この治験は、肝細胞癌を含む肝腫瘍の診断や治療において、超音波検査による造影剤の投与方法の有用性を調べるものである。経動脈的に造影超音波検査を行うことで、肝腫瘍や肝実質の血流動態を詳細に観察し、肝細胞癌の診断や治療方法の選択、追加治療の必要性などについて判断することができると期待されている。
この治験に参加するための条件は、20歳以上で男性でも女性でも参加できます。ただし、肝細胞癌という病気で、治療の方法が肝臓の機能がAまたはBで、肝外転移や脈管侵襲がなく、腫瘍が4つ以上ある場合に限ります。また、超音波用の造影剤を使って検査をすることを説明し、同意が得られた人に限ります。ただし、治療の方法が適用されない場合や、未成年者、同意が得られない人は参加できません。
この治験は、肝腫瘍(主に肝細胞癌)や肝硬変に対する治療法を研究するものです。治療法は、肝動脈化学塞栓術という方法を使います。この治療法の効果や副作用について調べます。主な評価方法は、再発率や生存期間です。また、治療法そのものや経過中に起こる有害事象についても調べます。具体的には、発熱や腹痛、嘔吐、出血などが起こる可能性があります。治験に参加する患者さんは、治療法の効果や副作用について詳しく説明を受けた上で、自由に参加することができます。
介入研究
1.肝細胞癌に対する肝動脈化学塞栓術後の再発率や生存期間。
2.有害事象について
肝動脈化学塞栓術そのものよるもの:a.発熱(37.5℃以上)、b.腹痛、c.嘔気、嘔吐、d.穿刺部出血、e.腎障害、f.鼠径部血腫、g.肝機能障害、h.肝膿瘍、i.腫瘍内出血
経動脈的造影超音波によるもの(ソナゾイド臨床試験中の報告を参考に以下とした):a.下痢、b.頭痛、c.蛋白尿、d.好中球減少、e.発疹、f.口渇、g.掻痒感、h.呼吸困難、i.血圧低下
情報なし:
利用する薬品情報はありません
東邦大学医療センター大橋病院
東京都目黒区大橋2-22-36
治験の詳細を確認し、患者の方に合致しているかを診断してください
ご確認後、連絡が適切だと判断された場合は上記のお問い合わせ情報から担当の方にご連絡ください
Kibou は治験の募集・情報提供をすることを目的としたプラットフォームです。 治験情報の提供や、被験者の募集について詳しい資料の請求はお問い合わせフォームからお問い合わせください。