この治験の目的は、新しい薬S-531011の安全性や耐用量を調べ、その後第2相での適切な投与量を決定し、その投与量での抗腫瘍効果を調べることです。
この治験に参加するための条件は、20歳以上の男性または女性で、がんの診断が確定され、標準治療が効果がないか、標準治療に耐性があるか、または標準治療を希望しない患者です。また、特定の癌種を持ち、治験薬の成分やモノクローナル抗体に対する重度のアレルギー反応がなく、血液検査や心電図の結果が適切で、12週以上生存が期待できる患者が対象です。ただし、自己免疫疾患や感染症、心血管疾患、妊娠中の女性など、一部の条件を満たさない患者は参加できません。
この治験は、がんの治療薬の効果を調べるものです。対象となるがんは、局所進行又は転移性固形がんです。治験のフェーズはフェーズ1で、治験薬を投与した場合にどのような副作用が出るかを調べます。また、治験薬ががんの症状を改善するかどうかも調べます。評価方法としては、治験薬を投与した被験者の副作用の発生数や、がんの症状の改善度合いを調べます。調査期間は最大で2.5年です。
介入研究
1. Part A: 治験薬投与下の有害事象 (TEAE) が発現した被験者数
[約12か月]
2. PartB/C: 客観的奏効率
[最初の24週間は6週間ごとに,以降は9週間ごとに,病勢進行が確認されるまで (約12か月)]
3. PartB/C: 奏効期間
[初回投与から最終投与後最大18か月まで; 2.5年]
4. PartB/C: 病勢コントロール率
[最初の24週間は6週間ごとに,以降は9週間ごとに,病勢進行が確認されるまで (約12か月)]
5. PartB/C: 奏効までの期間
[最初の24週間は6週間ごとに,以降は9週間ごとに,病勢進行が確認されるまで (約12か月)]
6. PartB/C: 無増悪生存期間
[初回投与から最終投与後最大18か月まで; 2.5年]
7. PartB/C: 全生存期間
[初回投与から最終投与後最大18か月まで; 2.5年]
フェーズ1: 健康な成人が対象
S‑531011
なし
塩野義製薬株式会社
大阪府大阪市中央区道修町3丁目1番8号
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