パーキンソン病患者の運動効果の検証

目的

2018年のパーキンソン病(PD)診療ガイドラインでは、日常生活の質(QOL)改善のために薬物療法や手術療法とともに運動の併用を推奨している。しかしコロナ禍において、患者各々の外出の機会が減少し運動、非運動症状が悪化しやすい状況である。各種の運動が、神経保護効果を有し臨床症状の改善につながるといった既報を踏まえ、本研究はPD患者において、体操やwalkingといった有酸素運動前後の血液を用いて簡便且つ他覚的に評価できるような神経保護効果因子の探求を目的とする。有意差を認めた因子は今後病態解明や創薬の一助として貢献できる可能性がある。

基本情報

募集ステータス
募集中


情報なし

参加条件

性別

男性・女性


年齢

40歳 以上80歳 以下


選択基準

1.MDSのパーキンソン病診断基準(2015)に合致するパーキンソン病患者(重症度分類Hoehn and Yahr分類I〜II)。2.倫理委員会承認後から研究期間終了までの間に順天堂大学医学部附属越谷病院 脳神経内科への受診が可能な患者。3.登録時において年齢が40歳以上、80歳以下で認知機能低下(MMSE≧26)のない患者。


除外基準

1.年齢が40歳未満、81歳以上2.脳血管障害、神経免疫疾患、発作性疾患や多系統萎縮症や進行性核上性麻痺、アルツハイマー病といった他の神経変性疾患と診断されている患者3.心電図異常を有したり、心筋梗塞の既往のある患者、明らかな起立性低血圧のある患者4.肝障害、腎障害、悪性腫瘍など重篤な疾患がある患者5.その他、研究責任者が研究対象者として不適当と判断した

治験内容

介入研究


主要結果評価方法

運動群、非運動群の患者血液中のミトコンドリア脱アセチル化酵素(SIRT3)の蛋白量およびmRNA量


第二結果評価方法

臨床評価項目;MDS―UPDRS part3 (運動機能評価)と、MMSE(認知機能)、HAMD(うつ評価)、非運動症状スケール(NMSS)。候補神経保護因子評価項目;抗αシヌクレイン抗体、神経栄養因子(BDNF)、血管内皮細胞増殖因子(VEGF)、DNAメチル化酵素(Dnmt1)の定量。αシヌクレインのメチル化率。

利用する医薬品等

一般名称

販売名

組織情報