中等症から重症の活動性潰瘍性大腸炎患者におけるefavaleukin alfaの安全性及び有効性

治験

目的

本治験の主目的は、中等症から重症の活動性潰瘍性大腸炎(UC)患者における臨床寛解の誘導に対するefavaleukin alfaの効果を評価することである。12週間の寛解導入療法期間に、被験者を3用量のefavaleukin alfa又はプラセボのいずれかに無作為に割り付ける。12週間の寛解導入療法期間を完了した被験者は、投与継続が有益であると治験分担医師が判断した場合、最長40週間(合計最長52週間)の探索的長期投与期間に移行することができる。

基本情報

募集ステータス
募集中

対象疾患

フェーズ2

参加条件

性別

男性・女性


年齢

18歳 以上80歳 以下


選択基準

1. 試験特有の何らかの手順が開始される前に文書による同意が得られている患者。日本では、患者が同意説明文書への署名時点で20歳未満の場合(2022年4月1日以降は日本の成人年齢に達していない場合)、本人及びその代諾者の両方からの文書による同意を得るものとする。2. スクリーニング来院時の年齢が18歳以上80歳未満である患者。ただし、韓国ではスクリーニング来院時の年齢が19歳以上80歳未満である患者。3. 組入れの3カ月以上前に臨床的及び内視鏡的エビデンスによりUCの診断が確定され、病理組織学的検査報告書により裏付けられている患者。スクリーニング時に病理組織学的検査報告書が入手できない場合は、確認のため、スクリーニング期間中に追加の生検を治験実施施設での病理組織学的検査のために実施してもよい。4. modified Mayoスコアが5~9と定義される中等症から重症の活動性UCを有し、Day 1前に中央検査機関で読影した直腸S状結腸鏡検査の内視鏡サブスコアが2以上であり、かつサブスコアが1未満のものがない患者。5. 以下の記録がある患者。 - 全大腸炎の罹患期間が8年を超える被験者、左側大腸炎の罹患期間が12年を超える被験者又は原発性硬化性胆管炎を有する被験者については、Day 1来院の12カ月以内にサーベイランスの大腸内視鏡検査(治験実施施設の標準的方法に従って実施)を実施した記録。 - その他のすべての被験者については、最新の結腸直腸癌サーベイランス(実施国の標準に従って実施)の記録。原資料に大腸内視鏡検査の報告書がない被験者は、治験責任医師の判断で、本治験のスクリーニング内視鏡検査として直腸S状結腸内視鏡検査の代わりに大腸内視鏡検査を実施する。6. 少なくとも1種類の既存治療、生物学的製剤又は標的低分子薬(すなわちヤヌスキナーゼ[JAK]阻害薬)による治療で効果不十分、効果減弱又は忍容性不良が認められている患者。 1). 既存治療が奏効しなかった患者: - コルチコステロイド(コルチコステロイド抵抗性大腸炎患者:プレドニゾン換算で30 mg/日以上を2週間以上経口投与しても活動性UCの徴候及び/又は症状が認められる場合と定義、コルチコステロイド依存性大腸炎患者:コルチコステロイドの投与開始から3カ月以内にコルチコステロイドをプレドニゾン換算で10 mg/日未満に減量できず、活動性UCの徴候及び/又は症状が再発しない場合と定義、又はコルチコステロイドの投与終了後3カ月以内に再発した患者) - コルチコステロイド忍容性不良の既往(コルチコステロイド投与に伴うクッシング症候群、骨減少症/骨粗鬆症、高血糖、又は不眠症を含む精神神経系副作用など[ただし、これらに限定されない])を有する患者 - 免疫調節薬:以下のいずれかを治験実施施設で承認された用量で少なくとも3カ月間投与したにもかかわらず、活動性病変が持続している徴候及び/又は症状が認められる患者:経口アザチオプリン(1.5 mg/kg/日以上)若しくは6-メルカプトプリン(例:0.75 mg/kg/日以上)、チオグアニン代謝物検査により判断される治療域内の経口アザチオプリン又はチオグアニン代謝物検査により判断される治療域内の6-メルカプトプリン又はチオプリンとアロプリノールの併用 - 1種類以上の免疫調節薬忍容性不良の既往(悪心/嘔吐、腹痛、膵炎、肝機能検査値異常及びリンパ球減少を含むがこれらに限定されない)を有する患者及びUCの治療を適応とする生物学的製剤(抗TNF抗体、抗インテグリン抗体、IL-12/23拮抗薬)が奏効しなかった又は忍容性不良が認められた患者 2). 生物学的製剤又は標的低分子療法が奏効しなかった患者:UCに対する生物学的製剤療法(例:抗TNF抗体又はIL-12/23拮抗薬、抗インテグリン抗体)又は標的低分子療法(例:JAK阻害薬)で効果減弱又は忍容性不良が認められた患者。被験者をこのカテゴリーへの組入れの対象とするために用いた治療は、使用国において、使用時にUCの治療用に承認されているものでなければならない。被験者は以下の基準のいずれかを満たさなければならない。 - 効果不十分:承認された寛解導入用量での寛解導入療法にもかかわらず、使用時に添付文書に記載されていた活動性病変が持続している徴候及び症状 - 効果減弱:過去に臨床効果が認められた後、承認された維持投与期間中に活動性病変の徴候及び症状が再発(臨床効果が認められたにもかかわらず中止することは、UCに対する生物学的製剤療法又はJAK阻害薬が無効又は忍容性不良であるという意味ではない) - 忍容性不良:インフリキシマブ、アダリムマブ、ゴリムマブ、ベドリズマブ、ウステキヌマブ、トファシチニブ又は他の承認された生物学的製剤又はJAK阻害薬に対する忍容性不良の既往(薬剤の減量又は投与中止に至った、注入に伴う事象、脱髄、うっ血性心不全又は薬剤との因果関係を否定できないその他の有害事象を含むがこれらに限定されない)7. 以下のいずれかの治療を受けている場合、規定された期間にわたり一定の用量でなければならない。 - 5-アミノサリチル酸(ASA)、スクリーニング時の内視鏡検査前2週間以上にわたり一定用量 - 経口コルチコステロイド:プレドニゾン換算で20 mg/日以下で、スクリーニング時の内視鏡検査前2週間以上にわたり一定用量 - ブデソニド:徐放錠9 mg/日(ブデソニドMMX)、スクリーニング時の内視鏡検査前2週間以上にわたり一定用量 - 従来の免疫調節薬:アザチオプリン、6-メルカプトプリン、メトトレキサート、スクリーニング時の内視鏡検査前12週間以上にわたり一定用量


除外基準

1. クローン病、分類不能の炎症性腸疾患(indeterminate colitis)、顕微鏡的大腸炎、虚血性大腸炎の診断又はクローン病を示唆する臨床所見を有する患者。2.中毒性巨大結腸症、劇症大腸炎、腹腔内膿瘍又は小腸若しくは結腸内の狭窄のエビデンスを有する患者。3.腸切除又は腸若しくは腹腔内手術の既往を有する患者。4. T細胞除去薬(例:抗胸腺細胞グロブリン、Campath等)による治療を現在受けているか、スクリーニング前12カ月以内に受けていた患者。5. 規定の期間内に以下の処方された薬剤の投与又は療法のいずれかを受けた患者。 - スクリーニング時の直腸S状結腸検査前8週間未満の抗TNF抗体(例:インフリキシマブ、アダリムマブ、ゴリムマブ) - スクリーニング時の直腸S状結腸鏡検査前8週間未満の抗インテグリン抗体(例:ベドリズマブ) - スクリーニング時の直腸S状結腸鏡検査前8週間未満のIL-12/23拮抗薬(例:ウステキヌマブ) - スクリーニング時の直腸S状結腸鏡検査前4週間未満のJAK阻害薬(例:トファシチニブ) - スクリーニング時の直腸S状結腸鏡検査前8週間未満又は直腸S状結腸内視鏡検査のスクリーニング前の半減期の5倍未満のいずれか長い方の期間内に投与されたその他の市販承認された生物学的製剤又は標的低分子薬 - スクリーニング時の直腸S状結腸鏡検査前4週間未満の免疫調節薬(シクロスポリン経口投与、シクロスポリン静脈内投与、タクロリムス、シロリムス、ミコフェノール酸モフェチル、サリドマイドを含む) - スクリーニング時の直腸S状結腸鏡検査前8週間以内又はスクリーニング時の直腸S状結腸鏡検査前の半減期の5倍未満のいずれか長い方の期間内に実施された生物学的製剤の治験薬投与 - スクリーニング時の直腸S状結腸鏡検査前2週間未満にアフェレーシス(例:アダカラムアフェレーシス)を実施した患者

治験内容

介入研究


主要結果評価方法

1. Week 12での臨床的寛解した被験者数[Week 12]


第二結果評価方法

1. Week 12での臨床的反応した被験者数[Week 12]2. Week 12での内視鏡的寛解した被験者数[Week 12]3. Week 12での症候性寛解した被験者数[Week 12]4. Week 12での内視鏡的寛解と結腸組織の組織学的寛解の併合した被験者数[Week 12]5. Geboesスコアを指標としたWeek 12での組織学的スコアのベースラインから臨床的に有意な変化が見られた被験者数[ベースラインからWeek 12]6. 試験治療下で発現した有害事象を1回以上発現した被験者数[最長58週間]

利用する医薬品等

一般名称

Efavaleukin alfa(AMG 592)


販売名

なし