医師主導治験
局所進行・再発したがんに対する新しい治療法の第二段階の検証
目的
この治験は、日本人の局所進行・再発類上皮肉腫患者を対象に、タゼメトスタットという薬の有効性と安全性を評価するものです。
対象疾患
参加条件
この治験に参加するための条件は、16歳以上で男性でも女性でも構いません。ただし、類上皮肉腫と診断され、転移巣を有するか、切除不能な原発巣や局所再発巣がある場合に限ります。また、がん性髄膜炎や脳転移、脊椎転移、定期的な穿刺排液を要する心嚢液、胸水、腹水の貯留がないこと、定期的な治療を受けていないこと、そして臨床検査の結果が一定の基準を満たしていることが必要です。また、避妊方法を用いることに同意し、精神病や精神症状がないことが必要です。一方、既往症や感染症、薬剤の使用などによっては、参加できない場合があります。
治験内容
この治験は、フェーズ2と呼ばれる段階で行われます。対象疾患は、類上皮肉腫という病気です。治験の主な目的は、18週間後に病気が進行しない割合を調べることです。また、施設ごとに判定された18週間後の生存期間や、治療の効果、副作用なども評価されます。治験に参加する患者さんたちが、安全に治療を受けられるように、慎重に調査が行われます。
AI 要約前の参加条件
介入研究
主要結果評価方法
中央判定による18週時点の無増悪生存割合
第二結果評価方法
施設判定による18週時点の無増悪生存割合、無増悪生存期間、全生存期間、中央判定による奏効割合、施設判定による奏効割合、病勢制御割合、奏効期間、奏効するまでの期間、有害事象発現割合、有害反応発現割合、重篤な有害事象発現割合、重篤な有害反応発現割合
治験フェーズ
フェーズ2: 少数の軽度な患者さんが対象
利用する医薬品等
一般名称
タゼメトスタット
販売名
タズベリク®
実施組織
国立研究開発法人国立がん研究センター中央病院
東京都中央区築地5-1-1
同じ対象疾患の治験
- 「Brightline-4」:進行脱分化型脂肪肉腫の未治療または既治療患者を対象に、新薬「brigimadlin(BI 907828)」の安全性と有効性を評価する、多施設共同の第III相非盲検単群試験
- 高リスク後腹膜肉腫に対する手術前の薬物療法の有効性についての比較試験
- がん治療における新しいCAR-T細胞療法の第1段階の臨床試験:EPHB4受容体発現があるユーイング肉腫や固形がんを対象とした遺伝子改変をしない治療法
- 皮膚血管肉腫治療におけるパクリタキセルとTM5614の併用の安全性と効果を調べる医師主導の第2相治験
- 腹部にできる脂肪肉腫に対する手術前のAI治療の単独グループでの第2段階の試験
- 骨軟部肉腫治療における、最適な重粒子線照射量の実現可能性に関する臨床研究
お医者さまへ
治験の詳細を確認し、患者の方に合致しているかを診断してください
ご確認後、連絡が適切だと判断された場合は上記のお問い合わせ情報から担当の方にご連絡ください
治験を募集している方ですか?
Kibou は治験の募集・情報提供をすることを目的としたプラットフォームです。 治験情報の提供や、被験者の募集について詳しい資料の請求はお問い合わせフォームからお問い合わせください。