GSK4532990という薬の効果と安全性を非アルコール性脂肪肝炎患者に対して評価するための第IIb相試験を行います。
男性・女性
18歳以上
75歳以下
この治験は、非アルコール性脂肪肝炎という病気を対象に行われています。治験の目的は、肝線維化ステージF3のNASH患者を対象に、肝の状態を改善することです。具体的には、肝線維化の改善やNASHの悪化を防ぐことが主な目標となっています。治験では、患者の肝の状態を評価するために様々な検査や評価方法が用いられます。また、治験薬の効果や安全性も調査されます。治験の結果は、新しい治療法の開発や患者の治療に役立つことが期待されています。
介入研究
肝線維化ステージF3(bridging fibrosis)のNASH患者を対象に、以下の2 つの評価項目のいずれか(又は両方)を達成した場合に、主要目的が達成される。
・52 週時に組織学的な肝線維化[Clinical Research Network(CRN)肝線維化スコア]の1 段階以上の改善を達成し、かつNASH の悪化が認められない[NAFLD Activity Score(NAS)の「肝脂肪化」、「肝細胞風船様変性」、「炎症」のいずれの項目のスコアも増加なしと定義]被験者の割合※1。
・52 週時にNASH の改善を達成し、かつ肝線維化の悪化が認められない(CRN 肝線維化スコアの増加なしと定義)被験者の割合※1。NASHの改善は、肝細胞風船様変性スコアが0、かつ炎症スコアが0~1 と定義。
※1 24週時の前に治験薬が投与中止されていない場合
・肝線維化ステージF3及びF4のNASH患者(併合コホート)を対象に、52週時に組織学的な肝線維化[Clinical Research Network(CRN)肝線維化スコア]の1段階以上の改善を達成し、かつNASHの悪化が認められない[NAFLD Activity Score(NAS)の「肝脂肪化」、「肝細胞風船様変性」、「炎症」のいずれの項目のスコアも増加なしと定義]被験者の割合※1。
・肝線維化ステージF3及びF4のNASH患者(併合コホート)を対象に、52週時にNASHの改善を達成し、かつ肝線維化の悪化が認められない(CRN肝線維化スコアの増加なしと定義)被験者の割合※1。NASHの改善は、肝細胞風船様変性スコアが0、かつ炎症スコアが0~1と定義。
・肝線維化ステージF3のNASH患者及びF3、F4のNASH患者(併合コホート)を対象に、24週時及び52週時のIII型コラーゲンN末端プロペプチド(Pro-C3)のベースラインからの変化。
・肝線維化ステージF3のNASH患者及びF3、F4のNASH患者(併合コホート)を対象に、24週時及び52週時のMagnetic resonance imaging-proton density fat fraction(MRI-PDFF)による肝脂肪量のベースラインからの変化。
・肝線維化ステージF3のNASH患者及びF3、F4のNASH患者(併合コホート)を対象に、24週時及び52週時のvibration-controlled transient elastography(VCTE™)による肝硬度測定値(LSM)のベースラインからの変化。
・肝線維化ステージF3のNASH患者及びF3、F4のNASH患者(併合コホート)を対象に、24週時及び52週時のEnhanced Liver Fibrosis(ELF™)スコア及び各要素[ヒアルロン酸(HA)、III型プロコラーゲンアミノ末端プロペプチド(PIIINP)、組織メタロプロテアーゼ阻害物質1(TIMP-1)]のベースラインからの変化。
・肝線維化ステージF3のNASH患者及びF3、F4のNASH患者(併合コホート)を対象に、24週時のMRI-PDFFによる肝脂肪量がベースラインから30%以上の減少を達成した被験者の割合。
・肝線維化ステージF3のNASH患者及びF3、F4のNASH患者(併合コホート)を対象に、52週時のMRI-PDFFによる肝脂肪量がベースラインから30%以上の減少を達成した被験者の割合。
・肝線維化ステージF3のNASH患者及びF3、F4のNASH患者(併合コホート)を対象に、24週時及び52週時のアラニンアミノトランスフェラーゼ(ALT)、アスパラギン酸アミノトランスフェラーゼ(AST)及びγ-グルタミルトランスフェラーゼ(GGT)のベースラインからの変化。
・肝線維化ステージF3及びF4のNASH患者及び併合コホートを対象に、臨床評価(以下を含むが、これらに限らない)。
・有害事象及び重篤な有害事象の発現
・各来院時のバイタルサインのベースラインからの変化
・各来院時の主要な臨床検査値のベースラインからの変化
・肝線維化ステージF3及びF4のNASH患者及び併合コホートを対象に、GSK4532990の血漿中PKパラメータ:時間0(投与前)から最終定量可能時点までの血漿中濃度‐時間曲線下面積(AUC0-t)、最高血漿中濃度(Cmax)、最高血漿中濃度到達時間(Tmax)、消失半減期(t1/2)、見かけのクリアランス(CL/F)、終末相における見かけの分布容積(Vz/F)。
・肝線維化ステージF3及びF4のNASH患者及び併合コホートを対象に、GSK4532990に対する抗薬物抗体(ADA)の発現。
※1 24週時の前に治験薬が投与中止されていない場合
フェーズ2: 少数の軽度な患者さんが対象
GSK4532990
なし
グラクソ・スミスクライン株式会社
東京都港区赤坂1-8-1赤坂インターシティAIR
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