再発又は難治性多発性骨髄腫患者を対象として teclistamabとダラツムマブ皮下投与製剤の併用(Tec-Dara)とダラツムマブ皮下投与製剤,ポマリドミド及びデキサメタゾン(DPd)又はダラツムマブ皮下投与製剤,ボルテゾミブ及びデキサメタゾン(DVd)を比較する試験

治験

目的

本治験の目的は,teclistamab とダラツムマブ皮下投与製剤(SC)の併用(Tec-Dara)とダラツムマブ皮下投与製剤,ポマリドミド及びデキサメタゾン(DPd)又はダラツムマブ皮下投与製剤,ボルテゾミブ及びデキサメタゾン(DVd)の有効性を比較することである。

基本情報

募集ステータス
募集中

対象疾患

フェーズ3

同じ対象疾患の治験

(36件)

参加条件

性別

男性・女性


年齢

18歳 以上上限なし


選択基準

選択基準‐以下の基準により定義される多発性骨髄腫が確認されている。a. 国際骨髄腫作業部会(IMWG)診断基準に従った多発性骨髄腫の診断。b. 以下のいずれかにより定義する測定可能病変が,スクリーニング時に認められる。1) 血清M蛋白量 >=0.5 g/dL,又は2) 尿中M蛋白量 >=200 mg/24時間,又は3) 血清免疫グロブリン遊離軽鎖>=10 mg/dL及び異常な血清免疫グロブリンkappa/lambda遊離軽鎖比‐プロテアソーム阻害薬(PI)及びレナリドミドを含む1~3ラインの抗骨髄腫薬による前治療を受けたている。a. 1ラインのみの抗骨髄腫治療薬による前治療を受けた被験者はレナリドミド抵抗性でなければならない。維持療法として投与されたレナリドミドの最終投与後60日以内のStable disease又は進行はこの基準に適合する。‐最後のレジメン以降にIMWG基準による治験責任(分担)医師の効果判定に基づいて,疾患進行のエビデンスが確認されている。スクリーニング時及び治験薬投与開始直前のEastern Cooperative Oncology Group(ECOG) performance status スコアが0,1,又は2である。臨床検査値が実施計画書の基準を満たす。


除外基準

除外基準‐治験薬又はその添加物に対する禁忌又は生命を脅かすアレルギー,過敏症を呈する,又は忍容性がない。特定の治験薬に関するその他の除外基準は以下のとおり。a. 以下が認められる場合,被験者は対照薬としてダラツムマブ皮下投与(SC)とポマリドミド及びデキサメタゾン(DPd)の投与に適格ではない。 1) ポマリドミドに対する禁忌又は生命を脅かすアレルギー,過敏症を呈する,又は忍容性がない。 2) IMWGに従ってポマリドミドに抵抗性と判断される疾患。b. 以下が認められる場合,被験者は対照薬としてダラツムマブSCとボルテゾミブ及びデキサメタゾン(DVd)の投与に適格ではない。 1) ボルテゾミブに対する禁忌又は生命を脅かすアレルギー,過敏症を呈する,又は忍容性がない。 2) National Cancer Institute Common Terminology Criteria for Adverse Events(NCI-CTCAE)第5.0版に定義される,疼痛を伴うGrade 1の末梢性ニューロパチー又はGrade 2以上の末梢性ニューロパチー 3) IMWGに従ってボルテゾミブに抵抗性と判断される疾患。 4) ランダム化前5半減期以内に強力なCYP3A4誘導薬の投与を受けていた。‐B細胞成熟抗原(BCMA)を標的とする前治療を受けていた。‐IMWGに従って抗cluster of differentiation 38(CD38)モノクローナル抗体に抵抗性と判断される疾患。ランダム化前14日間以内にprednisone 140 mg以上に相当する累積投与量の副腎皮質ステロイド投与を受けた患者。ランダム化前4週間以内に生弱毒化ワクチンの投与を受けた患者。スクリーニング時の形質細胞白血病,ワルデンストレーム・マクログロブリン血症,POEMS症候群(多発神経炎,臓器腫大,内分泌症,M 蛋白血症,皮膚症状),又は原発性アミロイド軽鎖アミロイドーシス。

治験内容

介入研究


主要結果評価方法

無増悪生存期間(PFS)最長5年2ヵ月PFSはランダム化の日から,国際骨髄腫作業部会(IMWG)基準で疾患進行が最初に記録された日,又は死亡(死因を問わない)日のいずれか早い方までの期間と定義する。


第二結果評価方法

全奏効(Partial Response(PR)以上)最長5年2カ月全奏効(PR 以上)は,IMWG 規準に基づくPR 以上の奏効を達成した被験者と定義する。Very Good Partial Response(VGPR)以上最長5年2ヵ月VGPR以上は,IMWG基準に基づくVGPR以上の奏効を達成した被験者と定義する。Complete Response(CR)以上最長5年2ヵ月CR以上は,IMWG基準に基づくCR以上の奏効を達成した被験者と定義する。微小残存病変(MRD)陰性最長5年2ヵ月MRD陰性は,ランダム化した日から疾患進行又は次の抗骨髄腫治療開始までのいずれかの時点で,10^-5 を閾値としたMRD 陰性を達成した被験者と定義する。次治療の無増悪生存期間(PFS 2)最長5年2ヵ月PFS2 は,ランダム化した日からイベント発生日(次の抗骨髄腫治療ライン中の治験責任(分担)医師の評価による疾患進行又は死亡(死因を問わない)のいずれか早い方と定義)までの期間と定義する。全生存期間(OS)最長5年2ヵ月OSは,ランダム化した日から被験者の死亡日までの期間として評価するTime to Next Treatment(TTNT)最長5年2ヵ月TTNTは,ランダム化の時点から次の抗骨髄腫治療開始までの期間と定義する。重症度ごとの有害事象(AE)発現例数最長5年2ヵ月AEが発現した被験者数を重症度別に評価する。Teclistamabの血清中濃度最長5年2ヵ月Teclistamab濃度の測定のため,バリデートされた特異的,かつ,高感度な測定法により血清試料を分析する。Teclistamab及びダラツムマブに対する抗薬物抗体(ADA)を発現した被験者数最長5年2ヵ月Teclistamab及びダラツムマブに対するADA を発現した被験者数を評価する症状が悪化するまでの期間最長5年2ヵ月悪化までの期間は,ランダム化の時点から意味のある変化の開始日までの期間として評価する。欧州癌研究治療機構の生活の質に関する質問票(EORTC-QLQ-C 30)を用いて評価した症状,機能及び全般的HRQoL のベースラインからの変化量ベースライン~5年2カ月EORTC-QLQ-C30 バージョン3は,5つの機能尺度(身体,役割,感情,認知,及び社会),1つの全般的健康状態尺度,3つの症状尺度(疼痛,疲労,及び悪心/嘔吐),及び6つの症状単項目(呼吸困難,不眠,食欲減退,便秘,下痢及び財政困難)を含む30項目で構成されている。回答は数値的評価尺度を用いて口頭で報告される。項目及び尺度スコアは0~100点の尺度に変換される。スコアが高いほど反応の程度が大きいことを示す。したがって,機能尺度のスコアが高いほど機能が良好であることを示し,全般的健康状態のスコアが高いほどHRQoLが高いことを示すが,症状尺度/項目についてはスコアが高いほど症状/問題の程度が大きいことを示す。Multiple Myeloma Symptom and Impact Questionnaire(MySIm-Q)スケールスコアを用いて評価した症状,機能及び全般的HRQoL のベースラインからの変化量ベースライン~5年2カ月MySIm-Qは、EORTC-QLQ-C 30を補完する疾患特異的なPRO評価尺度である。症状及び影響のサブ尺度から成る17 項目で構成されている。想起期間は「過去7日間」であり,回答は5段階評価尺度を用いて口頭で報告される。Patient-reported Outcomes Measurement Information System Short Form v 2.0–Physical Function 8 c(PROMIS PF 8c)を用いて評価した症状,機能及び全般的HRQoL のベースラインからの変化量ベースライン~5年2カ月PROMIS‐SDは睡眠の質、睡眠の深さ及び睡眠に関連した回復に関する知覚的自己評価を評価するために使用される。本治験では8 項目から成る固定長の簡易質問票を使用し、各項目を1~5で回答する。総スコアが高いほど睡眠障害が多いことを示す。Patient-reported Outcomes Version of the Common Terminology Criteria for Adverse Events (PRO-CTCAE)を用いて評価した症状,機能及び全般的HRQoL のベースラインからの変化量ベースラインから6カ月NCI のPRO-CTCAE は,がん患者に一般的に認められる有害事象に関する質問項目を集約したものであり,治療の忍容性を自己評価するのに適している。選択された各症状は,該当する有害事象の存在/頻度,重症度,及び/又は影響を表す最大3 つの特性により評価することができる。0~4の範囲で,スコアが高いほど発現頻度が高いか重症度/影響が大きいことを示す。EuroQolの5項目の質問票(EQ-5D-5L)を用いて評価した症状,機能及び全般的HRQoL のベースラインからの変化量ベースライン~5年2カ月EQ-5D-5Lは,健康状態の一般的な尺度である。EQ-5D-5Lは5項目から成る質問票で,移動の程度,身の回りの管理,ふだんの活動,痛み/不快感及び不安/ふさぎ込みの5 つの分野の評価に加えて,「今日の健康状態」を測定する視覚アナログ尺度を用いる。この尺度の目盛は0(想像し得る最悪の健康状態)~100(想像し得る最良の健康状態)の範囲となっている。重症度に対する患者の全体的印象(PGI-S)を用いて評価した症状,機能及び全般的HRQoL のベースラインからの変化量ベースライン~5年2カ月PGI-Sは,想起期間を7日間として,現在の症状の重症度及びその影響の被験者による評価に関する2つの質問から構成される。回答は1(なし)~5(極めて重度)の5段階評価で,口頭で行う。高リスク分子特性を有する被験者におけるPFSの深さ最長5年2ヵ月高リスク分子特性を有する被験者におけるPFSの深さを評価する高リスク分子特性を有する被験者における奏効の深さ最長5年2ヵ月高リスク分子特性を有する被験者における奏効の深さを評価する

利用する医薬品等

一般名称

Teclistamab、ダラツムマブ、ポマリドミド、デキサメタゾン、ボルテゾミブ


販売名

なし、DARZALEX FASPRO(アメリカ)、ポマリスト(アメリカ)、Dexamethasone 2mgTablets, 4mgTablets(ベルギー・アメリカ・スイス・ドイツ)、ベルケイド(アメリカ)

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(36件)