根治手術後の初発高リスク子宮体癌患者を対象とした術後化学療法+MK-3475と術後化学療法+ プラセボを比較する第Ⅲ相、無作為化、二重盲検試験(KEYNOTE-B21/ENGOT-en11/GOG-3053)

目的

根治手術後の高リスク子宮体癌患者を対象として、術後化学療法+MK-3475の有効性及び安全性を術後化学療法+プラセボと比較して評価する

基本情報

募集ステータス
募集中

対象疾患

再発高リスクの子宮体癌


治験フェーズ

フェーズ3

参加条件

性別

女性


年齢

18歳 以上上限なし


選択基準

1) 組織学的に初発の子宮体癌又は癌肉腫(ミュラー管混合腫瘍)と確定診断され、かつ以下に該当する患者

 〇子宮摘出術及び両側付属器摘出術を含む根治手術を受けた患者

 〇以下のいずれかに該当する根治手術による治療後の再発高リスクの患者

 ・FIGO(2009)手術進行期分類Ⅰ/Ⅱ期の子宮筋層に浸潤する非類内膜癌

 ・FIGO(2009)手術進行期分類Ⅰ/Ⅱ期の子宮筋層に浸潤するあらゆる組織型で、p53異常発現又はp53変異が確認されている

 ・FIGO(2009)手術進行期分類Ⅲ又はⅣA期のあらゆる組織型

2) 術後及び画像上で無病の状態であり、局所領域病変又は遠隔転移が認められない患者

3) 子宮体癌に対する術前補助療法を含むあらゆる状況下で、放射線療法及び全身性の治療(免疫療法又はホルモン療法を含む)を受けたことがない患者

4) 無作為割付け前7日以内のECOG Performance Statusが0又は1の患者

5) 組織型及びミスマッチ修復機構(MMR)ステータスをプロスペクティブに確認するため、現在診断されている子宮体癌又は癌肉腫の腫瘍組織検体を中央検査機関に提出可能な患者

6) 無作為割付け前7日以内に適切な臓器機能を有する患者


除外基準

1) 再発子宮体癌又は再発癌肉腫

2) 子宮内膜間質肉腫、平滑筋肉腫又は他の純粋型肉腫などの子宮間葉性腫瘍。腺肉腫も除外とする。

3) FIGO(2009)手術進行期分類Ⅰ/Ⅱ期の類内膜癌で、p53異常発現とp53変異のいずれも確認されていない患者

4) POLE変異を有することが確認されている患者

5) 組織型によらずFIGO分類ⅣB期の患者(術後に病変が認められない場合でも除外)

6) 術後に測定可能又は測定不能な残存腫瘍を認める患者

7) 他の悪性腫瘍の既往を有する患者。ただし、根治的治療が完了し、がんを示す所見が3年間みられない場合は適格とする。

注:この期間の制約は、皮膚の基底細胞癌、皮膚の扁平上皮癌、表在性膀胱癌、子宮頸部高度扁平上皮内病変又は他の上皮内癌の根治切除が成功している患者には適用されない。

8) 抗PD-1、抗PD-L1、抗PD-L2の薬剤又は他の補助刺激性若しくは共抑制性T細胞受容体(CTLA-4、OX-40、CD137等)を標的とした薬剤の治療歴を有する患者

9) 治験薬初回投与前30日以内に生ワクチンの接種を受けた患者

注:不活化ワクチンは許容される。

10) 治験薬(あるいはその添加物)への不耐容を有する患者

11) 現在他の治験薬の治験に参加している、又は治験薬初回投与前4週間以内に他の治験薬の治験に参加した若しくは治験用の医療機器を用いた患者

注:治験のフォローアップ期間に移行している患者で、他の治験薬の最終投与から4週間以上経過している場合は組入れ可能である。

12) カルボプラチン又はパクリタキセルの使用が禁忌の患者

13) 免疫不全状態と診断された患者、又は治験薬初回投与前7日以内に長期全身性ステロイド療法(プレドニゾロン換算で10 mg/日超)や他の免疫抑制療法による治療を受けた患者

14) MK 3475又は治験薬の添加剤に対する重度(Grade 3以上)の過敏症を有する患者

15) 過去2年以内に全身性の治療(疾患修飾薬、コルチコステロイド又は免疫抑制剤)を要した活動性の自己免疫疾患を有する患者。ただし、補充療法(チロキシン、インスリン、又は副腎不全若しくは下垂体不全に対する生理的用量のコルチコステロイド補充療法など)は、この全身性の治療とみなさず、使用可能である。

16) 間質性肺疾患/肺臓炎を合併、若しくはステロイド投与が必要な(非感染性の)間質性肺疾患/肺臓炎の既往を有する患者。

17) 全身性の治療を必要とする活動性の感染症を有する患者

18) ヒト免疫不全ウイルス(HIV)感染の既往を有する患者

19) B型肝炎又は活動性のC型肝炎を有する患者

20) 治験の実施に影響を与える可能性があると判断された精神疾患又は薬物乱用障害を有する患者

21) 同種組織/臓器の移植歴を有する患者

22) 手術又は手術の合併症から十分に回復していない患者

23) 授乳中の患者

治験内容

研究のタイプ

企業治験介入研究


主要結果評価方法

1) 治験担当医師による画像判定又は再発疑いの病理組織学的確定に基づく無病生存期間(DFS)

2) 全生存期間(OS)


第二結果評価方法

1) 盲検下の中央画像判定機関(BICR)による評価又は再発疑いの病理組織学的確定に基づくDFS

2) 治験担当医師による画像判定又は再発疑いの病理組織学的確定に基づくDFS(CPSによるPD-L1発現状況別)

3) OS(CPSによるPD-L1発現状況別)

4) 治験担当医師による画像判定又は再発疑いの病理組織学的確定に基づくDFS[腫瘍遺伝子変異量(TMB)別]

5) OS(TMB別)

6) 有害事象

7) 有害事象による投与中止

8) EORTC QLQ-C30の全般的健康状態/生活の質(QOL)尺度のスコアのベースラインからの変化量

9) EORTC QLQ-C30の身体機能下位尺度のスコアのベースラインからの変化量

10) EORTC QLQ-EN24の症状発現スコアのベースラインからの変化量

利用する医薬品等

一般名称

ペムブロリズマブ、カルボプラチン注射液、パクリタキセル注射液、シスプラチン注射液、ドセタキセル注射液


販売名

キイトルーダ点滴静注100mg、カルボプラチン注射液450㎎「日医工」、パクリタキセル点滴静注液100mg/16.7mL「ホスピーラ」、シスプラチン注50mg「日医工」、ドセタキセル点滴静注80mg/4mL「EE」

組織情報

実施責任組織

MSD株式会社


住所

東京都千代田区九段北一丁目13番12号 北の丸スクエア