この治験に参加できる人は、18歳以上の成人患者で、ウイルス性肺感染症で入院している人です。また、低酸素血症を持っている人も参加できます。低酸素血症とは、血液中の酸素が不足している状態で、SpO2が90%以下、または92%以下かつ胸部X線やCTスキャンで肺に浸潤が見られるか、呼吸が困難な状態にある人です。ただし、真菌や寄生虫による肺への感染、肺外傷害、ECMOを実施中の人は参加できません。
この治験は、ウイルス性肺感染症の治療について研究するものです。治験のタイプは「介入研究」で、フェーズ3に進んでいます。主な目的は、酸素投与が必要な患者さんを対象に、新しい治療法「tozorakimab」が、通常の治療法に追加された場合に、28日以内の死亡や人工呼吸器や人工心肺装置(ECMO)の使用が必要になる割合を減らすことです。治験に参加する患者さんは、プラセボ(偽薬)とtozorakimabを比較して、効果を評価します。
介入研究
Day28までに死亡又はIMV/ECMOに進行した被験者の割合
酸素投与が必要なウイルス性肺感染症を有する被験者を対象に、Day28までの死亡又はIMV/ECMOへの進行の予防を指標として、標準治療に追加したときのtozorakimabの効果をプラセボとの比較により評価する。
フェーズ3: 多くの実際の患者さんが対象
Tozorakimab
なし
アストラゼネカ株式会社
大阪府大阪市北区大深町3番1号
治験の詳細を確認し、患者の方に合致しているかを診断してください
ご確認後、連絡が適切だと判断された場合は上記のお問い合わせ情報から担当の方にご連絡ください
Kibou は治験の募集・情報提供をすることを目的としたプラットフォームです。 治験情報の提供や、被験者の募集について詳しい資料の請求はお問い合わせフォームからお問い合わせください。