手術・手技
胃がんの早期発見時に、機能を保持しながら手術を行う方法の研究:胃の一部を切除し、左胃動脈の周辺のリンパ節を取り除く手術の有効性についての調査
AI 要約前の題名
胃上部早期癌に対する機能温存手術:胃局所切除+左胃動脈リンパ流域切除の妥当性に関する探索的研究

目的
この治験の目的は、胃のがんを早期に発見した場合に、手術でがんを取り除く方法の安全性と有効性を調べることです。具体的には、胃の一部を切除し、周囲のリンパ節も一緒に取り除く手術の方法について検証します。
AI 要約前の目標
胃上部早期癌に対する胃局所切除+左胃動脈リンパ流域切除の安全性、妥当性を検証することを目的とする。
参加条件
この治験に参加できる人は、18歳以上で、胃腺癌が証明されていて、病変が胃の上部1/3に限局している場合です。また、腫瘍の大きさが4cm以下で、単発性病変であることが条件です。治験に参加する前に、患者本人が詳しい説明を受け、自分自身で参加する意思を示す文書に署名する必要があります。ただし、内視鏡的粘膜下層剥離術の絶対適応病変や、食道胃接合部にかかる病変、残胃の癌など、いくつかの条件を満たさない場合は、治験に参加できません。
AI 要約前の参加条件
性別
男性・女性
年齢
18歳以上上限なし
選択基準
①18歳以上、②組織検査で胃が証明されている、③術前診断T1N0M0、④病変の範囲が胃上部1/3(U領域)に限局する非大弯病変、⑤噴門まで1cm以上の距離があり、噴門温存可能なもの、⑥腫瘍長径 4cm以下、⑦単発性病変、⑧本試験への参加にあたり十分な説明を受けた後、患者本人の自由意志による文書同意が得られた患者
除外基準
①内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)の絶対適応病変、②食道胃接合部にかかる、あるいは食道浸潤を伴う病変、③残胃の癌、④緊急手術症例、⑤病変のある範囲に放射線照射歴がある場合、⑥主治医が本研究への参加が不適切であると判断した場合
治験内容
この治験は、胃癌の手術について研究するものです。治験のタイプは「介入研究」で、フェーズ1と呼ばれる段階で行われます。治験の主な目的は、手術後の合併症の発生率を調べることです。また、手術の有効性や安全性についても評価します。有効性評価項目には、手術後の状態や再発の有無、生存率などが含まれます。安全性評価項目には、手術中の出血量や偶発症の有無、術後の在院日数などが含まれます。
AI 要約前の参加条件
介入研究
主要結果評価方法
周術期合併症発生率(術後30日以内に発生, Clavien-Dindo分類 Grade2以上)
第二結果評価方法
・有効性評価項目(郭清リンパ節個数、組織学的リンパ節転移の有無、局所切除断端、腫瘍遺残の有無、病理学的深達度、再発の有無、再発形式、3年無再発生存割合、3年生存状態、術後体重、術後QOLアンケート)
・安全性評価項目(手術時間、術中出血量、術中偶発症の有無、術後在院日数)
利用する医薬品等
利用する薬品情報はありません
組織情報
実施責任組織
筑波大学
茨城県つくば市天王台1−1−1
お問い合わせ情報
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