この治験では、パーキンソン病、多発性硬化症、てんかん外来患者と主治医の間での患者状態の理解、満足度、および「共有意思決定(SDM)」に関する3つのギャップの実態を明らかにし、影響因子を調査することが目的です。また、AI技術を応用して医師患者ギャップに関する予測モデルを構築・評価することも探索目的としています。
この治験に参加するための条件は、18歳以上で男性でも女性でもOKです。対象の疾患と診断された患者で、順天堂大学医学部附属順天堂医院脳神経内科に通院していて、過去3ヶ月以内に一回以上来院した再診患者が対象です。また、治験に参加する前に、十分な説明を受けて、理解した上で自分自身の意思で同意書にサインする必要があります。ただし、18歳未満の患者や認知機能障害がある方、研究責任者が不適当と判断した方は参加できません。
この治験は、パーキンソン病、多発性硬化症、てんかんなどの神経疾患患者とその主治医師の間で、患者の状態についての理解度や満足度、医師とのコミュニケーションについて調べる研究です。患者と医師の双方が回答する質問票の回答結果を主要評価項目として、副次的には患者のみが回答する質問票の回答結果、医師の属性情報、カルテ情報を集計・解析します。
観察研究
主目的である神経疾患患者(特にパーキンソン病、多発性硬化症、てんかん外来患者)と主治医師の間での患者状態の理解度、満足度およびSDMに関する3つのギャップの実態を明らかにするために、患者と医師の双方が対で評価する下記質問票の回答結果を主要評価項目とする。
1. PSQ-18(Visit 2)
2. ADL Barthel Index(Visit 2)
3. SF-36サブドメイン(Visit 1)
4. SDM-Q-9(Visit 2)
5. SDM-Q-Doc(Visit 2)
6. 独自アンケート(患者と医師の両方に対で評価する項目)(Visit 2)
副目的として、主要評価項目で明らかになった神経疾患患者(特にパーキンソン病、多発性硬化症、てんかん外来患者)と主治医師の間での患者状態の理解度、満足度およびSDMに関するギャップの影響因子を明らかにするために、下記に示した患者のみが回答する質問票の回答結果、医師の属性情報、及びカルテの必要項目を、副次的評価項目として集計・解析を行う。
1. PDQ-39(Visit 2)
2. MSQOL-54(Visit 2)
3. QOLIE-31P(Visit 1)
4. SF-36(Visit 1)
5. 独自アンケート(Visit 2)
6. 医師属性情報
7. カルテ情報
情報なし:
利用する薬品情報はありません
順天堂大学医学部附属順天堂医院
東京都文京区本郷3-1-3
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