企業治験

潰瘍性大腸炎患者に対するデュピルマブ投与の効果と安全性を調べる治験

治験詳細画面

目的


この治験は、中等症から重症の潰瘍性大腸炎(UC)患者を対象に、デュピルマブの有効性と安全性を検討するもので、2-4週間のスクリーニング期間、52週間の治験薬投与期間、12週間の追跡調査期間を設けて行われます。最長治験期間は68週間です。

対象疾患


潰瘍性大腸炎

参加条件


募集中

男性・女性

18歳以上

上限なし

選択基準

署名時の年齢が18歳以上の方
UCに対する標準的な治療で満足できる効果が得られなかった方
経口コルチコステロイド、5-ASA化合物、免疫調節薬、低分子薬のいずれかで満足できる効果が得られなかった方
スクリーニング時にバイオマーカー増多のエビデンスがある
中等症から重症の活動期のUCで、ベースラインのmodified Mayoスコア5~9と定義され、ビデオ内視鏡検査で同定されたMayo内視鏡サブスコアを用いる
実施医療機関及び中央検査機関でビデオ内視鏡検査を同時に読影し判定するMayoスコア構成要素の評価で、スクリーニング内視鏡検査で内視鏡サブスコア2以上である
ベースラインの直腸出血サブスコア1以上、及びベースラインの排便回数スコア1以上である

除外基準

特定の病状(好酸球性大腸炎、腹部膿瘍、劇症疾患、中毒性巨大結腸等)を持ち、その治療を要する方
症候性の大腸又は小腸閉塞の存在を持ち、それを証明する放射線学的検査又は内視鏡検査による客観的なエビデンスがある方
広範囲の大腸切除を受けた(残存する大腸が30cm未満等)既往を持つ方
大腸粘膜異形成の既往や、切除されていない大腸腺腫性ポリープの存在、又はスクリーニング来院時の大腸内視鏡検査中に発見される切除されていない大腸粘膜異形成又は大腸腺腫性ポリープを有する方
広範囲の大腸炎が8年以上又は左側大腸(すなわち、脾湾曲部遠位)の限局性疾患が10年超の方で、最近1年以内に異形成調査のための大腸内視鏡検査を行っていない、または生検で異形成又は癌が特定された方
非定型的大腸炎、顕微鏡的大腸炎、虚血性大腸炎、又はクローン病の診断、またはクローン病を示唆する臨床所見がある方
特定の病状(好酸球性大腸炎、腹部膿瘍、劇症疾患、中毒性巨大結腸等)を持ち、その治療を要する方
症候性の大腸又は小腸閉塞の存在を持ち、それを証明する放射線学的検査又は内視鏡検査による客観的なエビデンスがある方
広範囲の大腸切除を受けた(残存する大腸が30cm未満等)既往を持つ方
大腸粘膜異形成の既往や、切除されていない大腸腺腫性ポリープの存在、又はスクリーニング来院時の大腸内視鏡検査中に発見される切除されていない大腸粘膜異形成又は大腸腺腫性ポリープを有する方
広範囲の大腸炎が8年以上又は左側大腸(すなわち、脾湾曲部遠位)の限局性疾患が10年超の方で、最近1年以内に異形成調査のための大腸内視鏡検査を行っていない、または生検で異形成又は癌が特定された方
非定型的大腸炎、顕微鏡的大腸炎、虚血性大腸炎、又はクローン病の診断、またはクローン病を示唆する臨床所見がある方

治験内容


この治験は、潰瘍性大腸炎の治療薬の効果を調べるものです。治験フェーズはフェーズ2で、対象疾患は潰瘍性大腸炎です。治験の主要な結果評価方法は、被験者の臨床的な寛解状態を評価することです。評価期間はWeek 24で、modified Mayoスコアによって評価されます。また、Week 8、Week 24、Week 52の時点でも臨床的な奏効や寛解状態を評価します。治験薬の投与下で発生した有害事象や血中の薬剤濃度、抗薬物抗体の発現頻度も評価します。腹痛や炎症の評価も行われます。治験の目的は、患者さんの症状を改善する治療薬を開発することです。

治験フェーズ

フェーズ2: 少数の軽度な患者さんが対象

利用する医薬品等

一般名称

デュピルマブ(遺伝子組換え)、プラセボ

販売名

なし、なし

実施組織


サノフィ株式会社

東京都新宿区西新宿三丁目20番2号 東京オペラシティタワー

お医者さまへ


治験の詳細を確認し、患者の方に合致しているかを診断してください

ご確認後、連絡が適切だと判断された場合は上記のお問い合わせ情報から担当の方にご連絡ください

治験を募集している方ですか?


Kibou は治験の募集・情報提供をすることを目的としたプラットフォームです。 治験情報の提供や、被験者の募集について詳しい資料の請求はお問い合わせフォームからお問い合わせください。


運営会社

利用規約

プライバシーポリシー

お問い合わせ