企業治験
進行性小細胞肺がんの初期治療に、BMS-986012と抗がん剤カルボプラチン、エトポシド、ニボルマブを併用する治験
目的
この治験は、新たに診断された肺がん患者に対して、新しい薬BMS-986012を他の治療法と併用することが安全であり、効果的であるかどうかを調べるものです。また、この併用療法が、従来の治療法よりも病気の進行を遅らせることができるかどうかも調べます。
対象疾患
参加条件
この治験に参加できる人は、18歳以上で男性でも女性でも構いません。ただし、進行した小細胞肺がんを持っている人に限ります。また、治験に参加する人は、腫瘍サンプルを提出する必要があります。さらに、健康状態が良く、血液や臓器の機能が正常であることが必要です。避妊法に関する指示に従うことにも同意する必要があります。一方、妊娠中や授乳中の女性、治療歴のある限局型SCLC患者、脳転移や中枢神経系の病気を持っている人、自己免疫疾患や炎症性疾患を持っている人などは、治験に参加できません。
治験内容
この治験は、進行した小細胞肺がんの治療法を開発するためのものです。フェーズ2と呼ばれる段階で、治験の主な目的は、治療によって引き起こされる有害事象や重篤な有害事象、中止に至った有害事象、死亡率などを調べることです。また、治療の効果を判定するために、固形がんの治療効果判定のためのガイドラインを用いた検査を行います。さらに、治療の効果を評価するために、無増悪生存率、客観的奏効率、全生存期間などを調べます。治験に参加する人たちには、2年間から3年間の期間で検査を受けてもらいます。また、治療によって引き起こされる特異的抗薬物抗体の有無も調べます。
AI 要約前の参加条件
介入研究
主要結果評価方法
- 有害事象(AE)の発現率 [期間:2年間と100日まで]
- 重篤な有害事象(SAE)の発現率[期間:2年間と128日まで]
- 中止に至った有害事象の発現率[期間:2年間と128日まで]
- 死亡率 [期間:2年間と128日まで]
- 固形がんの治療効果判定のためのガイドライン(RECIST) v1.1基準を用いた盲検下独立中央判定委員会(BICR)の判定によるPFS
第二結果評価方法
- 無増悪生存率 (PFSR) [期間:6ヵ月及び12ヵ月]。RECIST v1.1基準を用いたBICRの判定によるPFS。
-RECIST v1.1基準を用いた治験責任(分担)医師の判定によるPFS。 [期間:2年間]
- PFSR [期間:6ヵ月及び12ヵ月]。RECIST v1.1基準を用いた治験責任(分担)医師の判定によるPFS。
- RECIST v1.1基準に基づく客観的奏効率(ORR) [期間:2年間]
- RECIST v1.1基準に基づく奏効までの期間(TTR) [期間:2年間]
- RECIST v1.1基準に基づく奏効期間 (DOR) [期間:2年間]
- 全生存期間 (OS) [期間:3年間]。投与群毎。
- 全生存率 (OSR)[期間:3年間]。投与群毎。
- BMS-986012に対する特異的抗薬物抗体(ADA)の有無の評価に基づく、BMS-986012の免疫原性(すなわち、ADA陽性の発現率)。 [期間:2年間]
治験フェーズ
フェーズ2: 少数の軽度な患者さんが対象
利用する医薬品等
一般名称
BMS-986012
販売名
なし
実施組織
ブリストル・マイヤーズ スクイブ株式会社
東京都千代田区大手町一丁目2 番1 号
同じ対象疾患の治験
お医者さまへ
治験の詳細を確認し、患者の方に合致しているかを診断してください
ご確認後、連絡が適切だと判断された場合は上記のお問い合わせ情報から担当の方にご連絡ください
治験を募集している方ですか?
Kibou は治験の募集・情報提供をすることを目的としたプラットフォームです。 治験情報の提供や、被験者の募集について詳しい資料の請求はお問い合わせフォームからお問い合わせください。