前治療中若しくは前治療後に進行した又は前治療に不耐容となった転移性結腸・直腸癌患者を対象にレンバチニブとペムブロリズマブの併用療法を標準治療と比較する無作為化第Ⅲ相試験(LEAP-017)

目的

レンバチニブ+ペムブロリズマブ群と標準治療群のOS を比較する

基本情報

募集ステータス
募集終了

対象疾患

MSI-H/dMMR を有しない切除不能な転移性の結腸・直腸癌


治験フェーズ

フェーズ3

参加条件

性別

男性・女性


年齢

18歳 以上上限なし


選択基準

・組織学的又は細胞学的に結腸・直腸腺癌と確定診断され、切除不能及び転移性の病変を有する患者(AJCC 分類第8版の定義でⅣA、ⅣB 又はⅣC 期)注:治験実施医療機関によりMSI-H/dMMR を有しないことが確認されなければならない。

・標準治療中又は治療後にRECIST 1.1に基づく疾患進行を示した又は標準治療に不耐容となった患者。標準治療には、患者を無作為割付けした国又は地域で承認されておりかつ投与可能な場合、以下の薬剤をすべて含むこととする。

 1. フッ化ピリミジン系製剤、イリノテカン及びオキサリプラチン

 2. 抗VEGF モノクローナル抗体(ベバシズマブ)の併用の有無は問わない

 3. RAS(KRAS/NRAS)遺伝子野生型の患者:抗EGFR モノクローナル抗体(セツキシマブ又はパニツムマブ)

 4. BRAF V600E 遺伝子変異陽性の患者:BRAF 阻害剤(セツキシマブ± ビニメチニブとの併用)

・治験担当医師による評価で、RECIST 1.1に基づく測定可能病変を有する患者

・放射線照射を受けていない腫瘍病変から採取した保存検体若しくは新たに採取したコア又は切除生検検体を所定の中央検査機関へ提出可能な患者

・無作為割付け前3日以内のECOG Performance Statusが0又は1の患者

・治験担当医師の評価に基づき、3ヵ月以上の生存が見込まれる患者

・錠剤を嚥下し保持する能力がある患者

・高血圧治療薬の使用有無を問わず、血圧が十分にコントロールされている患者(血圧が150/90 mmHg 以下であり、無作為割付け前1週間以内に高血圧治療薬の変更がない)

・投与期間中及びレゴラフェニブ又はTAS-102の最終投与後少なくとも90日間、以下の項目に同意した男性患者。男性患者の避妊は少なくともレンバチニブの最終投与後7日までは継続しなけれならない。

 ・精子を提供しない

 ・異性間性交渉をしないことが患者の日常生活で適切な避妊法である場合は、継続して異性間性交渉をしない

・妊娠しておらず、授乳中でなく、かつ以下の条件のいずれかを満たす女性患者。

 ・妊娠可能な女性に該当しない

 ・妊娠可能な女性であるが、投与期間中及びレンバチニブの最終投与後少なくとも30日間、ペムブロリズマブの最終投与後少なくとも120日間(いずれか遅い方)、レゴラフェニブ又はTAS-102の最終投与後少なくとも180日間、極めて有効な避妊法を用いている、かつ、この期間、卵子(卵子、卵母細胞)提供をしない

・妊娠可能な女性は、治験薬初回投与前24時間以内に高感度の妊娠検査(尿又は血清検査)で陰性が確認されなければならない。


除外基準

・治験実施医療機関によりMSI-H/dMMRを有することが確認された患者

・治験薬の吸収を妨げる可能性のある吸収不良などの消化管状態を有する患者

・同意取得前2週間以内に胸水、腹水若しくは心嚢水が認められる又は貯留が進行しており、ドレナージ又は利尿剤を必要とした患者。

・画像上明らかな腫瘍による主要血管の狭窄又は主要血管への腫瘍の浸潤、腫瘍内の空洞化のある患者。胸部の主要な血管には、主肺動脈、左右の肺動脈、4つの主要な肺静脈、上大静脈、下大静脈、大動脈が含まれる。

・治験薬初回投与前2週間以内に臨床的に重要な喀血又は腫瘍出血のあった患者

・治験薬初回投与前12ヵ月以内に臨床的に重要な心血管系疾患[New York Heart Association (NYHA)ClassⅢ若しくはⅣのうっ血性心不全、不安定狭心症、心筋梗塞、脳血管障害、又は不安定な血行動態に伴う不整脈等]の既往を有する患者

・治験薬初回投与前12ヵ月以内に動脈血栓塞栓症の既往を有する患者

・24時間あたりの尿蛋白が1 g以上の患者

・480 msecを超えるFridericiaの式で補正したQT間隔(QTcF間隔)の延長を示した患者

・マルチゲートスキャン(MUGA)又は心エコーで測定した左室駆出率(LVEF)が治験実施医療機関の基準値を下回る患者

・重篤で治癒していない創傷、潰瘍又は骨折を有する患者

・治験薬初回投与前3週間以内に大手術を受けた患者

・治験組入れ前4週間以内に生物学的応答調節物質(例:顆粒球コロニー刺激因子)の投与を受けた患者。

・Grade 3 以上の消化管又は非消化管の瘻孔を有する患者

・二次がんの既往を有する患者。ただし、根治的治療が完了し、がんを示す所見が2年間みられない場合は適格とする。

・抗PD-1、抗PD-L1又は抗PD-L2の薬剤と抗VEGFモノクローナル抗体又はVEGFR阻害剤との併用による治療歴を有する患者

・レゴラフェニブ又はTAS-102の治療歴を有する患者

・無作為割付け前28日以内にがんに対する全身性の治療(治験薬も含む)を受けた患者

・治験薬初回投与前2週間以内に放射線療法を受けた患者

・治験薬初回投与前30日以内に生ワクチン又は弱毒生ワクチンの接種を受けた患者。不活化ワクチンは許容される。

・レンバチニブ、レゴラフェニブ若しくはTAS-102、又はその添加剤に対して不耐容であることが判明している患者

・現在他の治験薬の治験に参加している、又は治験薬初回投与前28日以内に他の治験薬の治験に参加した若しくは治験用の医療機器を用いた患者

・中枢神経系への転移又は癌性髄膜炎を有する患者

・ペムブロリズマブ又はその添加剤に対する重度(Grade 3以上)の過敏症を有する患者

・過去2年以内に全身性の治療を要した活動性の自己免疫疾患を有する患者

ただし、補充療法(チロキシン、インスリン、又は副腎不全若しくは下垂体不全に対する生理的用量のコルチコステロイド補充療法など)は、この全身性の治療とみなさず、使用可能である。

・免疫不全状態と診断された患者、又は治験薬初回投与前7日以内に長期全身性ステロイド療法(プレドニゾロン換算で10 mg/日超)や他の免疫抑制療法による治療を受けた患者

・間質性肺疾患/肺臓炎を合併、若しくはステロイド投与が必要な(非感染性の)間質性肺疾患/肺臓炎の既往を有する患者

・全身性の治療を必要とする活動性の感染症を有する患者

・HIV感染の既往又は合併を有する患者

・B型肝炎の既往若しくは合併、又は活動性のC型肝炎を有する患者

・治験担当医師の判断により、治験結果に影響を与える、患者の治験の完遂を妨げる、又は、患者の治験の参加が患者の利益とならないと考えられるあらゆる疾患、治療歴又は臨床検査値異常の既往又は合併を有する患者

・治験の実施に影響を与える可能性があると判断された精神疾患又は薬物乱用障害を有する患者

・同種組織/臓器の移植歴を有する患者

治験内容

研究のタイプ

企業治験介入研究


主要結果評価方法

全生存期間(OS)


第二結果評価方法

・無増悪生存期間(PFS)

・奏効率(ORR)

・奏効期間(DOR)

・安全性・忍容性

・Global Health Status/QOL、身体機能、食欲不振及び腹部膨満のベースラインからの変化量

・Global Health Status/QOL、身体機能、食欲不振及び腹部膨満の真の悪化までの期間(TTD)

利用する医薬品等

一般名称

レンバチニブ、ペムブロリズマブ、トリフルリジン・チピラシル塩酸塩、レゴラフェニブ


販売名

レンビマカプセル 4mg/10mg、キイトルーダ点滴静注 100mg 、ロンサーフ配合錠 T15/T20、スチバーガ錠 40mg

組織情報

実施責任組織

MSD株式会社


住所

東京都千代田区九段北一丁目13番12号 北の丸スクエア