JNJ-77242113という治療薬の効果と安全性を評価するために、活動性乾癬性関節炎患者を対象にした大規模な臨床試験が行われます。
参加条件は以下の通りです。 - 年齢が18歳以上であれば、男性でも女性でも参加できます。 - 乾癬性関節炎(PsA)と診断され、CASPAR分類基準を満たす方が対象です。 - 活動性のPsAを持ち、特定の関節の腫れや圧痛がある方が選ばれます。 - PsAの症状や乾癬の症状がある方が参加できます。 - 妊娠可能な女性は、妊娠検査が陰性であることが必要です。 除外基準は以下の通りです。 - 生物学的DMARDの投与歴がある方は除外されます。 - 重篤な疾患を持つ方やicotrokinraにアレルギーがある方は参加できません。 - 他の炎症性疾患を持つ方や線維筋痛症や変形性関節症の症状がある方は除外されます。
この治験は、乾癬性関節炎という病気に対する新しい治療法を研究するものです。治験はフェーズ3で行われており、参加者の症状や疾患の進行具合を評価します。 治験の主な評価方法には、患者の症状や疾患の進行具合を測定するためのさまざまなスコアリングシステムが使用されます。例えば、Week16における患者の症状改善率や疾患の進行具合を示すスコアが評価されます。 また、治験では患者の痛みや活動性、健康状態などを評価するための質問票やスケールも使用されます。これらの評価方法を通じて、治療法の効果や安全性を評価し、新しい治療法の開発に役立てることが目的となります。
介入研究
1.Week16におけるAmerican College of Rheumatology(ACR)20レスポンスを達成した参加者の割合:ACR20レスポンダーとは、腫脹関節数及び圧痛関節数の両方でベースラインから 20%以上の改善が認められ、5つの評価(患者による疼痛評価の視覚的アナログ尺度(VAS)、患者による疾患活動性の全般的評価(VAS)、医師による疾患活動性の全般的評価(VAS)、健康評価質問票機能障害指数、C反応性タンパク)のうち3つでベースラインから20%以上の改善が認められることを指す。[期間:Week16]
2.ベースラインの体表面積(BSA)が3パーセント(%)以上でIGAスコアが2以上の参加者のうち、Week16に乾癬の面積および重症度指数(PASI)75レスポンスを達成した参加者の割合
PASIは、乾癬病変の重症度を評価し、グレードを判定するために使用される指標である。PASIでは、身体は頭部、体幹、上肢、下肢の4つの領域に分けられる。これらの各領域は、影響を受けた領域の割合(0~6の範囲の数値スコアに変換)と、紅斑、湿潤・肥厚、鱗屑(それぞれ0~4のグレードで評価)について個別に評価される。PASIは0から72点の数値スコアで示される。スコアが高いほど病気が重篤であることを示す。PASI75レスポンスは、PASIスコアがベースラインから少なくとも75%改善した参加者を表す。
[期間:Week16]
3.ベースラインBSAが3%以上かつIGAスコアが2以上の参加者のうち、Week16にPASI90レスポンスを達成した参加者の割合
PASIは、乾癬病変の重症度を評価し、グレードを判定するために使用される指標である。PASIでは、身体は頭部、体幹、上肢、下肢の4つの領域に分けられる。これらの各領域は、影響を受けた領域の割合(0~6の範囲の数値スコアに変換)と、紅斑、湿潤・肥厚、鱗屑(それぞれ0~4のグレードで評価)について個別に評価される。PASIは0から72点の数値スコアで示される。スコアが高いほど病気が重篤であることを示す。PASI90レスポンスは、PASIスコアがベースラインから少なくとも90%改善した参加者を表す。
[期間:Week16]
4.ベースラインBSAが3%以上かつIGAスコアが2以上の参加者のうち、Week16にPASI100レスポンスを達成した参加者の割合
PASIは、乾癬病変の重症度を評価し、グレードを判定ために使用される指標である。PASIでは、身体は頭部、体幹、上肢、下肢の4つの領域に分けられる。これらの各領域は、影響を受けた領域の割合(0~6の範囲の数値スコアに変換)と、紅斑、湿潤・肥厚、鱗屑(それぞれ0~4のグレードで評価)について個別に評価される。PASIは0から72点の数値スコアで示される。スコアが高いほど病気が重篤であることを示す。PASI100レスポンスは、PASIスコアがベースラインから少なくとも100%改善した参加者を表す。
[期間:Week16]
5.ベースラインBSAが3%以上かつIGAスコアが2以上の参加者のうち、Week16に医師による全般的評価(IGA)乾癬スコアが0または1で、ベースラインから2以上のグレード改善を示した参加者の割合
ベースラインでBSA3%以上かつIGA スコアが2以上であった参加者のうち、Week16にIGA乾癬スコアが0または1であり、ベースラインから2グレード以上の改善を示した参加者の割合が報告される。IGAでは,所定の時点での医師による乾癬の評価を記録する。病変全体の浸潤・肥厚、紅斑、鱗屑について、それぞれ5段階のグレードに判定される。0(なし)、1(軽微)、2(軽度)、3(中等度)、4(高度)の尺度を使用する。乾癬のIGAスコアは、浸潤・肥厚、紅斑、鱗屑のスコアの平均に基づいており、参加者の乾癬は、なし(0)、軽微(1)、軽度(2)、中等度(3)、高度(4)として評価される。
[期間:Week16]
6.Week16にACR50レスポンスを達成した参加者の割合
ACR50レスポンダーとは、腫脹関節数と圧痛関節数の両方においてベースラインから50%以上改善し、5つの評価項目(患者による疼痛評価VAS、患者による疾患活動性の全般的評価 VAS、医師による疾患活動性の全般的評価VAS、健康評価質問票機能障害指数、C反応性タンパク)のうち少なくとも3つにおいて改善した参加者である。
[期間:Week16]
7.Week16にACR70レスポンスを達成した参加者の割合
ACR70レスポンダーとは、腫脹関節数と圧痛関節数の両方においてベースラインから70%以上改善し、5つの評価項目(患者による疼痛評価 VAS、患者による疾患活動性の全般的評価 VAS、医師による疾患活動性の全般的評価 VAS、健康評価質問票機能障害指数、C反応性タンパク)のうち少なくとも3つにおいて改善した参加者である。
[期間:Week16]
8.Week16における健康評価質問票障害指数(HAQ-DI)スコアのベースラインからの変化
HAQ-DIスコアは、衣類の着脱と身支度、起立、食事、歩行、衛生、伸展、握力、活動の8つのカテゴリに関する質問で構成されている。各機能領域における回答は0から3までのスコアが付けられる(0=困難なし、3=その領域でタスクを実行できない)。全体のスコアは、領域スコアの合計を回答した領域の数で割って計算される。スコアの範囲は0~3で、0は最も難易度が低く、3は最も難易度が高いことを示す。
[期間:ベースラインからWeek16まで]
9.Week16の36-item Short-Form Survey(SF-36)の身体的サマリースコア(PCS)のベースラインからの変化
SF-36は、機能的な健康と幸福の8つの側面を評価する標準化された調査である:身体機能及び社会生活機能、身体的健康問題及び心理的問題による日常役割機能の制限、体の痛み、全般的健康感、活力、心の健康。領域のスコアは、0~100(100=機能の最高レベル)の尺度で表された個々の質問のスコアの平均である。身体機能、身体的役割、体の痛み、および全体的健康感領域のスコアの平均がPCSとして計算される。PCSの合計スコアの範囲は0~100である(100=身体機能の最高レベル)。
[期間:ベースラインからWeek16まで]
10.ベースラインで腱付着部炎が認められた参加者のうち、Week16に腱付着部炎が消失した参加者の割合
腱付着部炎は、Leeds Enthesitis Index(LEI)を使用して評価される。LEIはPsA患者の腱付着部炎を評価するために開発され、上腕骨外側上顆(左右)、大腿骨内側顆(左右)、アキレス腱付着部(左右)に局所圧迫を加えることによって、疼痛の有無(スコア1)または(スコア0)を評価する。LEIスコアは0(圧痛部位0箇所)から6(最悪のスコア、圧痛部位6箇所)までの範囲である。消失は、参加者がベースラインで腱付着部炎(LEIスコア>0)を有し、訪問時(Week16)に腱付着部炎がない(LEOスコア=0)と定義される。
[期間:Week16]
11.ベースラインで腱付着部炎が認められた参加者におけるWeek16の腱付着部炎スコア(LEI)のベースラインからの変化量
腱付着部炎はLEIを使用して評価される。LEIはPsA患者の腱付着部炎を評価するために開発され、上腕骨外側上顆(左右)、大腿骨内側顆(左右)、アキレス腱付着部(左右)に局所圧迫を加えることによって、疼痛の有無(スコア1)または(スコア0)を評価する。LEIスコアは0(圧痛部位0箇所)から6(最悪のスコア、圧痛部位6箇所)までの範囲である。[期間:ベースラインからWeek16まで]
12.ベースラインで指趾炎が認められた参加者のうち、Week16に指趾炎が消失した参加者の割合
指趾炎は、指または足指全体の腫れが特徴である。指趾炎の重症度は0~3の尺度で評価される。0は圧痛、3は手足の各指に重度の圧痛があることを示す。参加者の合計指趾炎スコアの範囲は0~60である。スコアが高いほど圧痛が強いことを示す。消失は、参加者がベースラインで指趾炎(スコア>0)を有し、訪問時(Week16)に指趾炎が消失(スコア=0)していることと定義される。
[期間:Week16]
13.ベースラインで指趾炎が認められた参加者におけるWeek16の指趾炎スコアのベースラインからの変化量
指趾炎は、指または足指全体の腫れが特徴です。指趾炎の重症度は0~3の尺度で評価される。0は圧痛、3は手足の各指に重度の圧痛があることを示す。参加者の合計指趾炎スコアの範囲は0~60である。スコアが高いほど圧痛が強いことを示す。
[期間:ベースラインからWeek16まで]
14.Week16に最小疾患活動性(MDA)を達成した参加者の割合
MDA基準は、PsAで使用される7つのアウトカム指標の複合である。参加者は、7つのアウトカム指標のうち5つを満たした場合、MDAを達成したと判断される。:圧痛関節数が1以下、腫脹関節数が1以下、乾癬の活動性および重症度指数が1以下または体表面積が3以下、患者による疼痛評価のVASスコアが15以下、患者による疾患活動性の全般的評価のVAS(関節炎及び乾癬)スコアが20以下、健康評価質問票(HAQ)スコアが0.5以下、付着部圧痛点が1以下とする。
[期間:Week16]
15.Week16のFunctional Assessment of Chronic Illness Therapy (FACIT)-Fatigueスコアのベースラインからの変化量
FACIT-Fatigueは、疲労、脱力、及び疲労による日常活動の困難に関する項目を評価する13項目の自己記入式質問票である。すべての項目に対して、0(全くあてはまらない)から4(非常によくあてはまる)までの5段階のリッカート尺度で回答し評価される。合計スコアは0から52の範囲で、スコアが高いほど疲労が少ないことを示す。
[期間:ベースラインからWeek16まで]
フェーズ3: 多くの実際の患者さんが対象
JNJ-77242113、Ustekinumab
なし、なし
ヤンセンファーマ株式会社
東京都千代田区西神田3-5-2
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