企業治験
未治療の肺がんが転移した患者に対する新しい治療法の安全性と効果を調べる試験
目的
この治験は、未治療の転移性非小細胞肺癌患者を対象に、2つの治療法の効果を比較するものである。具体的には、MK-3475Aとペムブロリズマブをそれぞれ皮下投与または静脈内投与した場合の血中濃度を比較し、最適な投与方法を探ることが目的である。
対象疾患
参加条件
この治験に参加できる人は、18歳以上で男性でも女性でも構いません。ただし、肺がんと診断された人で、治療のために放射線を受けたことがなく、3ヶ月以上生きる見込みがある人に限られます。また、過去に小細胞肺癌や他の悪性腫瘍、自己免疫疾患、感染症、移植歴などがある人は参加できません。治験薬を初めて投与する前に放射線療法を受けたり、生ワクチンを接種したりした人も参加できません。治験に参加する前に、医師による検査や評価が必要です。
治験内容
この治験は、転移性非小細胞肺癌の治療について研究するものです。治験のタイプは介入研究で、フェーズ3になります。主要な結果評価方法は、1コース目のAUC0-6wksと定常状態(3コース目)のCtroughです。また、ペムブロリズマブという薬剤を使用し、Q6WとQ3Wの静脈内投与との比較も行われます。その他、ADA、ORR、PFS、OS、DOR、安全性及び忍容性、PROについても評価されます。
AI 要約前の参加条件
介入研究
主要結果評価方法
・1コース目の AUC0-6wks
・定常状態(3コース目)の Ctrough(主要解析にはモデルに基づく Ctrough を用いる)
第二結果評価方法
・以下に関するペムブロリズマブ Q6W 静脈内投与との記述的比較
o 1コース目:Cmax、Ctrough
o 定常状態(3コース目):AUC0-6wks、Cmax
・以下に関するペムブロリズマブ Q3W 静脈内投与との記述的比較
o 1コース目及び定常状態におけるモデルに基づくCtrough
・ADA
・ORR
・PFS
・OS
・DOR
・安全性及び忍容性
・PRO
治験フェーズ
フェーズ3: 多くの実際の患者さんが対象
利用する医薬品等
一般名称
ペムブロリズマブ/遺伝子組み換えヒトヒアルロニダーゼ、ペムブロリズマブ、パクリタキセル、Nab-パクリタキセル、カルボプラチン、シスプラチン、ペメトレキセド
販売名
なし、キイトルーダ点滴静注100mg、タキソール注射液30mg、アブラキサン点滴静注用 100mg 、パラプラチン注射液50mg、ランダ注10mg/20mL、アリムタ注射用100mg
実施組織
MSD株式会社
東京都千代田区九段北一丁目13番12号北の丸スクエア
同じ対象疾患の治験
- 肺がん患者に対する新薬Zipalertinibの効果と安全性を調べる国際的な治験
- PD-L1が高い進行・転移性肺がん患者における、2種類の治療法の比較試験
- ROS1遺伝子異常陽性の進行性または転移性肺がんや他のがん患者に対する新薬AB-106の効果と安全性を調べる、多施設共同の第2段階試験
- 進行または転移性の非小細胞肺がん患者において、カルボプラチンを併用するか非併用するかによるDatopotamab Deruxtecan(Dato-DXd)とデュルバルマブの併用療法の効果を調べる、多施設共同非盲検2パート第Ib相試験
- 進行または転移性のがん患者に対するPF-07248144の安全性や効果を評価する治験(第1相、用量漸増および拡大投与試験)
お医者さまへ
治験の詳細を確認し、患者の方に合致しているかを診断してください
ご確認後、連絡が適切だと判断された場合は上記のお問い合わせ情報から担当の方にご連絡ください
治験を募集している方ですか?
Kibou は治験の募集・情報提供をすることを目的としたプラットフォームです。 治験情報の提供や、被験者の募集について詳しい資料の請求はお問い合わせフォームからお問い合わせください。