この治験の目的は、中等症から重症の成人喘息患者を対象に、新しい薬の効果や安全性を調査することです。治験はランダム化や二重盲検などの方法を使い、プラセボと比較して薬の効果を評価します。
男性・女性
18歳以上
80歳以下
この治験は、喘息の治療方法を研究するためのフェーズ2の介入研究です。喘息の増悪イベントの発生率や肺活量の変化などを評価します。また、喘息の症状や生活に与える影響を評価するために、さまざまな質問票や検査を行います。治験薬の効果や副作用を調査するために、血液検査や局所反応の観察も行います。治験期間はベースラインから48週間です。治験に参加する患者さんは、治験薬の効果や安全性について詳しく調査されます。
介入研究
1. 喘息増悪イベントの年間発現率
[評価期間:ベースラインからWeek 48まで]
1. 気管支拡張薬(BD)投与前の努力肺活量の最初の1秒間の努力呼気量(FEV1)のベースラインからの変化量
[評価期間:ベースラインからWeek 48まで]
2. BD投与後のFEV1のベースラインからの変化量
[評価期間:ベースラインからWeek 48まで]
3. ベースラインからの予測FEV1率(%)の変化量(BD投与前及びBD投与後)
[評価期間:ベースラインからWeek 48まで]
4. ACQ-5スコアが0.5ポイント以上減少した被験者の割合
[評価期間:ベースラインからWeek 48まで]
ACQ-5は症状を評価する喘息コントロールの質問票である。スコアが低くなるほど喘息コントロールが良好であることを示す。
5. ACQ-5スコアのベースラインからの変化量
[評価期間:ベースラインからWeek 48まで]
6. 呼気中一酸化窒素(FeNO)のベースラインからの変化量
[評価期間:ベースラインからWeek 48まで]
7. 初回喘息増悪までの時間
[評価期間:ベースラインからWeek 48まで]
8. 入院又は救急外来若しくは緊急での処置を目的とした受診を要する喘息増悪イベントの年間発現率
[評価期間:ベースラインからWeek 48まで]
9. 症状緩和のための短時間作用性beta 2刺激薬(SABA)、低用量ICS/ホルモテロール又はICS/SABAの平均吸入回数/日
[評価期間:ベースラインからWeek 48まで]
10. St. George's Respiratory Questionnaire(SGRQ)スコアのベースラインからの変化量
[評価期間:ベースラインからWeek 48まで]
閉塞性気道疾患患者の全般的健康、日常生活及び健康状態への影響の測定用にデザインされた疾患特異的な尺度である。スコアの範囲は0~100点であり、スコアが高いほど障害が多くなる。
11. SGRQスコアが4ポイント以上改善した被験者の割合
[評価期間:ベースラインからWeek 48まで]
12. 12歳以上向けのAsthma Quality of Life Questionnaire Standardized(AQLQ[S])スコアのベースラインからの変化量
[評価期間:ベースラインからWeek 48まで]
13. AQLQ(S)+12ドメイン及び合計スコアが0.5ポイント以上改善した被験者の割合
[評価期間:ベースラインからWeek 48まで]
14. ACQスコアのベースラインからの変化量
[評価期間:ベースラインからWeek 48まで]
15. ACQ-6及びACQ-7スコアが0.5ポイント以上減少した被験者の割合
[評価期間:ベースラインからWeek 48まで]
16. 血清中lunsekimig 濃度
[評価期間:ベースラインからWeek 52まで]
17. Lunsekimig に対する抗薬物抗体(ADA)
[評価期間:ベースラインからWeek 52まで]
18. 局所反応、特に注目すべき有害事象(AESI)、重篤な有害事象を含む、治験薬投与下で発現した有害事象(TEAE)を発現した被験者の割合
[評価期間:ベースラインからWeek 52まで]
フェーズ2: 少数の軽度な患者さんが対象
Lunsekimig(SAR443765)、プラセボ
なし、なし
サノフィ株式会社
東京都新宿区西新宿三丁目20番2号 東京オペラシティタワー
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