
この治験の目的は、心臓の血管を広げる治療を受けた患者を対象に、特定の薬(ペマフィブラート)を追加で使うことで、血管内の脂肪の塊(プラーク)が安定するかどうかを調べることです。具体的には、スタチンという薬だけを使った場合と比べて、その効果を確認します。
男性・女性
20歳以上
上限なし
治験についての説明をわかりやすくお伝えしますね。 ### 研究の目的 この治験は、心臓の血管に問題がある「冠動脈疾患」という病気の治療法を調べるためのものです。具体的には、新しい薬「ペマフィブラート」と、一般的に使われている治療法(スタチンという薬)を比較します。 ### 研究の種類 この研究は「介入研究」と呼ばれ、患者さんに新しい治療法を試してもらい、その効果を調べます。 ### 研究の段階 この治験は「フェーズ3」と呼ばれる段階で行われています。これは、新しい治療法がすでに他の段階でのテストをクリアし、より多くの人に試してもらう段階です。 ### どのように評価するのか 1. **主要な評価方法**: - 患者さんが治療を受ける前と後で、特定の検査(NIRS-IVUS検査)を行い、血管の状態を数値で評価します。この数値の変化を見て、ペマフィブラートがどれだけ効果があったかを判断します。 2. **第二の評価方法**: - **プラークの状態**: 血管内にできる脂肪の塊(プラーク)の性質が、治療前と後でどう変わったかを調べます。 - **血液検査**: 血液中のコレステロールや脂肪の値がどう変わったかを調べます。 - **安全性の評価**: 治療中に心臓や脳に関する問題(心筋梗塞や脳梗塞など)がどれだけ起こるかを調べ、ペマフィブラートが安全かどうかを確認します。 ### まとめ この治験は、心臓の病気に対する新しい治療法の効果と安全性を調べるために行われています。患者さんの健康を守るために、どのような治療が最も効果的かを見つけることが目的です。もし何か質問があれば、いつでも聞いてくださいね。
介入研究
ペマフィブラート群と標準治療(スタチン単独)群における、PCI施行時及び治療評価時の NIRS-IVUS検査で算出されたmaxLCBI(4mm)値の変化量とする。
1)アテローム硬化性プラークの性状変化(以下の項目):baselineからfollowでの以下の変化量及び変化率を求める。
・NIRS-IVUSの評価項目
LCBI(lesion)、Angle of lipid core、EEM(External elastic membrane) CSA(Cross-sectional area)、
Lumen CSA、Minimum lumen diameter、Plaque burden、Lesion length、TAV(Total atheroma volume)、PAV(Percent atheroma volume)
・血清学的項目の評価
低比重リポ蛋白コレステロール(LDL-C)、トリグリセリド(TG)、高比重リポ蛋白コレステロール(HDL-C)、non-HDL-C、リポタンパク分画、各種アポリポタンパク、リポ蛋白(a) (Lp(a))、レムナント様リポ蛋白コレステロール(RLP-C)、CRPの変化
・残血清からの評価
HDLコレステロール取り込み能、脂肪酸プロファイル、アポB48、インターロイキン1β(IL1β)、線維芽細胞増殖因子21(FGF21)
2)安全性評価
研究中の心血管イベント(冠動脈疾患[CHD]死、非致死的心筋梗塞、致死的・非致死的脳梗塞、及び入院を要する不安定狭心症)の発現を含めたペマフィブラートの安全性を評価する。
フェーズ3: 多くの実際の患者さんが対象
ペマフィブラート、ロスバスタチン
パルモディア、クレストール
神戸大学医学部附属病院
兵庫県神戸市中央区楠町7丁目5-2
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