非特定臨床研究
2型糖尿病患者の腸管粘膜生検組織を使ったメトホルミンの効果についての研究
目的
この治験は、2型糖尿病患者において、経口抗糖尿病薬メトホルミンの使用が大腸や回盲部粘膜の糖輸送担体機構にどのような影響を与えるかを調べるものです。
対象疾患
参加条件
この治験に参加できる人は、20歳以上で75歳未満の男性または女性です。メトホルミンを服用している2型糖尿病の患者で、下部消化管内視鏡検査を受ける予定がある人、または検査までの期間中にメトホルミンを1000mg/日以上服用する予定がある人が対象です。また、本人から文書による研究の同意が得られた人が参加できます。一方、妊婦や授乳中の人、炎症性腸疾患を持つ人、消化管手術の既往がある人、感染症が疑われる人、出血素因のある人、抗凝固薬や抗血小板薬を2種類以上服用している人、認知症や精神疾患に罹患している人、HBV、HCV、HIVに罹患している人、その他不適当と判断された人は参加できません。
治験内容
この治験は、2型糖尿病の治療方法を研究するものです。研究のタイプは「介入研究」と呼ばれ、新しい治療法を試すことが目的です。主要な評価方法は、GLUT2という遺伝子の発現量を調べることです。GLUT2は、血糖値を調整するために重要な役割を果たします。また、第二の評価方法は、GLUT2がどの部位で発現しているかを調べることです。これらの評価方法によって、新しい治療法が効果的かどうかを調べることができます。
治験フェーズ
情報なし:
利用する医薬品等
一般名称
メトホルミン塩酸塩、メトホルミン塩酸塩、ビルダグリプチン・メトホルミン塩酸塩配合、ビルダグリプチン・メトホルミン塩酸塩配合、アログリプチン安息香酸塩・メトホルミン塩酸塩配合
販売名
メトグルコ錠250mg、メトグルコ錠500mg、エクメット配合錠LD、エクメット配合錠HD、イニシンク
実施組織
神戸大学大学院医学研究科
兵庫県神戸市中央区楠町 7 丁目 5-2
同じ対象疾患の治験
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