越し効果の確認を行う。
8)ドレブリン血中濃度の測定
ドレブリン血中濃度のベースラインから評価2回目の変化量、ベースラインから最終評価時点の変化量、評価2回目から最終評価時点の変化量を評価する。
最終評価は評価2回目から半年後のHAL腰タイプのトレーニング介入による持ち越し効果の確認を行う。
(設定理由)
HAL腰タイプによる体幹機能トレーニングによる歩行機能、運動機能と認知機能の改善の有無を評価する。
フェーズ1: 健康な成人が対象
利用する薬品情報はありません
メディカルプラザ大道中央
沖縄県西原町字上原207
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