この治験は、標準治療が効かないHER2遺伝子変異陽性の進行・再発がん患者に対して、新しい治療法であるMobocertinibとT-DM1を併用した治療の安全性と有効性を調べるものです。
この治験に参加するための条件は、18歳以上で男性または女性であること、自分自身で治験に参加することを決め、文書による同意を得ていること、進行・再発したがんで、標準治療に対して効果がなかったり、標準治療がない場合、またはHER2遺伝子変異陽性のがんであること、治験に参加するために必要な臓器機能を持っていること、心臓の機能が正常であること、治験に参加することが安全であることが確認された患者であることです。ただし、過去にHER2標的療法の投与歴がある、脳転移や髄膜播種がある、心臓疾患や肺疾患がある、薬剤に対する過敏症がある、精神疾患がある、治験に参加することが安全でないと判断された患者は参加できません。
この治験は、がんの一種である固形癌を対象に行われます。フェーズ1という段階で行われる治験で、主な評価方法は奏効割合というものです。これは、治療が効果を発揮した割合を主治医が判定することで評価します。また、病勢コントロール割合や生存期間、治療成功期間など、様々な評価方法があります。治験の安全性も確認されます。
フェーズ1: 健康な成人が対象
モボセルチニブ、トラスツズマブエムタンシン(遺伝子組換え)
EXKIVITY(USA)、カドサイラ
近畿大学病院腫瘍内科
大阪府大阪市浪速区元町1-5-7
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