目的: 再発性卵巣癌、卵管癌、腹膜癌の患者に対し、新しい治療法であるmirvetuximab soravtansineとベバシズマブの併用療法が、従来のベバシズマブ単剤療法よりも疾患進行を抑制できるかどうかを調査するための臨床試験を行う。
女性
18歳以上
上限なし
この治験は、卵巣癌、腹膜癌、および卵管癌を対象とした治験で、フェーズ3の介入研究です。治験の主な目的は、患者の病気の進行を遅らせることや生存期間を延ばすことです。治験では、患者の病気の進行や生存期間を評価するために、さまざまな評価方法が使われます。例えば、無増悪生存期間(PFS)、全生存期間(OS)、安全性、忍容性、奏効率、無病生存期間(DFS)などが評価されます。また、患者の生活の質に関する質問票も使用されます。治験の結果は、患者の治療法や医療の向上に役立つことが期待されています。
介入研究
1. 無増悪生存期間(PFS)の評価
評価期間:4年間
無増悪生存期間は、ランダム化した日から治験責任医師による疾患進行(PD)の判定又は死亡のいずれか早い時点までの期間と定義する。
1. 全生存期間(OS)の評価
評価期間:7年間
全生存期間(OS)は、ランダム化から死亡までの期間と定義する。
2. 安全性及び忍容性の評価
評価期間:7年間
有害事象はNCI CTCAE第5.0版に従って評価する。
3. 2回目の疾患進行までの期間(PFS2)の評価
評価期間:7年間
2回目の疾患進行までの期間(PFS2)は、ランダム化した日から2回目の疾患進行又は死亡のいずれか早い時点までの期間と定義する。
4. 客観的奏効率(ORR)の評価
評価期間:7年間
客観的奏功は、最良総合効果として完全奏効(CR)又は部分奏効(PR)が認められることと定義する。
5. 奏効期間(DOR)の評価
評価期間:7年間
プラチナ製剤を含む併用化学療法とベバシズマブとの併用(3剤併用療法)完了後に確定最良総合効果としてCR又はPRが認められた患者における、DORを評価する。
6. 無病生存期間(DFS)の評価
評価期間:7年間
ランダム化時にRECIST v1.1に基づく測定可能病変が認められない患者における、DFSを評価する。
7. CA-125奏効率
評価期間:7年間
CA-125奏効率は、GCIG基準に基づく。
8. NCCN-FACT Ovarian Symptom Index(NFOSI-18)DRS-P(疾患関連症状-身体的サブスケール)を用いた、疾患関連症状に関する患者報告アウトカムに基づく健康関連の生活の質(HRQoL)
評価期間:7年間
質問票は卵巣癌患者の疾患関連症状を評価するものである。
フェーズ3: 多くの実際の患者さんが対象
Mirvetuximab soravtansine
なし
武田薬品工業株式会社
大阪府大阪市中央区道修町四丁目1番1号
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