医師患者間ギャップ調査
目的
主目的:パーキンソン病、多発性硬化症、てんかん外来患者と主治医の間での患者状態の理解、満足度、および「共有意思決定(Shared Decision Making (SDM))」に関する3つのギャップの実態を明らかにする副目的:主目的で明らかになった患者状態の理解、満足度、およびSDMに関するギャップの影響因子を明らかにする探索目的:AI技術を応用し、医師患者ギャップに関する予測モデルを構築・評価する
お問い合わせ情報
順天堂大学医学部附属順天堂医院
s-muto@juntendo.ac.jp
03-3813-3111
治験内容の理解には医学的な知識が必要です。
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参加条件
男性・女性
選択基準
1. 対象の疾患と診断された患者:パーキンソン病、多発性硬化症、てんかん(若年性ミオクロニーてんかん、若年性欠伸てんかん、覚醒時大発作てんかん)2. 順天堂大学医学部附属順天堂医院脳神経内科に通院開始後3か月以上経過し、かつ過去3ヶ月以内に一回以上来院した再診患者3. 本研究への参加にあたり十分な説明を受けた後、十分な理解の上、研究対象者本人の自由意思による文書同意が得られた方
除外基準
1. 同意取得時において18歳未満の患者2. 認知機能障害などによりご自身で回答できない方3. その他、研究責任者が研究対象者として不適当と判断した方
治験内容
観察研究
主目的である神経疾患患者(特にパーキンソン病、多発性硬化症、てんかん外来患者)と主治医師の間での患者状態の理解度、満足度およびSDMに関する3つのギャップの実態を明らかにするために、患者と医師の双方が対で評価する下記質問票の回答結果を主要評価項目とする。1. PSQ-18(Visit 2)2. ADL Barthel Index(Visit 2)3. SF-36サブドメイン(Visit 1)4. SDM-Q-9(Visit 2)5. SDM-Q-Doc(Visit 2)6. 独自アンケート(患者と医師の両方に対で評価する項目)(Visit 2)
副目的として、主要評価項目で明らかになった神経疾患患者(特にパーキンソン病、多発性硬化症、てんかん外来患者)と主治医師の間での患者状態の理解度、満足度およびSDMに関するギャップの影響因子を明らかにするために、下記に示した患者のみが回答する質問票の回答結果、医師の属性情報、及びカルテの必要項目を、副次的評価項目として集計・解析を行う。1. PDQ-39(Visit 2)2. MSQOL-54(Visit 2)3. QOLIE-31P(Visit 1)4. SF-36(Visit 1)5. 独自アンケート(Visit 2)6. 医師属性情報7. カルテ情報
利用する医薬品等
販売名
組織情報
順天堂大学医学部附属順天堂医院
東京都文京区本郷3-1-3