KRAS G12D変異を持つ固形がん患者を対象に、新しい薬LY3962673の効果を調査するための第Ia/Ib相試験を行います。
参加条件は以下の通りです。 - 年齢が18歳以上であれば、どなたでも参加可能です。 - 男性・女性どちらでも参加できます。 - 対象となるのは、がんが進行しており、手術できないか転移している患者さんです。がんの進行具合は特定の基準に基づいて測定可能である必要があります。 - 特定の遺伝子異常(KRAS G12D変異)が見られるか、特定のがん治療の歴がある方が対象となります。 - 治療前の状態が比較的良好であることが必要です。 - ただし、特定の状態(中枢神経系転移や心臓疾患など)がある方は参加できません。 以上が参加条件となります。
この治験は、膵管腺癌、非小細胞肺癌、大腸癌という病気に対する新しい治療法を研究するものです。治験はフェーズ1という段階で行われており、治験責任医師が治験薬の投与に関連して起こる副作用や重篤な有害事象を評価します。また、治験では用量制限毒性や治療効果なども評価され、最長で5年間の期間で行われます。治験の結果は、新しい治療法の有効性や安全性を評価するために重要な情報となります。
介入研究
治験責任(分担)医師が治験薬投与に関連しているとみなした 1 つ以上のTreatment-emergent adverse event (TEAE) および重篤な有害事象 (SAE) のあった被験者数
TEAE、SAE、およびその他の重篤でない有害事象 (AE) の概要は、因果関係に関係なく、Reported adverse events moduleで報告される
[ 時間枠: ベースラインから 5年間]
【第1a相】
・用量制限毒性(DLT)が観察された被験者数
[時間枠:LY3962673治療の最初の28日サイクル中]
・DLT相当の毒性が観察された被験者数
[時間枠:LY3962673治療の最初の28日サイクル中]
【第1b相】
.奏効率(ORR)
固形がんの治療効果判定のための新ガイドラインRECIST v1.1に沿った治験責任(分担)医師評価に基づくORR【時間枠:最長約5年】
・最良総合効果(BOR)
RECIST v1.1に沿った治験責任(分担)医師評価に基づくBOR
【時間枠:最長約5年】
・奏効期間(DOR)
RECIST v1.1に沿った治験責任(分担)医師評価に基づくDOR 【時間枠:最長約5年】
・奏効までの期間(TTR)
RECIST v1.1に沿った治験責任(分担)医師評価に基づくTTR【時間枠:最長約5年】
・病勢コントロール率(DCR)
RECIST v1.1に沿った治験責任(分担)医師評価に基づくDCR【時間枠:最長約5年】
フェーズ1: 健康な成人が対象
LY3962673
なし
日本イーライリリー株式会社
兵庫県神戸市中央区磯上通5-1-28
治験の詳細を確認し、患者の方に合致しているかを診断してください
ご確認後、連絡が適切だと判断された場合は上記のお問い合わせ情報から担当の方にご連絡ください
Kibou は治験の募集・情報提供をすることを目的としたプラットフォームです。 治験情報の提供や、被験者の募集について詳しい資料の請求はお問い合わせフォームからお問い合わせください。