この治験の目的は、胃のがんを早期に発見した場合に、手術でがんを取り除く方法の安全性と有効性を調べることです。具体的には、胃の一部を切除し、周囲のリンパ節も一緒に取り除く手術の方法について検証します。
この治験に参加できる人は、18歳以上で、胃腺癌が証明されていて、病変が胃の上部1/3に限局している場合です。また、腫瘍の大きさが4cm以下で、単発性病変であることが条件です。治験に参加する前に、患者本人が詳しい説明を受け、自分自身で参加する意思を示す文書に署名する必要があります。ただし、内視鏡的粘膜下層剥離術の絶対適応病変や、食道胃接合部にかかる病変、残胃の癌など、いくつかの条件を満たさない場合は、治験に参加できません。
この治験は、胃癌の手術について研究するものです。治験のタイプは「介入研究」で、フェーズ1と呼ばれる段階で行われます。治験の主な目的は、手術後の合併症の発生率を調べることです。また、手術の有効性や安全性についても評価します。有効性評価項目には、手術後の状態や再発の有無、生存率などが含まれます。安全性評価項目には、手術中の出血量や偶発症の有無、術後の在院日数などが含まれます。
介入研究
周術期合併症発生率(術後30日以内に発生, Clavien-Dindo分類 Grade2以上)
・有効性評価項目(郭清リンパ節個数、組織学的リンパ節転移の有無、局所切除断端、腫瘍遺残の有無、病理学的深達度、再発の有無、再発形式、3年無再発生存割合、3年生存状態、術後体重、術後QOLアンケート)
・安全性評価項目(手術時間、術中出血量、術中偶発症の有無、術後在院日数)
フェーズ1: 健康な成人が対象
利用する薬品情報はありません
筑波大学
茨城県つくば市天王台1−1−1
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