この治験では、うつ病治療において、通常の認知行動療法に加えて強みに焦点をあてた認知行動療法を行い、ポジティブな心理社会資源を構築し、治療効果の維持増進および再発再燃の予防について検討することが目的です。
この治験に参加するためには、18歳以上で、当院に通院中で治療を受けている人が対象です。また、本試験の目的や内容を理解し、自分自身で参加することに同意できる人が必要です。ただし、精神病や躁病、物質使用障害、自殺念慮などの問題がある人は除外されます。
この治験は、うつ病に対する新しい治療法を調べるものです。治療法の効果を調べるため、患者さんに専用の質問紙を使って、うつ病の症状や心理的な状態を評価します。また、治療法によって副作用が起こるかどうかも調べます。治療法を受ける患者さんには、治療法の効果や役立ち度、満足感についてもインタビューを行います。
介入研究
強み認識尺度(Strengths Knowledge Scale;SKS)および強み活用感尺度(Strengths Use Scale;SUS)
・簡易抑うつ症状尺度(Quick Inventory of Depressive Symptomatology:QIDS-J)
・心理的ウェルビーイング(Psychological Well-being Inventory;PWB)
・EuroQol 5 Dimension(EQ-5D)
・一般セルフ・エフィカシー(自己効力感)尺度(General Self-Efficacy Scale;GSES)
・自記式社会適応度評価尺度(Social Adaptation Self-evaluation Scale;SASS-J)
・レジリエンス(14-item Resilience Scale; RS-14)
・ポジティブ・ネガティブ感情(Japanese version ef Positive and Negative Affect Schodule; PANAS)
・臨床全般印象度‐疾病重症度(CGI-S)および臨床全般印象度‐疾病改善度(CGI-I)
・介入満足度
・有害事象発生の有無
・ドロップアウト率
・介入遵守(Homework Compliance Scale; HCS)
・介入の役立ち度や満足感等に関するインタビュー
情報なし:
利用する薬品情報はありません
国立精神・神経医療研究センター
東京都東京都小平市小川東町4-1-1
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