抑肝散という薬が、手術前後の患者の不安や痛みを和らげる効果があるかどうかを、他の病院で行われた比較試験で調べることを目的としている。
この治験に参加するための条件は、女性で20歳以上60歳以下であることです。また、乳がんと診断され、乳房全摘や乳房部分切除を受けた患者で、研究に関する説明を受けて同意書にサインした人が対象です。ただし、同意が得られない場合や、ASA-PSが4以上、BMIが30以上、既に痛みがある、薬にアレルギーがある、低K血症、抗不安薬や向精神病薬を内服している、鎮痛薬を常用している、意思疎通が難しい、研究責任医師や研究分担医師が不適切と判断した人は除外されます。
この治験は、乳がんの治療方法について研究するものです。治験のタイプは「介入研究」で、フェーズ2と呼ばれる段階で行われます。主要な結果評価方法は、唾液中のアミラーゼ値を測定することです。また、不安やうつ症状、手術後の回復の質、痛みの程度なども調べるために、いくつかの尺度を使用します。これらのデータを集めることで、より効果的な乳がん治療法の開発につながることが期待されています。
介入研究
唾液中アミラーゼ値
不安とうつ状態の尺度(Hospital anxiety and depression scale: HADS),状態—特性不安調査(State Trait Anxiety Inventory:STAI),術後回復の質の尺度(Quality of Recovery:QOR),痛みの尺度(visual analog scele:VAS)
フェーズ2: 少数の軽度な患者さんが対象
抑肝散
ツムラ抑肝散エキス顆粒
新潟大学医歯学総合病院
新潟県新潟市中央区旭町通1-754
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