
この治験は、がん患者に新しい薬patritumab deruxtecanを投与することで、治療効果を確認するための試験です。患者のがんが進行している場合でも、治療が可能かどうかを調べるため、複数の医療機関で行われます。
男性・女性
18歳以上
上限なし
この治験は、介入研究のフェーズ2で行われています。対象疾患は局所進行又は転移性固形癌です。治験の主な評価方法は、前立腺癌を除く全てのコホートでは、治験責任医師による客観的奏効率(ORR)をRECIST v1.1基準に基づいて評価します。前立腺癌コホートでは、PSAが50%以上低下した参加者の割合(PSA50奏効率)を評価します。 第二の評価方法では、前立腺癌を除く全てのコホートでは、治験治療下で発現した有害事象(TEAE)やその他の安全性パラメータ、奏効期間、臨床的有用率、病勢コントロール率、奏効までの期間、無増悪生存期間、全生存期間などを評価します。前立腺癌コホートでは、治験治療下で発現した有害事象やその他の有効性パラメータ、病勢進行又は死因を問わない死亡、全生存期間、PSAの血清中濃度、最初の後続の抗がん治療又は死亡までの期間、最初の症状性骨関連事象までの期間などを評価します。PK評価項目やHER3タンパク質発現と有効性との相関も調査されます。
介入研究
・前立腺癌コホートを除く全てのコホート
RECIST v1.1 に基づく治験責任医師の判定による客観的奏効率(ORR)
・前立腺癌コホート
PSAが50%以上低下した参加者の割合(PSA50奏効率)
・前立腺癌コホートを除く全てのコホート
治験治療下で発現した有害事象(TEAE) 及びその他の安全性パラメータ, 奏効期間 (DoR), 臨床的有用率 (CBR), 病勢コントロール率 (DCR), 奏効までの期間 (TTR), 無増悪生存期間 (PFS), 全生存期間 (OS), PK評価項目 (HER3-DXdの血清中濃度及びPKパラメータ), HER3タンパク質発現と有効性との相関
・前立腺癌コホート
治験治療下で発現した有害事象(TEAE) 及びその他の有効性パラメータ, PCWG3基準に基づく治験責任医師の判定による病勢進行又は死因を問わない死亡 (rPFS), 全生存期間 (OS), PSAの血清中濃度 (PSA30奏効率), 最初の後続の抗がん治療又は死亡までの期間 (time to first subsequent anticancer therapy: TFST), 最初の症候性骨関連事象 (symptomatic skeletal-related event: SSRE) までの期間, PK評価項目(HER3-DXdの血清中濃度及びPKパラメータ), HER3タンパク質発現と有効性との相関
フェーズ2: 少数の軽度な患者さんが対象
Patritumab deruxtecan(HER3-DXd)
なし
第一三共株式会社
東京都品川区広町1-2-58
治験の詳細を確認し、患者の方に合致しているかを診断してください
ご確認後、連絡が適切だと判断された場合は上記のお問い合わせ情報から担当の方にご連絡ください
Kibou は治験の募集・情報提供をすることを目的としたプラットフォームです。 治験情報の提供や、被験者の募集について詳しい資料の請求はお問い合わせフォームからお問い合わせください。