企業治験
頭頸部扁平上皮癌の再発や転移に対する治療法の比較評価
目的
再発性または転移性HNSCC患者において、Buparlisibとパクリタキセルの併用投与が、パクリタキセル単独投与と比較してOSにどのような影響を与えるかを評価するための治験です。
対象疾患
参加条件
参加条件: - 年齢が18歳以上であること - 男性または女性であること - 下記の条件を満たす患者: 1. 18歳以上であること 2. 治験に関連した手続きの前に、文書による同意が得られたこと 3. HNSCCと診断されたこと 4. HPVの状態が判明していること 5. 抗PD-1/抗PD-L1療法後に再発または進行したこと 6. 全身治療歴が2次治療までであること 7. RECIST第1.1版による測定可能病変を有すること 8. 骨髄機能および臓器機能が十分であること 9. ECOG performance statusが1以下であること 10. 避妊法を適用できること - 以下の条件を満たさない患者: 1. 特定の治療歴を持つ患者 2. 特定の疾患や症状を有する患者 3. 特定の薬剤を使用している患者 4. 他の悪性腫瘍の既往歴を持つ患者 5. 服薬不遵守歴がある患者 6. 妊婦または授乳中の患者 7. 生ワクチンの投与を受けた患者
治験内容
この治験は、頭頸部扁平上皮癌という病気を持つ人たちを対象に、新しい治療法の効果を調べるものです。治験のフェーズは3で、すでに前のフェーズで安全性が確認された治療法を、より多くの人たちに試す段階です。 治療法は、Buparlisibとパクリタキセルという薬を併用するもので、この併用投与時の効果を、パクリタキセル単独投与時と比較して評価します。主要な評価方法は、再発や転移が起こった場合の生存期間(OS)です。 また、次の有効性パラメータも評価します。無増悪生存期間(PFS)、奏効率(ORR)、奏功期間(DoR)などがあります。これらは、治験担当医師や独立した評価委員会によって評価されます。 さらに、特定の患者グループにおける有効性のパラメータや、患者の症状や生活の質に対する効果、薬の動きなども評価します。治験に参加することで、新しい治療法の効果を調べることができます。
AI 要約前の参加条件
介入研究
主要結果評価方法
再発性または転移性HNSCC患者におけるBuparlisibとパクリタキセル併用投与時のOSをパクリタキセル単独投与時と比較して評価する。
第二結果評価方法
1. 次の有効性パラメータを評価する:無増悪生存期間(PFS)、奏効率(ORR)、奏功期間(DoR)(治験担当医師および独立放射線画像評価委員会[IRRC]による評価)
2. 層別無作為化により定義されたサブグループ患者における有効性のパラメータを評価する。
3. 患者の症状および健康関連の生活の質(HRQoL)に対するBuparlisibとパクリタキセル併用の効果を評価する。
4. Buparlisibとパクリタキセル併用の薬物動態(PK)を評価する。
治験フェーズ
フェーズ3: 多くの実際の患者さんが対象
利用する医薬品等
一般名称
AN2025、パクリタキセル、パクリタキセル
販売名
なし、タキソール注射液100mg、タキソール注射液30mg
実施組織
株式会社Ascent Development Services
東京都渋谷区道玄坂1-21-1 渋谷ソラスタ3階
同じ対象疾患の治験
- 再発や転移性の固形がん患者を対象とした、イフィナタマブ デルクステカン(I-DXd)の効果と安全性を評価する試験(がん種を問わない、第II相試験)
- 局所進行頭頸部扁平上皮癌の未手術患者における、化学放射線療法後の治療としてdostarlimabの効果を検証する、第III相のランダム化・二重盲検・プラセボ対照試験
- 進行が止まった頭頸部がん患者に対する新しい治療法の効果を比較する国際的な試験
- 進行性または転移性のがん患者を対象としたKK2260の治験:第I相臨床試験における、用量を増やしていく非対照、非盲検、非ランダム化試験と、その後の食道癌または頭頸部扁平上皮癌患者を対象とした非対照、ランダム化比較試験
- 頭頸部扁平上皮癌治療における発熱性好中球減少症予防薬の安全性・有効性を調べる試験
- 進行した頭頸部がんに対する新しい治療法の試験
お医者さまへ
治験の詳細を確認し、患者の方に合致しているかを診断してください
ご確認後、連絡が適切だと判断された場合は上記のお問い合わせ情報から担当の方にご連絡ください
治験を募集している方ですか?
Kibou は治験の募集・情報提供をすることを目的としたプラットフォームです。 治験情報の提供や、被験者の募集について詳しい資料の請求はお問い合わせフォームからお問い合わせください。