Kirstenラット肉腫(KRAS)p.G12C変異を有する既治療の転移性結腸直腸癌患者を対象としてソトラシブ及びパニツムマブの併用投与を治験担当医師の選択する薬剤(トリフルリジン・チピラシル、又はレゴラフェニブ)と比較する第III相、多施設共同、ランダム化、非盲検、実薬対照試験

治験

目的

Kirstenラット肉腫(KRAS)p.G12C変異を有する既治療の結腸直腸癌(CRC)患者を対象に、ソトラシブ240 mg 1日1回(QD)及びパニツムマブの併用投与と治験担当医師の選択する薬剤(トリフルリジン・チピラシル、又はレゴラフェニブ)の投与、並びにソトラシブ960 mg QD及びパニツムマブの併用投与と治験担当医師の選択する薬剤(トリフルリジン・チピラシル、又はレゴラフェニブ)の投与時の無増悪増悪増悪生存期間(PFS)を比較する

基本情報

募集ステータス
募集前


フェーズ3

参加条件

性別

男性・女性


年齢

18歳 以上100歳 以下


選択基準

1. 試験特有の何らかの手順が開始される前に文書による同意が得られている患者

2. 18歳以上の患者

3. 病理学的診断が文書により記録されている転移性の結腸直腸癌の患者で、中央検査機関によりKirstenラット肉腫(KRAS)p.G12C変異を有することが確認された患者

4. 転移性腫瘍に対して1ライン以上の前治療歴を有する患者。また、被験者は、転移性腫瘍に対するフッ化ピリミジン、イリノテカン及びオキサリプラチンの投与中又は投与後に疾患の進行又は再発が認められていなければならない。ただし、治験担当医師の判断により、被験者がフッ化ピリミジン、イリノテカン又はオキサリプラチンの候補とならないと判断された場合は、被験者が転移性腫瘍に対して1ライン以上の前治療歴を有しており、トリフルリジン・チピラシル、又はレゴラフェニブが被験者の次の治療ラインに適していると判断されれば、治験担当医師がAmgen社のメディカルモニターと協議した上で組入れ可とする。

5. RECIST 1.1に基づき、測定可能病変を有する患者。以前の放射線照射野内の病変は、照射後にPDが認められなければ、測定可能とはみなさない。

6. 米国東海岸がん臨床試験グループ(ECOG)パフォーマンスステータス2以下

7. 治験担当医師の判断により、余命が3カ月を超えると予測される患者

8. ランダム化前10日以内の血液学的検査値及び末梢器官機能が以下の基準を満たす患者:

- 絶対好中球数(ANC)≧1.5×10^9/L(適格性判定のための臨床検査実施前2週間以内に、顆粒球コロニー刺激因子による支持療法を受けていないこと)

- ヘモグロビン≧9.0 g/dL(適格性判定のための臨床検査実施前2週間以内に輸血を受けていないこと)

- 血小板数≧100 x 10^9/L(適格性判定のための臨床検査実施前2週間以内に輸血を受けていないこと)

- アスパラギン酸アミノトランスフェラーゼ(AST)及びアラニンアミノトランスフェラーゼ(ALT)≦2.5 x 基準値上限(ULN)

- 血清ビリルビン≦1.0 x ULN。ジルベール症候群患者については、直接ビリルビン≦1.0 x ULN

- 国際標準比(INR)及び活性化部分トロンボプラスチン時間(又は部分トロンボプラスチン時間)≦1.5 x ULN。検査機関がINRを報告していない治験実施施設では、INRの代わりにプロトロンビン時間(PT)≦1.5 x ULNを使用してもよい。

- Modification of Diet in Renal Disease(MDRD)計算式に基づく推定糸球体濾過率≧30 mL/min/1.73 m^2

9. Fridericia補正式(QTcF)≦470 msec


除外基準

1. 活動性の脳転移を有する患者。脳転移を切除した患者又は放射線療法がDay 1の4週間以上前に終了した患者については、次の基準をすべて満たす場合に適格とする。a)残存する神経症状のグレードが2以下である、b)該当する場合、デキサメタゾン又は同等の薬剤の投与量が2週間以上安定している、c)Day 1前28日以内に行われたMRI による経過観察で進行又は新病変が認められない。

2. 血液悪性腫瘍の既往歴を有するか、現在併発している患者。ただし、根治治療を行い、疾患のエビデンスが2年以上ない場合は組入れ可とする

3. 過去3年以内に、他の悪性腫瘍の既往歴を有する患者。ただし以下の例外を除く。:

- 悪性腫瘍に対し根治目的での治療歴を有し、組入れ前3年以上活動性病変がなく、かつ再発のリスクが低いと医師が判断する患者

- 適切に治療された悪性黒色腫以外の皮膚癌又は悪性黒子で、疾患のエビデンスがないもの

- 適切に治療された子宮頸部上皮内癌で、疾患のエビデンスがないもの

- 適切に治療された非浸潤性乳管癌で、疾患のエビデンスがないもの

- 前立腺癌のエビデンスがない前立腺上皮内腫瘍

- 適切に治療された非浸潤性乳頭状尿路上皮癌又は尿路上皮内癌

4. 髄膜癌腫症を有する患者

5. 重大な吸収不良を引き起こす、IV栄養を必要とする又は経口薬の服用に困難を来す重大な消化器障害

6. 間質性肺臓炎若しくは肺線維症の既往歴がある患者、又は間質性肺臓炎若しくは肺線維症のエビデンスがある患者

7. ニューヨーク心臓協会分類クラスII以上の心疾患、ランダム化前6カ月以内の心筋梗塞、不安定な不整脈又は不安定狭心症などの重大な心血管疾患

8. KRAS G12C阻害剤の投与歴のある患者

治験内容

介入研究


主要結果評価方法

1. 無増悪生存期間(PFS)[約2年間]


第二結果評価方法

1. 全生存期間(OS)[約2年間]

2. 客観的奏効率(ORR)[約2年間]

3. 奏効期間(DOR)[約2年間]

4. 奏効までの期間(TTR)[約2年間]

5. 病勢コントロール率(DCR)[約2年間]

6. 治験担当医師の評価による客観的奏効率(ORR)[約2年間]

7. 治験担当医師の評価による無増悪生存期間(PFS)[約2年間]

利用する医薬品等

一般名称

ソトラシブ、トリフルリジン・チピラシル、レゴラフェニブ、パニツムマブ


販売名

ルマケラス、ロンサーフ、スチバーガ、ベクティビックス