企業治験
軽度から中程度の活動性潰瘍性大腸炎患者に対するKSP-0243の第2段階前期臨床試験
目的
KSP-0243という薬を、軽症から中等症の活動期潰瘍性大腸炎患者に反復投与することで、その効果や安全性、薬の働き方を調べるための治験を行う。プラセボと比較して、二重盲検法で検討する。
対象疾患
参加条件
この治験に参加できる人は、18歳以上74歳以下の男性または女性で、潰瘍性大腸炎と診断されてから12週間以上経過している人で、内視鏡検査で肛門縁から15cm以上に典型的な病変がある人、軽度から中等度の活動期の潰瘍性大腸炎で、固定用量の経口5-ASA製剤を服用しても効果がない人です。ただし、腸管切除をした人、感染性腸炎を発症している人、または肝障害、腎障害、心血管系疾患、内分泌疾患、代謝疾患、肺疾患、消化器疾患、神経疾患、泌尿器疾患、生殖器疾患、免疫疾患を持っている人は参加できません。
治験内容
この治験は、潰瘍性大腸炎という病気を対象に行われます。治験のフェーズは2で、治療期間は8週間です。主な評価方法は、治療期8週時の修正Mayoスコアによる臨床的改善率です。また、治療期8週時の修正Mayoスコアによる臨床的寛解率や完全Mayoスコアによる臨床的改善率、寛解率も評価されます。治療中に副作用が発生した場合には、その割合も調べられます。さらに、血液検査やバイタルサイン、体重、心電図などの検査も行われ、治療の効果や安全性を評価します。また、治療に使用する薬剤の血中濃度や大腸粘膜中濃度も調べられます。
AI 要約前の参加条件
介入研究
主要結果評価方法
治療期8週時の修正Mayoスコアによる臨床的改善率
第二結果評価方法
・治療期8週時の修正Mayoスコアによる臨床的寛解率
・治療期8週時の完全Mayoスコアによる臨床的改善率
・治療期8週時の完全Mayoスコアによる臨床的寛解率
・有害事象及び副作用の発現割合
・評価時点ごとの臨床検査(血液学的検査、血液生化学的検査、尿検査)の実測値及び変動
・評価時点ごとのバイタルサイン(血圧、脈拍数、体温)の実測値及び変動
・評価時点ごとの体重の実測値及び変動
・評価時点ごとの12誘導心電図パラメータのベースラインからの変化量、実測値及び変動、異常所見の有無
・評価時点ごとのKSP-0243の血漿中濃度
・治療期8週時のKSP-0243の大腸粘膜中濃度
治験フェーズ
フェーズ2: 少数の軽度な患者さんが対象
利用する医薬品等
一般名称
KSP-0243
販売名
なし
実施組織
キッセイ薬品工業株式会社
東京都文京区小石川3丁目1番3号
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