HR陽性HER2陰性進行転移乳癌症例において、内分泌療法とCDK4/6阻害薬が効果がなかった場合に、新しい治療法の有効性と安全性を評価するための治験を行う。治療法は、内分泌療法と分子標的薬を併用した2つの治療戦略を比較する。
この治験に参加するための条件は、女性で、進行性の乳がんで内分泌療法とCDK4/6阻害薬が効かなかった人です。年齢制限はありません。ただし、一次治療中に肺炎を発症したことがある人は参加できません。
この治験は、HR陽性HER2陰性進行転移乳癌を対象に行われる介入研究で、フェーズ2になります。主要な結果評価方法は、治療戦略の失敗までの期間(TFS)です。また、二次治療から三次治療への移行率や、化学療法導入までの期間(TTC、CFS)、奏効率(ORR)、無増悪生存期間(PFS)、全生存期間(OS)など、さまざまな評価方法があります。また、間質性肺炎の発生率やバイオマーカーと有効性の関連、ctDNA解析の有用性、安全性なども評価されます。
介入研究
Time to failure of strategy (TFS)
Key secondary endpoint
● 二次治療から三次治療への移行率
Secondary endpoint
● 化学療法導入までの期間 (Time to chemotherapy: TTC、Chemotherapy-free surviv
al:CFS)
● 二次治療の奏効率・三次治療の奏効率(Objective response rate: ORR)
● 二次治療の無増悪生存期間・三次治療の無増悪生存期間(Progression-free survival: PF
S)
● 全生存期間(Overall survival: OS)
● 間質性肺炎の発生率
● バイオマーカーと有効性との関連
● ctDNA解析の有用性
● 安全性
フェーズ2: 少数の軽度な患者さんが対象
エベロリムス、パルボシクリブ、アベマシクリブ
アフィニトール、イブランス、ベージニオ
大阪国際がんセンター
大阪府吹田市山田丘2-2-E10
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