治験の目的は、開心術を受ける患者に対して胸骨正中切開時に有効な鎮痛効果を得られるロピバカインの適切な濃度を見つけることです。
男性・女性
18歳以上
80歳以下
この治験は、開心術を受ける予定の患者を対象として行われる研究です。治験の目的は、胸横筋膜面ブロックという麻酔法の効果を評価することです。ブロックの成功や失敗は、皮膚切開後の血圧や心拍数の変化で判断されます。また、麻薬性鎮痛薬の追加投与や手術後の痛み、合併症の有無なども評価されます。治験の結果は、手術後3ヶ月後まで追跡調査される予定です。
介入研究
胸横筋膜面ブロックの成否。胸部正中の皮膚切開後1分以内の血圧もしくは心拍数が麻酔導入終了時に測定したベースラインの値より20%以上増加した場合をブロック失敗、20%未満の増加の場合をブロック成功として効果判定を行う。
皮膚切開後から胸骨正中切開終了まで麻薬性鎮痛薬(フェンタニル・レミフェンタニル)の追加投与を必要としたか。
ブロック終了から胸骨正中切開までの時間。
術後の疼痛(NRS)スコア。
術中・術後のフェンタニル、レミフェンタニルの使用量。
挿管管理終了までの時間。
術後のICU滞在時間。
術後の嘔気嘔吐の頻度。
採血結果の術前からの変化
術後合併症の有無(創部感染、肺炎等)
手術より3ヶ月後の創部痛の有無、疼痛スコア(NRS)(郵送アンケートによる)
フェーズ4: 市販薬の再調査
ロピバカイン塩酸塩
アナペイン注
筑波大学附属病院
茨城県つくば市天久保2-1-1
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