観察研究
新型コロナウイルスワクチンの効果に影響を与える、人の免疫細胞の年齢と個人差についての研究
目的
高齢者の免疫力が低下することが知られており、新型コロナウイルスワクチンの効果が高齢者でどの程度持続するか、また高齢者の免疫細胞がワクチンにどのように応答するかを調べるための治験を行います。
対象疾患
参加条件
この治験に参加するための条件は、20歳以上であることです。ただし、年齢制限はありません。また、以下の条件を満たす必要があります。1つ目は、京都大学の職員で、治療中の病気や大きな病歴がない人。2つ目は、65歳以上で、大きな病歴がない人。3つ目は、同意書に署名して同意を得た人。4つ目は、新型コロナウイルスワクチン接種が予定されている人です。ただし、以下の条件を満たす人は参加できません。1つ目は、免疫調整薬やステロイドなど、免疫機能に影響を及ぼす薬を使用している人。2つ目は、HIV、HBV、HCV、HTLV-1のいずれかの感染症が陽性と判明した人。3つ目は、研究代表者または問診医が不適格と判断した人です。
治験内容
この治験は、新型コロナウイルスに感染した人たちの病気の状態を調べるための研究です。観察研究という方法で、患者さんたちのデータを集めて分析します。主な調べ方は、血液中の抗体や免疫細胞の状態を調べることです。これによって、新型コロナウイルスに対する免疫反応の仕組みを理解し、治療法や予防法の開発につながることを期待しています。
治験フェーズ
情報なし:
利用する医薬品等
利用する薬品情報はありません
実施組織
京都大学iPS細胞研究所
京都府京都市左京区聖護院川原町５３
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