企業治験
小児患者に対するウステキヌマブの効果を調べる長期投与試験
目的
ウステキヌマブという薬を皮下注射で投与した場合の長期的な安全性データを収集することが、この治験の目的です。
対象疾患
参加条件
この治験に参加するための条件は、2歳以上18歳未満の男女です。治験に参加する前に、小児を対象としたウステキヌマブ一次試験を完了している必要があります。また、ウステキヌマブ治療の継続が有益であることが必要です。治験の目的や手順を理解し、参加する意思があることを示す同意書に署名する必要があります。治験期間中には、生活習慣に対する制限事項を遵守する必要があります。妊娠の可能性がある女性は、陰性の尿妊娠検査を受ける必要があります。治験に参加するにあたって、妊娠中、授乳中、妊娠を計画している、または子供をもうける予定の男性は除外されます。また、新型コロナウイルス感染症に関連する状況がある場合、治験に参加することができません。治験責任医師の意見によっても、治験参加が被験者の最大の利益とならない場合や、治験実施計画書特有の評価を妨げる場合は、治験に参加できません。治験に参加する前に、詳細な説明を受け、自分が参加することが適切かどうかを確認する必要があります。
治験内容
この治験は、クローン病、潰瘍性大腸炎、乾癬性関節炎という病気を対象にしています。治験のフェーズは3で、最長で6年4カ月かかります。治験に参加する被験者には、治験薬を投与します。治験に参加する被験者に生じた、あらゆる好ましくない医療上のできごとをAEと呼びます。AEには、治験薬の投与との因果関係が認められるものだけでなく、そうでないものも含まれます。また、重篤なAEをSAEと呼びます。SAEには、死亡、入院、生命を脅かす状況、永続的な障害や機能不能、先天異常などが含まれます。治験薬の投与中止に至ったAEや、特に注目すべきAE、臨床検査パラメータに異常が認められた被験者数、注射部位反応が認められた被験者数、疾患の悪化のAEが認められた被験者数、効果減弱により併用療法を受けた被験者数などが報告されます。
AI 要約前の参加条件
介入研究
主要結果評価方法
有害事象(AE)が認められた被験者数
最長6年4カ月
AEとは,治験に参加している被験者に生じた,あらゆる好ましくない医療上のできごとであり,必ずしも医薬品/生物学的製剤の投与との因果関係が認められるもののみを指すわけではない。
重篤な有害事象(SAE)が認められた被験者数
最長6年4カ月
SAEとは,以下の転帰に至るAE,又はその他の理由で重篤と判断されるAEである:死亡,入院又は入院期間の延長,生命を脅かす状況(死亡の差し迫った危険),永続的又は顕著な障害/機能不能,先天異常。
治験薬の投与中止に至ったAEが認められた被験者数
最長6年4カ月
治験薬の投与中止に至ったAEが認められた被験者数を報告する。
注目すべきAEが認められた被験者数
最長6年4カ月
特に注目すべきAE[治験薬の初回投与後に新たに確認された悪性腫瘍,活動性結核(TB)又は日和見感染]が認められた被験者数を報告する 。
臨床検査パラメータに異常が認められた被験者数
最長6年4カ月
臨床検査パラメータ(血液学的検査及び血液生化学検査など)に異常が認められた被験者数を報告する。
注射部位反応が認められた被験者数
最長6年4カ月
注射部位反応が認められた被験者数を報告する。注射部位反応とは,治験薬の皮膚(SC)注射部位に発現したあらゆる有害事象である。
疾患の悪化のAEが認められた被験者数
最長6年4カ月
疾患の悪化のAEが認められた被験者数を報告する。
効果減弱により併用療法を受けた被験者数
最長6年4カ月
効果減弱により併用療法を受けた被験者数を報告する。
第二結果評価方法
治験フェーズ
フェーズ3: 多くの実際の患者さんが対象
利用する医薬品等
一般名称
ウステキヌマブ(遺伝子組換え)
販売名
Stelara Subcutaneous Injection(ベルギー、米国、スイス、ドイツ)
実施組織
ヤンセンファーマ株式会社
東京都千代田区西神田3-5-2
同じ対象疾患の治験
- 潰瘍性大腸炎の手術方法比較:ロボット vs 腹腔鏡 - 結果と術後の肛門機能を比較
- 潰瘍性大腸炎の子どもを対象とした新薬の効果と安全性に関する研究
- 青少年の中等症から重症の潰瘍性大腸炎におけるetrasimodの効果と安全性を評価する治験(非盲検,単群試験)
- 中等症から重症の潰瘍性大腸炎患者にMK-7240を投与した際の効果と安全性を調べる、大規模なランダム化プラセボ対照二重盲検試験
- 中等症から重症の潰瘍性大腸炎患者におけるGS 5290の効果と安全性を評価する、第2段階の二重盲検、ランダム化、プラセボ対照、用量設定試験
- 潰瘍性大腸炎の治療薬JNJ-77242113の効果と安全性を評価する第2b相の多施設共同ランダム化プラセボ対照試験
お医者さまへ
治験の詳細を確認し、患者の方に合致しているかを診断してください
ご確認後、連絡が適切だと判断された場合は上記のお問い合わせ情報から担当の方にご連絡ください
治験を募集している方ですか?
Kibou は治験の募集・情報提供をすることを目的としたプラットフォームです。 治験情報の提供や、被験者の募集について詳しい資料の請求はお問い合わせフォームからお問い合わせください。