RET融合遺伝子陽性の非小細胞肺癌、甲状腺髄様癌、及びRET活性が亢進したその他の癌を含む進行固形癌患者を対象としたLOXO-292経口剤の第I/II相試験
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同じ対象疾患の治験
(82件)- ・腫瘍組織にアクショナブルゲノム変化(感受性EGFR 変異、ALK 及びROS1 再構成を含む)が認められないステージIIIB、IIIC、若しくはIVのNSCLC の成人患者に対する一次治療として、Dato-DXd とデュルバルマブ及びカルボプラチンの併用療法の有効性及び安全性を、ペムブロリズマブと組織型に応じた白金製剤を含む化学療法の併用療法と比較する第III 相、ランダム化、非盲検、多施設国際共同試験
- ・LTK融合遺伝子陽性の進行非小細胞肺癌を対象としたロルラチニブの第II相試験
- ・PD-L1高発現を伴うEGFR遺伝子エクソン19欠失変異陽性進行・再発非小細胞肺がんに対するラムシルマブとエルロチニブ併用療法の有効性と安全性に関する第 II 相試験
- ・PD-1経路阻害薬の血液検体による効果予測因子および予後因子に関する多機関共同探索的研究
- ・EGFR遺伝子変異陽性非小細胞肺癌に対するオシメルチニブ単剤療法継続中の残存病変への地固め放射線療法のランダム化第II相試験(ORIHALCON trial/WJOG13920L)
参加条件
性別
男性・女性
年齢
18歳 以上上限なし
選択基準
第I相(用量漸増及び日本での推奨用量確認)パート1. 局所進行又は転移性固形癌の患者。2. RET阻害活性を有するMKIによる前治療があってもよい。3. 治験開始当初はRET遺伝子の変化が陽性を要件としない。適切なPKが到達された後、臨床評価として実施される分子アッセイによって同定されるRET遺伝子の変化のエビデンスが、腫瘍中又は血液中に認められる患者。4. 腫瘍の種類に応じたRECIST 1.1又はRANOによって判定された測定可能又は測定不能病変を有する患者。5. Eastern Cooperative Oncology Group(ECOG)パフォーマンスステータスのスコアが0、1又は2(16歳以上)、又はLanskyパフォーマンススコア(LPS)が40%以上(16歳未満)で、治験薬の初回投与前2週間に急激な悪化がみられなかった患者。6. 余命が3ヵ月以上と予想される患者。7. 適切な血液学的状態を有する患者。8. 適切な肝機能を有する患者。9. 適切な腎機能を有する患者。第II相(拡大)パート1. コホート1及び3:標準治療が無効又は標準治療を忍容しない;コホート2及び4:標準的なファーストライン療法の経験がない。2. コホート1~4への登録は、RET遺伝子の変化のエビデンスが腫瘍中(すなわち、血液中のみではない)に認められる患者に制限する。ただし、MTC 患者で腫瘍組織検査の結果が得られない場合には、RET遺伝子変異に関してgermline DNA検査陽性は許容される。3. コホート1~4:腫瘍の種類に応じたRECIST 1.1又はRANOで規定された測定可能病変で、放射線未照射の病変を1つ以上有する患者。
除外基準
1. 第II相コホート1~4では、selpercatinibに対する耐性を引き起こす可能性が証明された発癌性ドライバー遺伝子変異を有する患者。2. 第II相コホート1~5:選択的RET阻害剤(治験薬を含む)の前治療を受けた患者。3. Selpercatinibの投与開始予定前に、他の治験薬又は抗癌剤治療(化学療法薬、生物学的製剤、免疫療法薬、抗癌漢方薬又はその他の抗癌ハーブ療法薬を含む)を、その5半減期以内又は2週間以内(いずれか短い方)に受けた患者。また、他の開発中の抗腫瘍療法の併用は禁止する。4. Selpercatinibの投与開始予定前2週間以内に大手術(血管アクセスの留置を除く)を受けた患者。5. 治験薬の初回投与前1週間以内に、緩和目的で照射野を限定して放射線療法を実施した患者。骨髄の30%超又は広範な照射野に対して放射線療法を実施した患者では、治験薬の初回投与の4週間前までに完了している場合を除く。
治験内容
介入研究
主要結果評価方法
第I相:最大耐量(MTD)/第II相推奨用量(RP2D)第II相:腫瘍の種類に応じたRECIST 1.1又はRANOに基づく独立評価委員会(IRC)判定によるORR
第二結果評価方法
第I相:・TEAE及び重篤な有害事象(SAE)の頻度・血漿中のselpercatinib濃度及びPKパラメータ・腫瘍の種類に応じたRECIST 1.1又はRANOに基づくORR。第II相:・抗腫瘍活性/臨床的ベネフィットのパラメータ:ORR(治験責任医師の判定による)、腫瘍サイズのベースラインからの最良変化(IRC及び治験責任医師の判定による)、DOR(IRC及び治験責任医師判定による)、CNSのORR(IRCの判定による)、CNSのDOR(IRCの判定による)、何らかの効果及び最良効果発現までの期間(IRC及び治験責任医師の判定による)、CBR(IRC及び治験責任医師の判定による)、PFS(IRC及び治験責任医師の判定による)、OSなど。・TEAE及びSAEの頻度・血漿中のselpercatinib濃度及びPKパラメータ
利用する医薬品等
一般名称
セルペルカチニブ
販売名
レットヴィモ
組織情報
同じ対象疾患の治験
(82件)- ・腫瘍組織にアクショナブルゲノム変化(感受性EGFR 変異、ALK 及びROS1 再構成を含む)が認められないステージIIIB、IIIC、若しくはIVのNSCLC の成人患者に対する一次治療として、Dato-DXd とデュルバルマブ及びカルボプラチンの併用療法の有効性及び安全性を、ペムブロリズマブと組織型に応じた白金製剤を含む化学療法の併用療法と比較する第III 相、ランダム化、非盲検、多施設国際共同試験
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- ・PD-1経路阻害薬の血液検体による効果予測因子および予後因子に関する多機関共同探索的研究
- ・EGFR遺伝子変異陽性非小細胞肺癌に対するオシメルチニブ単剤療法継続中の残存病変への地固め放射線療法のランダム化第II相試験(ORIHALCON trial/WJOG13920L)