企業治験

急性骨髄性白血病(AML)患者に同種造血細胞移植(同種HCT)を行う際の補助療法として、Mocravimodの有効性と安全性を評価するための治験

治験詳細画面

目的


「Mocravimod」という治療法が、同種造血細胞移植の補助や維持に効果があるかどうかを、プラセボと比較して評価する治験を行います。安全性も調べます。

対象疾患


急性骨髄性白血病
白血病

参加条件


募集中

男性・女性

18歳以上

75歳以下

選択基準

年齢18歳以上、75歳以下の男女
体重50kg以上
書面による同意説明文書を提出し、治験実施計画書と手順に従う意思があり、可能である
妊娠可能な女性または妊娠可能なパートナーを持つ男性の場合避妊の意思があること
国民健康保険制度への加入(適用される各国の要件により必要である場合のみ)
国際保健機構(WHO)によるAML分類(2022年版)に従いAML(急性前骨髄球性白血病を除く)と診断された方
欧州白血病ネット(ELN)リスクスコアでCR1を達成した高リスクAML患者、CR1を達成した中リスクAML患者、又はCR2を達成した全リスクレベルのAML患者
以下の全パラメータを満たし、同種HCTを受ける予定の方: 完全に適合した血縁又は非血縁ドナー、又はヒト白血球抗原(HLA)による-A、-B、-C、-DRB1、-DQB1遺伝子座の不一致が1カ所以下である血縁又は非血縁ドナーから使用する予定がある、顆粒球コロニー刺激因子(G-CSF)動員末梢血幹細胞(PBSC)の使用予定、ドナーキメリズムが90%以上になると予想される骨髄破壊的移植前処置レジメンの使用予定、CsA系配合剤又はTAC系配合剤を用いたGvHD予防薬の使用予定
スクリーニング時の平均余命が6ケ月以上
Eastern Cooperative Oncology Group(ECOG)が定めたパフォーマンスステータスが0又は1

除外基準

GvHD 予防のための抗胸腺細胞グロブリン(ATG)、アレムツズマブ、シロリムス、アバタセプトの使用予定。
移植前処置中に、ATG及びアレムツズマブなどの血清療法を使用する予定がある。
T細胞枯渇移植又はCD34+細胞選択的移植など、生体外での大規模な移植片操作を予定している。
合併症のために免疫抑制薬を使用している。方は、治験薬投与開始の少なくとも3日前時点で、プレドニゾン(>10mg/日)又はその他の免疫抑制薬の使用を停止できなければならない。ヒドロコルチゾンの生理的補充投与は認められる。
ランダム化前4 週間以内に大きな手術を受けた、又は重篤な外傷が完治していない。
心機能障害のために以下のいずれかの治療を必要とする: 心伝導を損なう医薬品による治療[β遮断薬、カルシウム拮抗薬(ベラパミル及びジルチアゼム)、又は強心配糖体] キニジンによる治療。
急性前骨髄球性白血病の方。
皮膚の限局性基底細胞癌若しくは子宮頚部上皮内癌と診断された方、又は登録の少なくとも3 年前時点で悪性腫瘍の根治目的での治療(化学療法及び/又は放射線療法)を完了している方を除く、過去又は併発悪性腫瘍の診断。
慢性骨髄性白血病の急性転化。
以下の重症及び/又は管理不能な併発疾患: 臨床的に重要な肺線維症、結核、治療が成功した結核の病歴又は精製タンパク誘導体(PPD)皮膚反応陽性後の予防治療歴は例外とする、臨床的に重要な他の閉塞性肺疾患を有する方、治験担当医師が管理不能と評価した糖尿病、又は糖尿病性腎症若しくは網膜症のような臓器障害の合併症を伴う糖尿病、管理不能な発作性疾患、管理不能な抑うつ又は自殺の未遂歴/念慮歴。
以下によって定義されるような心機能障害: 治験登録前3 か月以内の心筋梗塞、同意説明文書署名前6 週間以内に、測定された駈出率が 40%未満の左心室機能低下、安定若しくは不安定な虚血性心疾患(IHD)、心筋炎、心筋症の病歴若しくは存在、ニューヨーク心臓協会(NYHA)が定めた心不全分類で、クラスII~IV のうっ血性心不全、症候性徐脈の病歴若しくは存在を含む不安定な心不整脈、安静時心拍数(身体診察又は12 誘導心電図(ECG))< 50 bpm、又はo 以下のような安全性に対する顕著なリスクを示すECG 異常の病歴又は現在の診断:付随性の臨床的に重要な心不整脈(例えば、持続性頻拍、洞機能不全症候群を含む臨床的に意義のある心伝導障害の存在、又は洞房ブロック)、臨床的に重要な房室(AV)ブロック、脚ブロック、又はスクリーニング若しくはベースラインECG で安静時QTc(Fridericia 法を推奨、ただしBazett 法も受理)が男性で > 450 msec、女性で> 470 msec、症候性不整脈、治療を必要とする/臨床的に重要な不整脈の病歴若しくは存在、管理不能な動脈性高血圧症。管理されている場合は、ベースライン来院の3 か月前時点で薬物療法が安定していなければならない、「除外基準 – 治療歴/併用療法」に一覧されている併用禁止薬による治療を必要とする、心臓起因性が疑われる失神の病歴、家族性QT 延長症候群の病歴又はトルサード・ド・ポアント家族歴が既知。
室内気下での酸素飽和度 < 90%により定義される肺機能障害。肺機能検査(PFT)は、同意説明文書への署名前6 週間以内に症候性障害又は既知の障害がある場合にのみ要求される。PFT が実施された場合、補正一酸化炭素肺拡散能(DLCO )値<50%及び1秒間努力呼気用量予測値(FEV1)<50%は除外対象となる。
重度の肝疾患、肝損傷、既知のアルコール乱用歴、慢性肝疾患、又は胆道疾患。アスパラギン酸アミノトランスフェラーゼ(AST)及び/又はアラニンアミノトランスフェラーゼ(ALT) > 2.5 x 正常値上限(ULN)、又は総ビリルビン > 1.5 x ULN。
コッククロフト・ゴールトの式により算出されるクレアチニンクリアランスが< 60 mL/分を示す腎機能障害。
スクリーニング前1 年以内の脳卒中又は頭蓋内出血の病歴。
抗菌薬治療の継続を必要とする臨床的に重要な活動性感染症(ウイルス、細菌、又は真菌)及びHCTに進むにはリスクがあると治験担当医師が判断する場合。
HIV抗体陽性として定義されるヒト免疫不全症ウイルス(HIV)、B型肝炎表面抗原(HBsAg)陽性として定義されるB型肝炎ウイルス(HBV)、又はC型肝炎抗原陽性として定義されるC型肝炎ウイルス(HCV)による活動性感染症の病歴。
Mocravimodの成分(賦形剤など)、及び治験とは関係ないが医療機関の標準治療に従って使用されるその他の薬剤(移植前処置レジメン薬剤、GvHD予防薬、併用薬・治療など)に対しての既知のアレルギー。
GvHD 予防のための抗胸腺細胞グロブリン(ATG)、アレムツズマブ、シロリムス、アバタセプトの使用予定。
移植前処置中に、ATG及びアレムツズマブなどの血清療法を使用する予定がある。
T細胞枯渇移植又はCD34+細胞選択的移植など、生体外での大規模な移植片操作を予定している。
合併症のために免疫抑制薬を使用している。方は、治験薬投与開始の少なくとも3日前時点で、プレドニゾン(>10mg/日)又はその他の免疫抑制薬の使用を停止できなければならない。ヒドロコルチゾンの生理的補充投与は認められる。
ランダム化前4 週間以内に大きな手術を受けた、又は重篤な外傷が完治していない。
心機能障害のために以下のいずれかの治療を必要とする: 心伝導を損なう医薬品による治療[β遮断薬、カルシウム拮抗薬(ベラパミル及びジルチアゼム)、又は強心配糖体] キニジンによる治療。
急性前骨髄球性白血病の方。
皮膚の限局性基底細胞癌若しくは子宮頚部上皮内癌と診断された方、又は登録の少なくとも3 年前時点で悪性腫瘍の根治目的での治療(化学療法及び/又は放射線療法)を完了している方を除く、過去又は併発悪性腫瘍の診断。
慢性骨髄性白血病の急性転化。
以下の重症及び/又は管理不能な併発疾患: 臨床的に重要な肺線維症、結核、治療が成功した結核の病歴又は精製タンパク誘導体(PPD)皮膚反応陽性後の予防治療歴は例外とする、臨床的に重要な他の閉塞性肺疾患を有する方、治験担当医師が管理不能と評価した糖尿病、又は糖尿病性腎症若しくは網膜症のような臓器障害の合併症を伴う糖尿病、管理不能な発作性疾患、管理不能な抑うつ又は自殺の未遂歴/念慮歴。
以下によって定義されるような心機能障害: 治験登録前3 か月以内の心筋梗塞、同意説明文書署名前6 週間以内に、測定された駈出率が 40%未満の左心室機能低下、安定若しくは不安定な虚血性心疾患(IHD)、心筋炎、心筋症の病歴若しくは存在、ニューヨーク心臓協会(NYHA)が定めた心不全分類で、クラスII~IV のうっ血性心不全、症候性徐脈の病歴若しくは存在を含む不安定な心不整脈、安静時心拍数(身体診察又は12 誘導心電図(ECG))< 50 bpm、又はo 以下のような安全性に対する顕著なリスクを示すECG 異常の病歴又は現在の診断:付随性の臨床的に重要な心不整脈(例えば、持続性頻拍、洞機能不全症候群を含む臨床的に意義のある心伝導障害の存在、又は洞房ブロック)、臨床的に重要な房室(AV)ブロック、脚ブロック、又はスクリーニング若しくはベースラインECG で安静時QTc(Fridericia 法を推奨、ただしBazett 法も受理)が男性で > 450 msec、女性で> 470 msec、症候性不整脈、治療を必要とする/臨床的に重要な不整脈の病歴若しくは存在、管理不能な動脈性高血圧症。管理されている場合は、ベースライン来院の3 か月前時点で薬物療法が安定していなければならない、「除外基準 – 治療歴/併用療法」に一覧されている併用禁止薬による治療を必要とする、心臓起因性が疑われる失神の病歴、家族性QT 延長症候群の病歴又はトルサード・ド・ポアント家族歴が既知。
室内気下での酸素飽和度 < 90%により定義される肺機能障害。肺機能検査(PFT)は、同意説明文書への署名前6 週間以内に症候性障害又は既知の障害がある場合にのみ要求される。PFT が実施された場合、補正一酸化炭素肺拡散能(DLCO )値<50%及び1秒間努力呼気用量予測値(FEV1)<50%は除外対象となる。
重度の肝疾患、肝損傷、既知のアルコール乱用歴、慢性肝疾患、又は胆道疾患。アスパラギン酸アミノトランスフェラーゼ(AST)及び/又はアラニンアミノトランスフェラーゼ(ALT) > 2.5 x 正常値上限(ULN)、又は総ビリルビン > 1.5 x ULN。
コッククロフト・ゴールトの式により算出されるクレアチニンクリアランスが< 60 mL/分を示す腎機能障害。
スクリーニング前1 年以内の脳卒中又は頭蓋内出血の病歴。
抗菌薬治療の継続を必要とする臨床的に重要な活動性感染症(ウイルス、細菌、又は真菌)及びHCTに進むにはリスクがあると治験担当医師が判断する場合。
HIV抗体陽性として定義されるヒト免疫不全症ウイルス(HIV)、B型肝炎表面抗原(HBsAg)陽性として定義されるB型肝炎ウイルス(HBV)、又はC型肝炎抗原陽性として定義されるC型肝炎ウイルス(HCV)による活動性感染症の病歴。
Mocravimodの成分(賦形剤など)、及び治験とは関係ないが医療機関の標準治療に従って使用されるその他の薬剤(移植前処置レジメン薬剤、GvHD予防薬、併用薬・治療など)に対しての既知のアレルギー。

治験内容


この治験は、急性骨髄性白血病(AML)の治療方法を研究するものです。治験のタイプは介入研究で、フェーズ3という段階にあります。主要な評価方法は、再発しない期間(RFS)で、Mocravimodという薬の有効性をプラセボ(偽薬)と比較します。また、第二の評価方法は、全生存期間(OS)で、Mocravimodの効果をプラセボと比較します。

治験フェーズ

フェーズ3: 多くの実際の患者さんが対象

利用する医薬品等

一般名称

KRP-203

販売名

なし

実施組織


Priothera S.A.S.

大阪府大阪府大阪市中央区久太郎町四丁目1 番3 号

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