進行メチルチオアデノシンホスホリラーゼ(MTAP)欠損固形癌患者を対象としたAMG 193、タンパク質アルギニンメチルトランスフェラーゼ5(PRMT5)阻害薬の単剤投与及びドセタキセルとの併用投与

治験

目的

本治験のパート1及びパート2の主要目的は、転移性又は局所進行性のメチルチオアデノシンホスホリラーゼ(MTAP)欠損固形癌を有する成人患者を対象に、AMG 193単独投与又はドセタキセルとの併用投与の安全性及び忍容性を評価し、最大耐量(MTD)又は第II相試験I相試験I相試験推奨用量(RP2D)を決定することである。本治験のパート3の主要目的は、化学療法及び/又はprogrammed death-1/ligand 1(PD-1/L1)阻害剤による前治療を受けた転移性又は局所進行性のMTAP非小細胞肺癌(NSCLC)を有する成人患者を対象にAMG 193の客観的奏効率(ORR)を評価することである。

基本情報

募集ステータス
募集中

対象疾患

フェーズ1

参加条件

性別

男性・女性


年齢

18歳 以上100歳 以下


選択基準

1. 試験特有の何らかの手順が開始される前に文書による同意が得られている患者2. 18歳以上の患者3. 腫瘍組織におけるサイクリン依存性キナーゼ阻害因子2A(CDKN2A)(欠損)及び/又はメチルチオアデノシンホスホリラーゼ(MTAP)(欠損)のホモ接合性欠損又はMTAP発現消失の証拠を有する患者4. 手術及び/又は放射線による根治的治療の適応とならない組織学的に確認された転移性又は局所進行性の固形癌の患者5. 経口投与治験薬の飲込み及び保管が可能で、治験薬の服薬遵守を毎日記録する意思がある患者6. 固形がんの治療効果判定規準v1.1(RECIST v1.1)で定義された測定可能病変を有する患者7. 米国東海岸がん臨床試験グループ(ECOG)パフォーマンスステータスが0~1の患者8. 治験実施施設の検査による適切な造血機能を有する患者9. 治験実施施設の検査による適切な腎機能を有する患者10. 治験実施施設の検査により血糖コントロールが適切な患者(パート1のみ)11. 治験実施施設の検査による適切な肝機能を有する患者12. 凝固パラメータが適切な患者13. 適切な肺機能を有する患者14. 適切な心機能を有する患者15. 治験責任医師の判断により12週間を超える余命が期待される患者16. 保存腫瘍組織が入手可能でなければならない


除外基準

1. 脳以外の腫瘍からの脊髄圧迫又は活動性の脳転移又は軟膜髄膜疾患を有する患者2. 原発性脳腫瘍が認められる患者3. 血液学的悪性腫瘍又はリンパ腫が認められる患者4. 過去2年以内に他の悪性腫瘍の既往歴を有する患者5. 肺疾患のエビデンスが認められる患者6. 活動性感染を有する患者7. 動脈血栓症の既往歴を有する患者8. 心筋梗塞及び/又は症候性うっ血性心不全不安定狭心症又は不整脈を有する患者9. 消化管疾患を有する患者10. 固形臓器移植の既往歴を有する患者11. 先天性QT短縮症候群の診断を受けた患者12. メチオニンアデノシルトランスフェラーゼ2α(MAT2A)阻害薬又はタンパク質アルギニンメチルトランスフェラーゼ5(PRMT5)阻害薬による治療歴を有する患者13. 骨髄の25%超に放射線照射を受けたことがある患者14. 過去の抗癌治療による毒性から回復していない患者15. 現在他の治験用医療機器又は治験薬により治療中の患者16. ヒト免疫不全ウイルス検査が陽性であることが確認されている患者17. B型肝炎又はC型肝炎感染症が認められる患者18. 妊娠の可能性のある女性で、妊娠検査で陽性となった患者

治験内容

介入研究


主要結果評価方法

1. パート1及び2:用量制限毒性(DLT)が発現した被験者数[28日間]2. パート1及び2:試験治療下で発現した有害事象(TEAE)が発現した被験者数[最長約2年間] 有害事象(AE)とは、治験薬との因果関係の有無にかかわらず、被験者に生じたあらゆる好ましくない医療上のできごとと定義する。TEAEとは、被験者が治験薬の投与を受けた後に発現したあらゆる事象である。バイタルサイン、心電図(ECG)及び臨床検査値の臨床的に重要な変化はTEAEとして記録する。重篤なAE(SAE)は、以下の重篤基準の1つ以上に該当する事象と定義する。: - 死に至るもの(死亡) - 入院又は入院期間の延長が必要となるもの - 永続的又は顕著な障害・機能不全に陥るもの - 先天性異常・先天性欠損を来すもの - その他の医学的に重要な重篤な事象3. パート3:客観的奏効率(ORR)[最長約2年間]


第二結果評価方法

1. パート1及び2:AMG 193の最高血中濃度(Cmax)[サイクル1のDay 1からサイクル5のDay 1の投与前(パート1 1サイクル=28日、パート2 1サイクル=21日)]2. パート1及び2:AMG 193の最高血中濃度到達時間(Tmax)[サイクル1のDay 1からサイクル5のDay 1の投与前(パート1 1サイクル=28日、パート2 1サイクル=21日)]3. パート1及び2:AMG 193の血漿中濃度-時間曲線下面積(AUC)[サイクル1のDay 1からサイクル5のDay 1の投与前(パート1 1サイクル=28日、パート2 1サイクル=21日)]4. パート2のみ:ドセタキセルの最高血中濃度(Cmax)[サイクル1のDay 1からサイクル5のDay 1の投与前(1サイクル=21日)]5. パート2のみ:ドセタキセルの最高血中濃度到達時間(Tmax)[サイクル1のDay 1からサイクル5のDay 1の投与前(1サイクル=21日)]6. パート2のみ:ドセタキセルの血漿中濃度-時間曲線下面積(AUC)[サイクル1のDay 1からサイクル5のDay 1の投与前(1サイクル=21日)]7. パート1及び2:客観的奏効率(ORR)[最長約2年間]8. パート1、2及び3:病勢コントロール率(DCR)[最長約2年間]9. パート1、2及び3:奏効期間(DoR)[最長約2年間]10. パート1、2及び3:奏効までの期間(TTR)[最長約2年間]11. パート1、2及び3:安定(SD)期間[最長約2年間]12. パート1、2及び3:無増悪生存期間(PFS)[最長約2年間]13. パート1、2及び3: 全生存期間(OS)[最長約2年間]14. パート3のみ:試験治療下で発現した有害事象(TEAE)が発現した被験者数[最長約2年間] 有害事象(AE)とは、治験薬との因果関係の有無にかかわらず、被験者に生じたあらゆる好ましくない医療上のできごとと定義する。TEAEとは、被験者が治験薬の投与を受けた後に発現したあらゆる事象である。バイタルサイン、心電図(ECG)及び臨床検査値の臨床的に重要な変化はTEAEとして記録する。重篤なAE(SAE)は、以下の重篤基準の1つ以上に該当する事象と定義する。: - 死に至るもの(死亡) - 入院又は入院期間の延長が必要となるもの - 永続的又は顕著な障害・機能不全に陥るもの - 先天性異常・先天性欠損を来すもの - その他の医学的に重要な重篤な事象

利用する医薬品等

一般名称

AMG 193、ドセタキセル


販売名

なし、タキソテール