
治験の目的は、ALSという病気の患者に対して、ボスチニブという薬の安全性を調べることです。具体的には、ボスチニブの異なる用量(100mg、200mg、300mg、または400mg)を使って、どのくらいの量が安全に使えるかを確認します。これにより、今後の治療に適した用量を決めることを目指しています。
男性・女性
20歳以上
79歳以下
治験コーディネーターとして、治験の内容をわかりやすく説明しますね。 ### 研究の目的 この治験は、特定の薬(ボスチニブ)が筋萎縮性側索硬化症(ALS)という病気にどのように影響するかを調べるためのものです。 ### 研究の種類 この研究は「介入研究」と呼ばれています。これは、特定の治療法を患者に試して、その効果や副作用を観察する研究です。 ### 治験の段階 この治験は「フェーズ1」と呼ばれる初期の段階です。この段階では、主に薬の安全性や副作用を確認することが目的です。 ### 対象となる病気 この治験では、筋萎縮性側索硬化症(ALS)という神経の病気を持つ患者さんが対象です。この病気は、筋肉が弱くなり、動かしにくくなる病気です。 ### 主要な評価方法 治験では、ボスチニブという薬を投与した後、4週間と12週間の時点で、どのくらいの副作用が出るか(用量制限毒性)を確認します。これは、薬がどれだけ安全かを知るための重要なポイントです。 ### 副次的な評価方法 また、治験中に以下のことも調べます: - 薬の副作用(体にどんな影響があるか) - 血液検査の結果 - 血圧や脈拍、体温などの基本的な健康状態 - 心電図(心臓の状態を調べる検査) - 胸部X線(肺や心臓の状態を調べる検査) ### 探索的評価項目 さらに、以下のことも調べます: - ALSの重症度を示すスコアの変化 - 肺の機能(%FVC)や握力の変化 - 血液中の特定の物質(ニューロフィラメント)の変化 この治験は、ALSの治療に向けた新しい薬の効果や安全性を理解するための重要なステップです。参加することで、将来的に同じ病気を持つ他の患者さんの助けになるかもしれません。興味があれば、ぜひ詳しくお話ししましょう。
介入研究
ボスチニブ投与開始後4週間および全投与期間(12週間)における用量制限毒性(DLT)
副次評価項目:有害事象、臨床検査値異常、バイタルサイン(血圧、脈拍数、体温)、心電図(ECG)、胸部X線検査所見
探索的評価項目:
・ALSFRS-Rの合計点数およびALSの重症度のベースラインからの変化量、%FVCおよび握力のベースラインからの変化量
・血液中ニューロフィラメントLおよびリン酸化ニューロフィラメントHの治験薬投与前後の変化量
フェーズ1: 健康な成人が対象
ボスチニブ
ボシュリフ
京都大学
京都府京都市左京区聖護院川原町53
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