FGFR2bを過剰発現している未治療の進行性胃癌及び食道胃接合部癌患者を対象としたBemarituzumab+化学療法及びニボルマブとの併用療法と、化学療法及びニボルマブ併用療法とを比較する第Ib/III相試験

治験

目的

パート1の主要目的は、bemarituzumab+5-フルオロウラシル、ロイコボリン、及びオキサリプラチン(mFOLFOX6)及びニボルマブの併用療法の安全性と忍容性を評価すること。

パート2の主要目的は、全生存期間を指標として、 bemarituzumab+mFOLFOX6とニボルマブの有効性をプラセボ+mFOLFOX6とニボルマブの有効性と比較すること。

基本情報

募集ステータス
募集中

対象疾患

フェーズ3

参加条件

性別

男性・女性


年齢

18歳 以上100歳 以下


選択基準

パート1の選択基準:

1.切除不能、局所進行性又は転移性(根治的治療の適応とならない)で、組織学的に胃又は食道胃接合部の腺癌が確認された成人被験者

2. Eastern Cooperative Oncology Group(ECOG)パフォーマンスステータスが0~1の被験者

3. 測定可能病変又は測定不能だが評価可能病変(RECIST v1.1に基づく)を有する被験者

4. mFOLFOX6 化学療法又はニボルマブが禁忌ではない被験者

5. 以下のとおり、臓器機能が保持されている被験者:

-好中球絶対数 1.5×10^9/L以上

- 血小板数 100×10^9/L以上

- 治験薬の初回投与前7日以内に赤血球(RBC)輸血が行われていない状態で、ヘモグロビン9 g/dL以上

- アスパラギン酸アミノトランスフェラーゼ(AST)及びアラニンアミノトランスフェラーゼ(ALT)が基準値上限(ULN)の3倍未満(又は肝病変が存在する場合はULNの5倍未満)。

- 総ビリルビンがULNの1.5倍未満(肝病変が存在する場合又はジルベール病患者はULNの2倍未満)

- Cockcroft-Gault式により算出又は測定したクレアチニンクリアランス(CrCl)が50 mL/min以上[(140-年齢)×体重(kg)/(72×クレアチニンmg/dL)]

- International Normalized Ratio(INR)又はプロトロンビン時間(PT)がULNの1.5倍未満。ただし、抗凝固療法を受けている被験者は例外とし、組入れ前の6週間は抗凝固薬の用量が安定していなければならない。

パート2のその他の選択基準:

6. 転移性又は切除不能な疾患に対する治療歴(ニボルマブの併用又は非併用下での最大1回のmFOLFOX6を除く)がない被験者。限局性疾患に対する過去の術後、術前補助療法及び周術期療法は、治験薬初回投与の6カ月以上前に終了している場合は許容される。

7. 線維芽細胞増殖因子受容体2b(FGFR2b)過剰発現陽性が中央検査機関で実施した免疫組織化学(IHC)検査により確認された被験者


除外基準

1. 線維芽細胞増殖因子(FGF)-FGFR経路の選択的阻害薬による治療歴がある。

2. ヒト上皮成長因子受容体2(HER2)陽性が確認されている被験者

3. 未治療又は症候性の中枢神経系転移及び軟髄膜疾患

4. 末梢性感覚ニューロパチーグレード2以上がみられた被験者

5. 臨床的に重大な心疾患

6. 過去2年以内に、他の悪性腫瘍の既往歴を有する被験者(確実に治療された疾患を除く)

7.慢性又は全身性の眼疾患

8. 治験薬の初回投与前28日以内の大手術

9.ランダム化前14日以内の緩和的放射線療法

10.角膜潰瘍の発現リスクを高める可能性のある角膜の異常

11.過去2年以内に全身療法(補充療法を除く)を必要とした活動性の自己免疫疾患、又は治験期間中に免疫抑制療法を必要とするその他の疾患を有する被験者

治験内容

介入研究


主要結果評価方法

1. パート1:用量制限毒性(DLT)を発現した被験者数[28日間]

2. パート1:試験治療下で発現した有害事象(TEAE)を1つ以上発現した被験者数[最長4.5年間]

3. パート1:試験治療下で発現し治験薬と関連のある有害事象(TEAE)を1つ以上発現した被験者数[最長4.5年間]

4. パート1:バイタルサインにおける臨床的に重要な変化を発現した被験者数[最長4.5年間]

5. パート1:視力における臨床的に重要な変化を発現した被験者数[最長4.5年間]

6. パート1:心電図(ECG)における臨床的に重要な変化を発現した被験者数[最長4.5年間]

7. パート1:身体検査における臨床的に重要な変化を発現した被験者数[最長4.5年間]

8. パート1:臨床検査における臨床的に重要な変化を発現した被験者数[最長4.5年間]

9. パート2:全生存期間[最長4.5年間]


第二結果評価方法

1. パート1 & 2:客観的奏効(OR)[最長4.5年間]

2. パート1 & 2:奏効期間(DoR)[最長4.5年間]

3. パート1 & 2:病勢コントロール(DCR)[最長4.5年間]

4. パート1 & 2:無増悪生存期間(PFS)[最長4.5年間]

5. パート1:全生存期間[最長4.5年間]

6. パート2:試験治療下で発現した有害事象(TEAE)を1つ以上発現した被験者数[最長4.5年間]

7. パート2:バイタルサインにおける臨床的に重要な変化を発現した被験者数[最長4.5年間]

8. パート2:視力における臨床的に重要な変化を発現した被験者数[最長4.5年間]

9. パート2:臨床検査における臨床的に重要な変化を発現した被験者数[最長4.5年間]

10. パート1:Bemarituzumabの濃度-時間曲線下面積(AUC)[Day 1から最長4.5年間]

11. パート1 & 2:Bemarituzumabの最高血中濃度(Cmax)[Day 1から最長4.5年間]

12. パート1 & 2:Bemarituzumabの投与間隔終了時点の血中濃度(Ctrough)[Day 1から最長4.5年間]

13. パート1 & 2:抗Bemarituzumab抗体産生を発現した被験者数[Day 1から最長4.5年間]

14. パート2:European Organization for the Research and Treatment of Cancer Quality of Life Questionnaire(QLQ-C30)v3.0の個別スコアの平均スコア[最長4.5年間]

15. パート2:European Organization for the Research and Treatment of Cancer Quality of Life Questionnaire(QLQ-C30)v3.0の個別スコアのベースラインからの変化量[ベースラインから最長4.5年間]

16. パート2:European Organisation for Research

and Treatment of Cancer Quality of Life Questionnaire–Stomach(EORTC-QLQ-STO22)により測定した胃癌関連症状の平均スコア[最長4.5年間]

17. パート2:European Organisation for Research

and Treatment of Cancer Quality of Life Questionnaire–Stomach(EORTC-QLQ-STO22)により測定した胃癌関連症状のベースラインからの変化[ベースラインから最長4.5年間]

18. パート2:EuroQol 5-dimensional(EQ-5D-5L)

で測定した各評価における要約スコア及び視覚的アナログ尺度(VAS)スコアの平均スコア[最長4.5年間]

19. パート2:EuroQol 5-dimensional(EQ-5D-5L)

で測定した各評価における要約スコア及び視覚的アナログ尺度(VAS)スコアのベースラインからの変化[ベースラインから最長4.5年間]

20. パート2:European Organisation for Research

and Treatment of Cancer Quality of Life Questionnaire–Stomach(EORT-CQLQ-STO22)により測定した胃癌関連症状の悪化までの期間[Day 1から最長4.5年間]

21. パート2:健康関連生活の質(HRQoL)スコアの悪化までの期間[Day 1から最長4.5年間]

22. パート2:身体機能スコアの悪化までの期間[Day 1から最長4.5年間]

利用する医薬品等

一般名称

bemarituzumab


販売名

なし