活性化 FGFR1-3 変異を有する治療歴のある膠芽腫又はその他の原発性中枢神経系腫瘍患者を対象に、ペミガチニブの有効性及び安全性を評価する非盲検、単群、多施設共同、第 2 相試験

治験

目的

活性化FGFR1-3変異を有する治療歴のある膠芽腫又はその他の原発性中枢神経系腫瘍患者を対象に、ペミガチニブの有効性及び安全性を評価する。Study to Evaluate the Efficacy and Safety of Pemigatinib in Participants With Previously Treated Glioblastoma or Other Primary Central Nervous System Tumors Harboring Activating FGFR1-3 Alterations

基本情報

募集ステータス
募集前

対象疾患

フェーズ2

参加条件

性別

男性・女性


年齢

18歳 以上99歳 以下


選択基準

1. 組織学的、細胞学的又は分子学的検査で再発の GBM 又はその他の成人びまん性神経膠腫若しくは限局性星細胞系腫瘍の診断が確定された患者。- コホート A 及び C:WHO グレード 4 の IDH 野生型 GBM の病理組織学的診断又は WHO グレード 4 の GBM の分子的特徴を認める IDH 野生型びまん性星細胞系神経膠腫の分子診断(星細胞系神経膠腫の場合、EGFR の増幅、7 番染色体全体の増加及び 10 番染色体全体の欠失、TERT プロモーター変異のいずれかの存在を認めることが求められる。Louis 2021)を過去に受けた患者。いずれも、1 ライン以上の標準治療(例:TMZ 及び放射線療法又は化学療法)実施中又は実施後に再発又は進行したものとする。- コホート B 及び C:WHO 基準に従い、GBM 以外の成人びまん性神経膠腫(IDH 変異型星細胞腫、IDH 変異及び 1p/19q 共欠失を認める乏突起神経膠腫を含む)並びに限局性星細胞系腫瘍(毛細胞性星細胞腫を含む)の病理組織学的診断を過去に受けた患者。いずれも、1 ライン以上の標準治療(例:放射線療法及び/又は TMZ、CCNU、BCNU を含む化学療法等のアルキル化剤を用いた化学療法)実施中又は実施後に再発又は進行したものとする。コホート C では、FGFR1‐3 活性化変異が既知又は疑われる、神経膠腫、膠細胞神経細胞腫瘍及び神経細胞腫瘍も全て適格とする。2. 放射線画像で測定可能な病変を有する患者。過去に放射線照射を受けた部位又は他の局所部位療法の対象部位にある腫瘍病変は、当該病変に明らかな進行が確認された場合、測定可能とみなされる。3. Karnofsky パフォーマンスステータスが 60 以上の患者。4. 余命 12 週間以上の患者。5. 組織からの FGFR1‐3 遺伝子変異又は融合/再構成の記録[Foundation Medicine, Inc(FMI)又は Guardant Health 等の資格要件を満たした検査機関からのセルフリーDNA(cfDNA)は、メディカルモニターによる審査後に認められる場合がある]- コホート A:WHO グレード 4 の IDH 野生型 GBM の病理組織学的診断又は WHO グレード 4 の GBM の分子的特徴を認める IDH 野生型びまん性星細胞系神経膠腫の分子診断(星細胞系神経膠腫の場合、EGFR の増幅、7番染色体全体の増加及び 10 番染色体全体の欠失、TERT プロモーター変異のいずれかの存在を認めることが求められる。Louis 2021)を過去に受けた患者。いずれも再発で、腫瘍に FGFR1‐3 融合又は再構成(FGFR1‐3インフレーム融合、FGFR2 再構成又は FGFR1/3 の既知のパートナー遺伝子との再構成)を認めることとする。キナーゼドメインが正常な FGFR 融合又は再構成のみ適格とする。- コホート B:WHO 基準に従い、GBM 以外の成人びまん性神経膠腫(IDH 変異型星細胞腫、IDH 変異及び 1p/19q 共欠失を認める乏突起神経膠腫を含む)並びに限局性星細胞系腫瘍(毛細胞性星細胞腫を含む)の病理組織学的診断を過去に受けた患者。いずれも再発で、腫瘍に FGFR1‐3 融合又は再構成(FGFR1‐3 インフレーム融合、FGFR2 再構成又は FGFR1/3 の既知のパートナー遺伝子との再構成)を認めることとする。キナーゼドメインが正常な FGFR 融合又は再構成のみ適格とする。- コホート C:WHO グレード 4 の IDH 野生型 GBM の病理組織学的診断若しくは WHO グレード 4 の GBM の分子的特徴を認める IDH 野生型びまん性星細胞系神経膠腫の分子診断を過去に受けた患者又はWHO 基準に従い、GBM 以外の成人びまん性神経膠腫(IDH 変異型星細胞腫、IDH 変異及び 1p/19q 共欠失を認める乏突起神経膠腫を含む)並びに限局性星細胞系腫瘍(毛細胞性星細胞腫を含む)の病理組織学的診断を過去に受けた患者。いずれも再発で、活性化変異又はFGFR1‐3 変異が既知又は疑われるものとする。FGFR1‐3 活性化変異が既知又は疑われる、神経膠腫、膠細胞神経細胞腫瘍及び神経細胞腫瘍も全て適格とする。6. 前治療後に磁気共鳴画像法(MRI)での客観的進行が認められ、臨床的ベネフィットを得られる可能性のある治療がない患者。再発腫瘍の病理組織学的な確定診断又は放射線照射野外に新たな増強を示す MRI 所見のいずれかが認められない限り、過去の放射線療法から少なくとも 12 週間経過している必要がある。既承認の治療法に対して忍容不能な患者及び既承認の治療法を拒否した患者は、臨床的ベネフィットを得られる可能性のある治療が他にない場合に限り適格とする。7. ベースラインとして利用可能な、スクリーニング日から 24 ヵ月未満に採取した保存腫瘍検体がある患者。原発性腫瘍又は転移病変の生検又は切除により得た腫瘍ブロック又は未染色スライド最低 15 枚が必要である。8. 避妊の意思がある患者。


除外基準

1. これまでに選択的 FGFR 阻害剤の投与を受けたことがある患者。2. 適応症又は理由を問わず、治験薬の初回投与前 28 日以内に、抗がん剤又は治験薬の投与を受けた患者。前治療薬による AE(脱毛症を除く)は(CTCAEv5.0 に基づくグレード 1 以下又は投与前のベースライン値まで)回復していなければならない。3. 再発回数に制限はないが、ベバシズマブ又は他の血管内皮細胞増殖因子(VEGF)/血管内皮細胞増殖因子受容体(VEGFR阻害剤の投与歴がない患者(ただし、進行腫瘍に対してではなく放射線壊死の治療としてベバシズマブを投与し、腫瘍進行を示した MRI の 12 週間以上前に中止されていた場合、このベバシズマブの投与歴は許容される)。4. 同時に他の抗がん剤治療(例:化学療法、免疫療法、生物学的製剤治療、ホルモン療法、他の治験薬による治療又は腫瘍塞栓術)を受けている患者。5. 根治が期待できる手術の候補となる患者。6. 治験登録時にデキサメタゾン(又は同等の薬剤)が 4 mg/日超投与されている患者(治験期間中は症状コントロールのための高用量ステロイドは許容される)。7. 眼科検査により臨床的に意義のある角膜障害(水疱性/帯状角膜症、角膜擦過傷、炎症/潰瘍形成及び角結膜炎等を含むが、これらに限定されない)又は網膜障害(黄斑/網膜変性、糖尿病網膜症、網膜剥離等を含むが、これらに限定されない)を示す所見が現在認められる患者。8. びまん性軟膜・髄膜疾患9. 登録/治験薬の初回投与前 12 週間以内に放射線療法を受けた患者。再発腫瘍の病理組織学的な確定診断又は放射線照射野外に新たな増強を示す MRI 所見のいずれかが認められない限り、過去の放射線療法から少なくとも 12 週間経過している必要がある。10. 進行中又は積極的な全身治療を必要とする他の既知の悪性腫瘍を有する患者。ただし、皮膚の基底細胞癌、皮膚の扁平上皮癌又は子宮頚部上皮内癌に対する根治的治療が既に行われている患者は適格とする。11. スクリーニング時に 規定する臨床検査値が認められた患者。

治験内容

介入研究


主要結果評価方法

1. コホート A の奏効率(ORR) 2. コホート B の ORR


第二結果評価方法

1. コホート A 及び B を併合した ORR2. コホート A、B 及び C を併合した ORR3. コホート C の ORR4. コホートA、B 及び C の ORR5. コホート A 及び B の病勢コントロール率(DCR)6. コホート A 及び B の無増悪生存期間(PFS)7. コホート A 及び B の奏効期間(DOR)8. コホート A 及び B の全生存期間(OS)9. 治験薬投与後に発現した有害事象(TEAE)が認められた被験者数

利用する医薬品等

一般名称

ペミガチニブ


販売名

ペマジール