医師主導治験

全身性強皮症による肺の病気に対する薬の効果を調べる治験

治験詳細画面

目的


この治験は、免疫抑制薬で治療中の全身性強皮症に伴う肺の病気に対して、新しい薬の効果を調べるための医師主導の二重盲検治験です。新しい薬はPAI-1阻害薬TM5614と呼ばれ、プラセボ(偽薬)と比較して効果を調べます。

対象疾患


間質性肺疾患
全身性強皮症
肺疾患
強皮症

参加条件


募集中

18歳以上

上限なし

選択基準

文書により同意が得られた18歳以上の方
2013 ACR/EULAR classification criteria for systemic sclerosisを満たす全身性強皮症の方
全身性強皮症の発症(レイノー現象以外の全身性強皮症関連症状が最初に出現した時)から7年以内の方
12か月以内に施行された高解像度CTにおいて全身性強皮症に伴う間質性肺疾患が確認され、かつ肺病変の範囲が10%以上の方
%FVCが40%以上の方
%DLcoが30%以上90%未満の方
同意取得前2週間以内に、PSL 10mg/日以上の内服を行っていない方(治験期間中は10mg/日未満で、増量不可)
4週間以内に抗線維化薬、トシリズマブの治療を受けていない方
6か月以内にリツキシマブの治療を受けていない方
同意取得日の6か月以上前から免疫抑制薬(アザチオプリン、シクロホスファミド、ミコフェノール酸モフェチルのいずれか)を投与されており、かつ3か月以前からミコフェノール酸モフェチルが投与され、3か月以内に投与量の変更がない方

除外基準

その他、治験責任(分担)医師が本治験の対象として不適格であると判断した方
その他、治験責任(分担)医師が本治験の対象として不適格であると判断した方

治験内容


この治験は、全身性強皮症に伴う間質性肺疾患に対する新しい治療法の研究です。治験はフェーズ2で、介入研究のタイプです。主要な評価方法は、前観察期と比較した48週時点での%努力性肺活量(%FVC)の変化量です。また、有効性や安全性に関する評価も行われます。有効性に関する評価は、%FVCの絶対的変化量や低下抑制の割合、%FVCの低下率、%FVCが改善した患者の割合、%DLcoの絶対的変化量、mRSSの絶対的変化量、mRSSが3以上改善した割合、手指潰瘍のnet burdenの絶対的変化量、SHAQ total scoreの絶対的変化量、追加治療が必要となった患者の割合、死亡率などが含まれます。安全性に関する評価は、有害事象の発生状況を調べます。

治験フェーズ

フェーズ2: 少数の軽度な患者さんが対象

利用する医薬品等

一般名称

TM5614

販売名

未定

実施組織


東北大学病院

東京都中央区入船1-2-9

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