医師主導治験

膝の痛みを改善するための自分自身の細胞を使った注射治療の効果と安全性を調べる試験

治験詳細画面

目的


この治験は、膝の痛みを引き起こす軟骨の減少に苦しむ患者に自分自身の幹細胞を注射することで、安全性と効果を検証するものです。治験の目的は、痛みを軽減することです。

対象疾患


変形性膝関節症
膝関節症

参加条件


募集中

この治験に参加するためには、20歳以上で、男性でも女性でも参加できます。参加するためには、以下の基準をすべて満たす必要があります。まず、治験に参加することに同意できる20歳以上の人が対象です。また、文書同意が取得できる人も対象です。さらに、X線検査で変形性膝関節症KL2またはKL3と診断された人、治験製品の投与30週前のMRI検査で算出された大腿骨後内側の軟骨の厚さが0.6 mm以上の人、膝に疼痛を有する人、登録前10年以内に変形性膝関節症の治療を目的としてヒアルロン酸注射剤が投与された経験がある人、変形性膝関節症を対象として3カ月以上の運動療法が施行された人が対象です。 一方、以下の項目のいずれかに該当する人は除外されます。プロトコル治療を予定する側の膝に手術や関節鏡検査の既往がある人、PRPや細胞注射を受けた人、直近3カ月のリハビリを含む保存治療で疼痛を含む臨床症状の改善に満足した人、膝内の引っかかり感で半月板手術を必要とする人、膝の不安定感で半月板手術を必要とする人、膝靭帯損傷などの明らかな膝の外傷歴のある人、MRI検査が不可能な理由がある人、局所麻酔薬、副腎皮質ステロイド剤、ヒアルロン酸製剤の関節内注射を施行された人、活動性の感染症に罹患している人、悪性腫瘍の既往が5年未満の人、または悪性腫瘍を有する疑いのある人、抗生物質に対して過敏症を有する人、動物由来原料に対するアレルギーのある人、血糖コントロール不良の糖尿病患者、ペースメーカーや除細動器などの植込み型心臓デバイスを使用している人、日常生活自立度が「準寝たきり」または「寝たきり」と判定された人、認知症など自己決定の困難な患者、妊婦、授乳婦および妊娠している可能性のある人、他の臨床試験に参加中の人、または治験責任医師または治験分担医師が不適当と認めた人です。また、プロトコル治療開始15週前の検査時に大腿骨後内側部の軟骨の厚さの減少が0.05 mm以下の人、治験製品の第1回投与前12週以内に他の臨床試験に参加した人、他の臨床試験に参加中の人、または本治験の参加中に他の臨床試験に参加する予定のある人も除外されます。

治験内容


この治験は、膝の関節が変形している病気を対象にしています。治療の効果を評価するために、治療を始める前と治療後30週間後にMRIという検査を行い、その結果から大腿骨の軟骨の厚さの変化を調べます。自分自身の細胞を使った治療と偽薬の治療の効果を比較します。

治験フェーズ

情報なし:

利用する医薬品等

利用する薬品情報はありません

実施組織


東京医科歯科大学病院

東京都文京区湯島1-5-45

お医者さまへ


治験の詳細を確認し、患者の方に合致しているかを診断してください

ご確認後、連絡が適切だと判断された場合は上記のお問い合わせ情報から担当の方にご連絡ください

治験を募集している方ですか?


Kibou は治験の募集・情報提供をすることを目的としたプラットフォームです。 治験情報の提供や、被験者の募集について詳しい資料の請求はお問い合わせフォームからお問い合わせください。