重症筋無力症成人患者を対象に、inebilizumabという治療薬の効果と安全性を評価するための第III相試験を行います。治験は非盲検期間を含み、ランダム化や二重盲検、多施設共同、プラセボ対照の方法で行われます。
男性・女性
18歳以上
上限なし
この治験は、重症筋無力症と呼ばれる疾患に対する新しい治療法を調査するものです。対象となる患者は、特定の抗体(AChR-Ab+またはMuSK-Ab+)が陽性である必要があります。治験の主な目的は、患者の日常生活活動に影響を与える症状を改善することです。治験の結果は、患者の症状や生活の質にどのような影響を与えるかを評価します。また、治験薬の安全性や忍容性も評価されます。治験に参加する患者は、定期的に検査を受け、治療の効果や副作用を評価するためのデータが収集されます。治験の結果は、将来の治療法の開発に役立つことが期待されています。
介入研究
主要評価項目:治験対象集団全体(すなわちAChR-Ab+及びMuSK-Ab+集団)でのWeek 26におけるMyasthenia Gravis Activities of Daily Living(MGADL)スコアのベースラインからの変化量。
重要な副次評価項目:
1. 治験対象集団全体でのWeek 26におけるQuantitative Myasthenia Gravis(QMG)スコアのベースラインからの変化量。
2. AChR-Ab+ 集団でのWeek 26におけるMG-ADLスコアのベースラインからの変化量。
3. AChR-Ab+集団でのWeek 26におけるQMGスコアのベースラインからの変化量。
4. MuSK-Ab+集団でのWeek 26におけるMG-ADLスコアのベースラインからの変化量。
5. MuSK-Ab+集団でのWeek 26におけるQMGスコアのベースラインからの変化量。
その他の副次評価項目:
1. 治験対象集団全体、AChR-Ab+集団及びMuSK-Ab+集団でWeek 26においてMG-ADLスコアが3ポイント以上改善し、かつDay 28からWeek 26の間にレスキュー治療を使用しなかった被験者の割合、並びにAChR-Ab+集団でWeek 52においてMG-ADLスコアが3ポイント以上改善し、かつDay 28からWeek 52の間にレスキュー治療を使用しなかった被験者の割合。
2. AChR-Ab+集団でのWeek 52におけるMG-ADLスコアのベースラインからの変化量。
3. AChR-Ab+集団でのWeek 52におけるQMGスコアのベースラインからの変化量。
4. 治験対象集団全体、AChR-Ab+集団及びMuSK-Ab+集団でのWeek 26におけるMyasthenia Gravis Composite(MGC)スコアのベースラインからの変化量、並びにAChR-Ab+集団でのWeek 52におけるMGCスコアのベースラインからの変化量。
5. 治験対象集団全体、AChR-Ab+集団及びMuSK-Ab+集団でのWeek 26におけるMyasthenia Gravis Quality of Life-15 revised(MGQOL-15r)スコアのベースラインからの変化量、並びにAChR-Ab+集団でのWeek 52におけるMyasthenia Gravis Quality of Life-15, revisedスコアのベースラインからの変化量。
6. 治験対象集団全体、AChR-Ab+集団及びMuSK-Ab+集団でのWeek 26におけるPatient Global Impression of Changeスコア、並びにAChR-Ab+集団でのWeek 52におけるPatient Global Impression of Changeスコア。
7. 治験対象集団全体、AChR-Ab+集団及びMuSK-Ab+集団でのWeek 26までの最初のMG再燃(Exacerbation)までの期間、並びにAChR-Ab+集団でのWeek 52までの最初のMG再燃(Exacerbation)までの期間。
8. 治験薬投与下で発現した有害事象、特に注目すべき有害事象、及び治験薬投与下で発現した重篤な有害事象の発現割合を指標としたinebilizumabの安全性及び忍容性。安全性の一環として臨床検査項目も評価する。
9. 治験対象集団全体、AChR-Ab+集団及びMuSK-Ab+集団でWeek 26においてステロイドを5 mg/日以下に漸減していた被験者の割合、並びにAChR-Ab+集団+でWeek 52においてステロイドを5 mg/日以下に漸減していた被験者の割合。
10. 治験対象集団全体、AChR-Ab+集団及びMuSK-Ab+集団でWeek 26までにステロイド投与量が50%以上減少していた被験者の割合、並びにAChR-Ab+集団でWeek 52までにステロイド投与量が50%以上減少していた被験者の割合。
11. Week 26において軽微症状(Minimal symptom)発現(MG-ADLが0又は1と定義)を達成した被験者の割合。
12. 治験対象集団全体、AChR-Ab+集団及びMuSK-Ab+集団における治験期間中の抗薬物抗体の発現状況及び抗体価。
フェーズ3: 多くの実際の患者さんが対象
イネビリズマブ
ユプリズナ
メドペイス・ジャパン株式会社
東京都渋谷区神宮前一丁目5番8号
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